コンセプチュアルスキル入門 Feed

2019年11月 7日 (木)

【コンセプチュアルスキル入門】第13回 本質を具体化する

バックナンバー https://mat.lekumo.biz/ppf/conceptual_skill/
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◆本質に「本当に正解はないのか」
 
前回は本質要求の洞察について考えました。その最後に本質に正解はあっても分からないと書いたことに関して、「本当に正解はないのか」という質問を頂きました。この意味合いは
「正解はたぶんある、しかし、それは結果論であって事前には分からない」
という意味です。
 
本質や本質要求という言葉から、問題の本質はという問いに対して、考えれば正解にたどり着くことができると考える人も少なくないと思いますが、著者の考えとしてはそのような意味での正解は分からないというものです。
 
評論家的にいえば、本質は何かという問いに対して、正解だと思えることを指摘することはできます。しかし、それはあくまでも評論家的なものだと思います。今回の話題はそのあたりのところに踏み込みたいと思います。
 

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2019年10月16日 (水)

【コンセプチュアルスキル入門】第12回 本質要求を洞察する

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◆コンセプチュアルスキルの3大課題
 
コンセプチュアルスキルが重視されている3大理由は
 
・本質的な問題を洞察し、解決する
・本質的な要求を洞察し、対応する
・未来を洞察し、対応する
 
の3つだといえます。これまでの解説は、問題を意識して行ってきましたが、ここで、要求や未来の洞察についても少し触れておきたいと思います。
 
もちろん、これらにおいても、本質を洞察することがベースになることは変わりませんので、コンセプチュアルスキルでこんなこともできるということを感じて頂ければと思います。
まずは、要求の洞察から考えてみます。
 

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2019年9月19日 (木)

【コンセプチュアルスキル入門】第11回 洞察へアプローチ~常に前提を意識する

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Zentei

◆はじめに
前々回からは洞察への3つのアプローチとして
(1)概念と形象を行き来する思考
(2)立ち位置を変えて目的を考える
(3)常に前提を意識する
があることを説明し、これまでに(1)(2)を説明してきました。
 
今回は3つ目の「常に前提を意識する」について説明したいと思います。

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2019年8月 2日 (金)

【コンセプチュアル講座コラム】マネジメントとコンセプチュアルスキルの関係

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コンセプチュアルスキルへの関心が高まってきています。

コンセプチュアルスキルは、ロバート・L・カッツが「スキル・アプローチによる優秀な管理者への道」という論文で65年前(1955年)に提唱した考え方です。

カッツは、管理者や経営者になるとそれまでに認識されていたテクニカルスキル、ヒューマンスキル意外に重要なスキルがあると考え、発見したのがコンセプチュアルスキルでした。

カッツはコンセプチュアルスキルを

「周囲で起こっている事柄や状況を構造的、概念的に捉え、事柄や問題の本質を見極めるスキル」

と定義し、企業の中で上位の立場になるにつれて、必要なスキルがテクニカルスキルからコンセプチュアルスキルに移っていくことを発見しました。

こういう説明を聞くとマネジメントスキルとどういう関係があるのかと疑問を持たれる方は多いかと思います。

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2019年8月 1日 (木)

【コンセプチュアルスキル入門】第10回 洞察へのアプローチ~立場を変えて考える

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Tatiba

◆はじめに

前回は洞察への3つのアプローチとして

(1)概念と形象を行き来する思考
(2)立ち位置を変えて目的を考える
(3)常に前提を意識する

があることを説明し、(1)の「概念の形象の行き来する思考」について説明しまし
た。今回は、(2)の「立ち位置を変えて目的を考える」について説明したいと思い
ます。

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2019年4月11日 (木)

【コンセプチュアルスキル入門】第9回 洞察への3つのアプローチ

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◆洞察はコンセプチュアルスキルの中核スキル

前回まで、本質を見極める方法について説明しました。今回からはそのような方法を使って、実際に本質を見極める活動(思考)の進め方について説明していきたいと思います。

まず用語を整理しておきます。本質を見極める活動は「洞察」という言葉で表現します。コンセプチュアルスキルは

周囲で起こっている事柄や状況を構造的、概念的に捉え、事柄や問題の本質を見極めるスキル

と定義されますので、洞察はコンセプチュアルスキルの中核的なスキルだといえます。

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2019年3月13日 (水)

【コンセプチュアルスキル入門】第8回 見極めた本質を評価する

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◆本質には筋の良し悪しがある

前回まで4回に分けてコンセプチュアルスキルの基本である「本質」を見極める方法について解説してきました。コンセプチュアルスキルとは

周囲で起こっている事柄や状況を構造的、概念的に捉え、事柄や問題の本質を見極めるスキル

という定義からも分かるように、コンセプチュアルスキルのレベルはどれだけ適切な本質を探せるかだといっても過言ではありません。

コンセプチュアルスキルのトレーニングをしているうちに気がついたのですが、本質を見つけることができないと思っている人はまずいません。にもかかわらず、見出す本質の筋の良さはピンからキリまであります。なぜでしょう?

例えば、WHYによって本質を探していくという方法で考えた場合、第4回でも触れましたようにWHYを一方向でしか考えているか、双方向で考えているかが大きな違いになっているようです。一方向にどんどん掘り下げていっても、本質から外れたところに掘り進んでしまうことがよくありますが、双方向に考えていくとこの問題はある程度回避でき、比較的筋のよい本質を探り当てることが可能になります。

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2019年1月23日 (水)

【コンセプチュアルスキル入門】第7回 本質の探し方(4)~コンセプチュアル思考を活用する

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◆はじめに

本質を見極める方法の最後(4番目)は「コンセプチュアル思考」を活用して本質を探すものです。コンセプチュアルスキルを使った活動の中で、本質を見極めること自体が目的になることは少なく、本質を使って構想をしたり、問題解決をしたり、プロジェクトマネジメントをしたりします。

その際にこれらの活動をうまく行うためにコンセプチュアル思考を使いますので、その意味では本質の見極めにコンセプチュアル思考を使うことは、本質の応用がスムーズにいくという意味でもっとも効果的な方法だと言えます。

ただし、この方法はこれまでに説明してきた3つの方法と比べると、自由度が高く、使いこなすまでに時間がかかることが予想されますが、これまでの3つの方法を基本的に包含しているため、一旦マスターすれば、より強力なスキルになることが期待できます。

◆コンセプチュアル思考のイメージ

まず、コンセプチュアル思考ですが、これについてはこの連載の中で別途詳細に説明する予定ですが、ここでは入口だけ簡単に触れておきます。一言でいえば、「概念の世界」と「形象の世界」の行き来によって、構想や計画、問題解決などを行なう思考法です。概念の世界と形象の世界というのは、以下のようなものです。

<概念の世界>目に見えないもの、概念化されたものから成る世界を概念の世界と呼んでいる。抽象的、大局的、直観的、主観的、長期的などの特性を持つ

<形象の世界>目に見えるもの、具象化されたものから成る世界を形象の世界と呼んでいる。具象的、分析的、論理的、客観的、短期的などの特性を持つ

コンセプチュアル思考では、この2つの世界を概念化と行動化という2つの行為によって行き来することによって思考を進めていきます。イメージとしては図1のようになります。

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【コンセプチュアルスキル入門】第6回 本質の探し方(3)~仮説検証を繰り返す

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◆VUCA時代の本質を探す方法

今回は、本質を探す方法の3回目(連載通算6回目)で、仮説検証を繰り返して本質を探す方法について説明します。前の2回が、Whyによる掘り下げ、Whatの関連付けでしたが、これらの方法と比べると、本メルマガで前提にしている

VUCA(「volatility」(変動が激しく不安定)、「uncertainty」(不確実性が高く)、「complexity」(複雑で)、「ambiguity」(曖昧な))

な環境や時代には、もっとも実用的な方法だと言えます。

方法自体はそんなに複雑ではありません。

(1)本質の仮説立案
(2)仮説検証
(3)検証結果
(4)判断

の4ステップを、判断で本質だと判断されるまで行います。つまり、本質を仮説として立案し、仮説思考を行います。

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2018年11月 7日 (水)

【コンセプチュアルスキル入門】第5回 本質の探し方(2)~Whatを関連付ける

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◆WhatとWhyの関係

本質を探す二番目の方法は、関連事象つまりWhatを関連付けて、構造的に本質を捉えることです。
まず、認識しておきたいのは、What(モノやコト)がばらばらに存在しており、その関連付けをするもっともシンプルな方法はWhyで関連付けをしていくということです。

その意味で、前回説明しましたWhyを掘り下げていく方法とWhatを関連付けする方法は、Whatに注目するかWhyに注目するかの違いで、表裏一体だと言えます。

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。