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◆なぜ、フレームワークの使い方がうまい人と下手な人がいるのか
フレームワークを使ったことがないくらいフレームワークという考え方は普及してきました。フレームワークを取り入れることはそんなに難しいことではありません。そしてフレームワークを使って考えることにより、答えを出すことができます。
例えば、もっともポピュラーなフレームワークである3C分析では、マーケティングでの目的と、顧客・自社・競合の分析方法顧客・自社・競合を分析するわけですが、戦略を考える際にこの3つの視点を持つというのは答えを得るために非常に役立ちます。
一方で、同じフレームワークを使っても、結果が異なることは珍しくありません。3C分析などのその典型です。使う人によって分析の結果が異なることはよくあることです。
これは多くのフレームワークは正解がない問題を解くために役だっているわけですから、ある意味で当たり前だといえますが、問題は、フレームワークを使うことがうまい人やチームと、下手な人の間にどのような違いがあるかです。
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◆コンセプチュアルスキルが向上しない
コンセプチュアルスキルが注目されるようになって、さまざまな取り組みをする企業が出てきていますがが、なかなか、思ったように変わらないという悩みを耳にすることが少なくありません。
今回のコラムはこの問題を考えてみたいと思います。
コンセプチュアルスキルがなかなか向上しないという理由は2つに分けて考えることができます。一つは、本質をうまく見つけられないことで、もう一つは問題の本質は適切に見極めることができるのですが、それが行動につながらないというケースです。
好川哲人
技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。
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