2019年8月 1日 (木)

【コンセプチュアルスキル入門】第10回 洞察へアプローチ~立場を変えて考える

バックナンバー https://mat.lekumo.biz/ppf/conceptual_skill/
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Tatiba

◆はじめに

前回は洞察への3つのアプローチとして

(1)概念と形象を行き来する思考
(2)立ち位置を変えて目的を考える
(3)常に前提を意識する

があることを説明し、(1)の「概念の形象の行き来する思考」について説明しまし
た。今回は、(2)の「立ち位置を変えて目的を考える」について説明したいと思い
ます。

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2019年7月29日 (月)

【お知らせ】8月のコンセプチュアルスキル&マネジメント講座

PMstyleプロデューサーの好川哲人です。

August

8月のコンセプチュアルスキル講座は

<8月9日>
「コンセプチュアルスキル入門~本質を見極め、行動するスキル」
 http://pmstyle.biz/smn/conceptual_skill.htm
  【カリキュラム】                     
  1.コンセプチュアルスキルとは
  2.本質を見極める
  3.洞察力を高める
  4.応用力を高める
  5.コンセプチュアルスキルでこれからの行動が変わる~ケーススタディ

<8月20日>
「コンセプチュアルなチームを創る」
 http://pmstyle.biz/smn/conceptual_term.htm
  【カリキュラム】                     
  1.チームを作る
  2.コンセプチュアルなチームは本質にこだわる
  3.コンセプチュアル思考で創造的かつ生産的なチームを作る
  4.コンセプチュアルなリーダーシップ~チームの質のマネジメント
  5.コンセプチュアルなチームワークエクスサイズ

の2件です。

また、コンセプチュアル・マネジメント講座は、トライアル講座として

<8月19日>
「コンセプチュアル思考で実行する戦略マネジメント」
 https://pmstyle.biz/smn/conceptual_strategy.htm
  【カリキュラム】                     
  1.戦略的に考えるとはどういうことか
  2.戦略マネジメントのクオリティはコンセプチュアル思考で決まる
  3.戦略マネジメントにおけるコンセプチュアルスキルの活用
  4.戦略マネジメントとプロジェクト
  5.戦略マネジメントワークショップ

を開催します。詳細は、各URLのページをご覧ください。参加をお待ちしています。



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2019年7月25日 (木)

【コンセプチュアル講座コラム】ビジネスのVUVCA化に対応する

バックナンバーはこちら https://mat.lekumo.biz/ppf/conceputual_col/
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Vuca3

◆はじめに

今年になってから、メルマガやブログ記事に「VUCA」の話を頻繁に書いていますが、時々、「VUCAって結局、なんですか」とか「時代がVUCAという認識は妥当なのですか」といった根本的なコメントをもらうことがあります。

今年度のPMstyleでは、VUCA時代の思考法としてコンセプチュアル思考を位置付け、VUCA化するビジネスにおける行動やマネジメントとしてコンセプチュアルな行動やマネジメントを位置付けています。そこで、一度、VUCAについて整理しておきたいと思います。

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2019年7月17日 (水)

【PMstyleからのお知らせ】第6回 コンセプチュアルスキル講座説明会~VUCA時代のコンセプチュアルリーダーを目指す

PMstyleプロデューサーの好川哲人です。

Vuca

PMstyleでは、第6回のコンセプチュアルスキル講座説明会(第2回コンセプチュアル・マネジメント講座説明会)を開催します。日時・場所は

【東京】2019年 09月 13日(金)  13:30-16:30(13:10受付開始)
【大阪】2019年 09月 20日(金)  13:30-16:30(13:10受付開始)

です。

今回のテーマは、VUCA時代の(コンセプチュアル)リーダーシップです。

VUCAは「Volatility」(変動が激しく不安定)、「Uncertainty」(不確実性が高い)、「Complexity」(複雑である)、「Ambiguity」(曖昧である)の略語で、もともと米国の陸軍が「予測不能な情勢」を表現するために作り出した言葉(概念)です。

ビジネスの世界でも、文字通り、不安定で不確実性が高く、複雑で、曖昧な社会やビジネスを指した概念として使われるようになってきました。

社会がVUCA化してくると、

(1)最適化の意味がなくなり、柔軟性の度合いが重要になる
(2)経験の価値がなくなり、新しい環境から柔軟に学び続けることが求められる
(3)予測の価値がなくなり、取りえず実行し変化する環境に柔軟に適応していくことが求められる

といった変化が起こると思います。これは日本の常識からすれば根本的な変化になってくると思われます。

この3つの方向性に対して、社会のVUCA化において、ビジネスリーダーはどうあるべきかを「コンセプチュアル」という視点から議論したいと思います。


ご関心のある方の参加をお待ちしています。参加は無料です。お申し込みはこちらから!

第6回 コンセプチュアルスキル講座説明会~コンセプチュアルリーダーを目指す

https://pmstyle.biz/smn/20190913.htm

2019年7月12日 (金)

【実践!コンセプチュアル・マネジメント】第10回 戦略マネジメント(1)~戦略と戦術の行き来をし、戦略を実行する

バックナンバーはこちら https://mat.lekumo.biz/ppf/conceptual_management/
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Senryaku3

◆はじめに

実践!コンセプチュアル・マネジメントは4月以降、連載を中断していました。実は、コンセプチュアル・マネジメントの当面の切り口として、組織マネジメントの観点から、生産性向上、ダイバーシティマネジメント、イノベーションマネジメント、プロジェクトマネジメントの4つを重視し、いろいろと書いていこうと計画していたのですが、少し違和感があったためです。

いろいろと考えて、

・戦略マネジメント編
・イノベーションマネジメント編
・マーケティングマネジメント編
・プロジェクトマネジメント編
・・・

という感じで、業務マネジメントの観点からコンセプチュアル思考を活用したマネジメントについて考えてみることにしました。

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2019年7月11日 (木)

【コンセプチュアル講座コラム】経験が役立たない時代!コンセプチュアルスキルで経験を武器にする

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◆経験が役立たなくなる時代

Conceputual_seminar

VUCAの時代を迎えて、経験の価値がなくなると言われています。

経験に対する考え方としては過去にもいろいろありましたが、概ね、ポジティブに捉えられてきました。日本が成長している間は、無条件に経験豊富であることは評価されてきました。世の中の変化が速くなって、経験がそんなに役立たないと感じる人がぼちぼちと出てきますが、それでもネガティブに捉えられることはありませんでした。「経験がないより、あった方がマシ」という感覚です。

ところが、VUCAの時代を迎えると、環境がどんどん変わっていき、過去の経験が役に立たないばかりではなく、曖昧さが増す中で経験に頼ることは誤った考えの元凶になるというネガティブな考え方をするようになってきています。

実際に企業をみても、経験に頼る企画をしている事業は時代遅れになっている感があるものが少なくないというのも事実です。VUCAの中ではある意味で当たり前のことだともいえるでしょう。

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2019年5月13日 (月)

【コンセプチュアルスタイル考/マネジメント編】(4)コンセプチュアルな組織とは

バックナンバー https://mat.lekumo.biz/ppf/style/

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Column_2

「コンセプチュアル」という概念が徐々に重視されるようになってきました。概念そのものは、ピーター・ドラッカーが提唱したマネジメントという概念より早く、70年前にロバート・カッツにより提唱されたものです。

興味深いのは、マネジメントの前後でコンセプチュアルスキルの位置づけが大きく変わっています。マネジメント以前は、テクニカルスキル、ヒューマンスキルに加えて上位者に必要な概念的にものごとを考える3つ目のスキルでした。

ある意味でマネジメントスキルも含んでコンセプチュアルスキルだったのですが、マネジメントスキル以降は3つのスキルはマネジメントスキルが入り、コンセプチュアルスキルはマネジメントスキルの補完的なスキルとして位置付けられるようになりました。

さらに、それだけではなく、テクニカルスキルやヒューマンスキルをよりレベルの高いものにするために不可欠なスキルとして位置付けられるようになってきたのです。つまり、コンセプチュアルスキルは監督職以上だけではなく、すべての社員に必要なスキルになってきたのです。

この背景にあるのがドラッカーが提唱したナレッジワーカー(知識労働者)です。ナレッジワーカーとはナレッジ(知識)とワーカー(労働者)を合わせた造語で、専門的な知識や高度な知恵を活かして新しい価値を創り出す労働者のことです。

50年前、ドラッカーはこれからはすべての労働者はナレッジワーカーになっていくだろうと予見しました。

最近よく言われるVUCAの時代(「volatility」(変動が激しく不安定)、「uncertainty」(不確実性が高く)、「complexity」(複雑で)、「ambiguity」(曖昧な))という認識があります。

VUCAの時代にはトップだけが考え、ミドルがそれをブレークダウンし、メンバーが実施するという階層的な組織は役に立ちません。

VUCAの時代には、まず、トップが考えることは必要ですが、そのあと、ミドルを介して、メンバーに降ろし、メンバーが具体的な方法を考える。その中でメンバーがより良いと考える具体的なやり方をミドルを介してトップに上げる。トップはそれを受けて戦略を修正し、再び、下に降ろしていく。この繰り返しで、組織として最もよい戦略を策定し、戦略実行していくのです。

言い換えると、トップが考えた抽象的なアイデアがすべてではなく、メンバーの考える具体との間で行き来しながら、決めていくことが求められます。このためには、組織のすべての人が自分の専門知識を持ち、価値を生み出していくことができるナレッジワーカーであると同時に、同時に組織がそのように動くためにコンセプチュアルでなくてはなりません。

組織がコンセプチュアルになって初めて、トップから現場まで全員が考えて動く仕組みできるのです。そのような組織を作り上げたいものです。



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2019年4月11日 (木)

【コンセプチュアルスキル入門】第9回 洞察への3つのアプローチ

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Dosatu

◆洞察はコンセプチュアルスキルの中核スキル

前回まで、本質を見極める方法について説明しました。今回からはそのような方法を使って、実際に本質を見極める活動(思考)の進め方について説明していきたいと思います。

まず用語を整理しておきます。本質を見極める活動は「洞察」という言葉で表現します。コンセプチュアルスキルは

周囲で起こっている事柄や状況を構造的、概念的に捉え、事柄や問題の本質を見極めるスキル

と定義されますので、洞察はコンセプチュアルスキルの中核的なスキルだといえます。

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2019年3月22日 (金)

【実践!コンセプチュアル・マネジメント】第9回 プロジェクトマネジメントがコンセプチュアルであるとは

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Syukan1

◆はじめに

今回のテーマはプロジェクトマネジメントです。

PMstyleでは、「コンセプチュアルプロジェクトマネジメント」という言葉をずっと使っているのですが、よく聞かれることに

・プロジェクトがコンセプチュアルってどういうことですか
・コンセプチュアルプロジェクトマネジメントと一般的なプロジェクトマネジメントはどのように異なるのですか

といったことがあります。

前回のプロジェクトマネジメントの回(第5回)で、コンセプチュアルなプロジェクトマネジメントのイメージは、目的の「決定」と「目標」の設定の部分、つまりプロジェクトデザインの部分に特徴があることを述べました。これ以外にも、計画以降で意思決定にOODAのような仕組みを取り入れるといったことや、問題解決にシステム思考を取り入れるといったことをこのあと述べていくつもりですが、もっとも本質的な違いはデザインの部分だと思われます。そこで、今回はもう少し、プロジェクトデザインについて考えてみます。

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2019年3月13日 (水)

【実践!コンセプチュアル・マネジメント】第8回 本質に着目したダイバーシティー・マネジメントで多様性を活かす

バックナンバーはこちら https://mat.lekumo.biz/ppf/conceptual_management/
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Tayousei

◆ダイバーシティの4段階

ダイバーシティーマネジメントの第2話になります。今回は、ダイバーシティーマネジメントが何を目指しているかを明確にし、コンセプチュアル・マネジメントのアプローチにどのような意味があるのかを考えてみたいと思います。

ダイバーシティーマネジメントが生み出す組織の進化を分かりやすく説明したものに、早稲田大学大学院の谷口真美教授による「ダイバーシティの4段階」があります。これは以下のような4ステップです(参考文献[1])。

(1)抵抗段階:違いそのものを認めず、多様性の存在を拒否する。当然、何のアクションも起こさない。
(2)同化段階:表面的には多様化を受け入れるが、本心では認めていない。そのために、違いを同化し、無視しようとする。
(3)分離段階:違いに価値を見出す。マイノリティ・チームで、従来にない視点を発信してもらい、活用しようとする。
(4)統合段階:違いを活かす。異なる視点・発想を大切にし、マジョリティとマイノリティの区別なく、日常的に自然に多様性を成果に結び付けようとする。

また、同化と分離の間に、違いや多様性の存在は認めるが、それにどんな価値があるのかは分かっていないという多様性尊重段階があることも指摘されています。

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好川哲人

技術士&MBA 技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。