【コンセプチュアルスキル入門】特別編:コロナ対策の本質をコンセプチュアル思考で読み解く
(2)現状として対策していることと、すべきことの洗い出し
(3)現状の概念化と構造化
(4)対策の本質の見極め
(5)本質を具体化する対策案の策定
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コンセプチュアルスキルへの関心が高まってきています。
コンセプチュアルスキルは、ロバート・L・カッツが「スキル・アプローチによる優秀な管理者への道」という論文で65年前(1955年)に提唱した考え方です。
カッツは、管理者や経営者になるとそれまでに認識されていたテクニカルスキル、ヒューマンスキル意外に重要なスキルがあると考え、発見したのがコンセプチュアルスキルでした。
カッツはコンセプチュアルスキルを
「周囲で起こっている事柄や状況を構造的、概念的に捉え、事柄や問題の本質を見極めるスキル」
と定義し、企業の中で上位の立場になるにつれて、必要なスキルがテクニカルスキルからコンセプチュアルスキルに移っていくことを発見しました。
こういう説明を聞くとマネジメントスキルとどういう関係があるのかと疑問を持たれる方は多いかと思います。
好川哲人
技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。
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