PMサプリ Feed

2012年10月24日 (水)

≪サプリ335≫コンセプトはすべての意思決定の指針となる

よいコンセプトは優先順位をはっきりさせ、すべての意思決定の指針となる
                                (木谷哲夫、京都大学IMS寄附研究部門教授)

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【成分】
◆コンセプトは意思決定の指針になる
◆決めれないのは、コンセプトがないから
◆プロジェクトのコンセプト
◆後回しにされる目的決定
◆コンセプトが明確だと顧客満足も高くなる

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2012年10月 5日 (金)

≪サプリ334≫スキルの習得より、スタイルの確立

スキルの習得より、スタイルの確立こそが、これからのリーダーに必要な条件である
(中竹竜二、日本ラグビー協会コーチングディレクター)

Supple

【成分】
◆スキルは点、スタイルは線
◆PMBOK(R)とプロジェクトマネジメントのスタイル
◆プロジェクトマネジメントのスタイルは行動で表現する
◆なぜ、PMstyleを創ったのか
◆スタイルと標準

【効用】
・PM体質改善
  PM体質の全般に対して効果があります
・PM力向上
  PM力向上の全般に対して効果があります
・トラブル緩和
  モチベーション向上

このサプリの購入はこちらから!1か月分、500円です。

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2012年9月28日 (金)

≪サプリ333≫戦略とプロジェクトを一体化し、競争力を生み出す

戦略が明確になることによって、どのようなオペレーションを構築すべきか、別の言い方をすれば、戦略の実行に必要となるどのような組織能力を構築すべきかが決定されます。逆に、自社にどのような組織能力があるかを見極めることによって、どのような戦略が適切なのかも決まってきます。 (遠藤功、早稲田大学ビジネススクール教授)

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【成分】
◆プロジェクトはオペレーション
◆ミドルアップダウン
◆プロジェクトと戦略
◆プロジェクトから戦略へ影響を与える

【効用】
・PM体質改善
  PM体質の全般に対して効果があります
・PM力向上
  PM力向上の全般に対して効果があります
・トラブル緩和
  モチベーション向上

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【解説】

最初にお知らせです。1年前に作った本を使って、やっと講座を開催する運びとなりました。今日のサプリとも関係があるのですが、戦略的プロジェクトマネジメントの基本的な話です。

PM養成マガジン10周年記念として、今回のみ、特別価格で提供しています。

管理者のためのプロジェクトマネジメントの基本~PM2.0の基本
http://www.pmstyle.biz/smn/pm_director.htm

さて、今回ですが、PMサプリでは、珍しく戦略の話です。

米国の経営の考え方はトップダウンで、プロジェクトも、トップが作った戦略があって、戦略を実行するための手段として位置付けられています。そして、戦略と現場をつなぐのがプロジェクトマネジメントです。

日本でもプロジェクトマネジメントが普及してきましたが、残念ながら米国ほどトップの戦略力がないため、現場(プロジェクト)が頑張っても、あまり成果が出ていないケースが少なくありません。

米国のように、現場が自分たちは求められたQCDはクリアできている、成果がでないのは自分たちの責任ではないと割り切れればいいのですが、日本の現場はもっと責任感があり、どうすれば成果が出るのかと真剣に悩んでいる人が少なくありません。

また、米国においても、プログラムマネジメントの普及とともに、プロジェクトにCQDだけではなく、成果を求めるようになってきています。

いずれにしても、プロジェクトで経営的に意味のある成果を上げるにはどうすればよいかを真剣に考えなくてはならない局面にきています。

この際に、プロジェクトマネジメントの導入で失いつつある現場力を、もう一度、取り戻す必要があるのではないかと思います。

今回のサプリは、そんな問題意識で書いています。

2012年9月21日 (金)

≪サプリ332≫知恵負けしない

とにかくみんな頭が良すぎるから、物事を複雑に考えすぎる。いってみれば知恵負けするわけである(本田宗一郎)

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【成分】
◆知恵負け
◆目的が不明確だとものごとが複雑になる
◆複数の目的は目的ではない
◆目的は決めるもの
◆目的を決め、ひたすら、目的の実現方法を考える

 

【効用】
・PM体質改善
  PM体質の全般に対して効果があります
・PM力向上
  PM力向上の全般に対して効果があります
・トラブル緩和
  モチベーション向上

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2012年9月14日 (金)

≪サプリ331≫プロジェクト品質を高める

お客を自分たちの企業の外に置くのではなく、企業の内において考えるのでなければ、真の顧客満足は実現できない(常盤文克、元花王会長)

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【成分】
◆顧客満足というのは特別な活動ではない
◆顧客をプロジェクトの外に置きたい理由
◆品質とコストはトレードオフにならない
◆顧客と一線を引きたい理由を考えているのか
◆顧客をプロジェクトの内にするには、リスクを負うことが必要

 

【効用】
・PM体質改善
  アカウンタビリティ向上、顧客感度アップ、顧客説得力アップ、バランス感覚の洗練
・PM力向上
  プロ意識の向上、実行力向上
・トラブル緩和
  モチベーション向上

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【解説】

「顧客の立場で考える」という言葉があります。われわれも研修ではよく使います。
よく考えてみると、この言葉は、「そもそも立場が違う」という前提で、どうすればよいかをいう言葉です。

そもそも論として、本当に立場が違うのかという問題があります。たとえば、ITのプロジェクトであれば、顧客は発注する立場であり、ベンダーは受注する立場であるので全く違うという見方もあります。事実、プロジェクトがうまく行かなくなったら、明らかな立場の違うが出てきます。

違う見方をすれば、顧客もベンダーもプロジェクトを成功させたいという点において立場の違いはありません。立場の違いを乗り越えて、同じ立場でプロジェクトを進めるにはどうすればよいか、ここが問題です。

今回のサプリは、この問題について書いてみました。

2012年9月11日 (火)

≪サプリ330≫センスを鍛えよ

スキルだけでなく、センスを鍛えよ(伊庭正康、株式会社らしさラボ取締役)

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【成分】
◆会社を変われば、評価が変わる
◆プロジェクトは一人では成功しない
◆センスには普遍性がある
◆センスのいいプロジェクトマネジャーは何を考えているのか
◆センスのよいプロジェクトマネジャーになるには

 

【効用】
・PM体質改善
  PM体質の全般に対して効果があります
・PM力向上
  PM力向上の全般に対して効果があります
・トラブル緩和
  モチベーション向上、チームの士気向上

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2012年8月24日 (金)

≪サプリ329≫顧客がなぜ要求するかを理解する

ほどんどの場合、実物を見せない限り、人というのは自分が何をしてほしいのか、分からないものだ
(スティーブ・ジョブズ)

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【成分】
◆フォーカス・グループでは製品をデザインするのは難しい
◆なぜ、アップルではCEOが製品発表をするのか
◆キーワードになる提案
◆WHYを把握する

 

【効用】
・PM体質改善
  リーダーシップ発揮、顧客感度アップ、問題解決能力向上
・PM力向上
  ピープルマネジメント力向上、チームをまとめる力の向上、リスク対応力向上
・トラブル緩和
  モチベーション向上、チームの士気向上

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【解説】

ITプロジェクトでは、顧客の要求を引き出すことに躍起になっています。従来、この活動は、顧客(ユーザ)が何をしたいか、何をしてほしいかが分かっており、それをいかに正確に聞き出すかをポイントに行われてきました。確かに、システムをベンダーに発注する際には、RFPなどの普及でWHATは明確になってきました。未だに、RFPがA4の書類数枚というケースはありますが、WHATとしてはそれなりに明示されています。

ところが、WHATを正確に聞き出しても、それが変わるケースが少なくありません。
WHATがあるにも関わらず、顧客は何をしてほしいのかが明確になるとは限りません。なぜでしょうか?

生産財の調達の場合、WHATには必ず、背景になっているWHYがあります。なんのためにそのシステムが欲しいのか?WHYが変わるようだと論外ですが、WHYがぶれないままで、WHATが変わるというのはある意味で不思議ではありません。ましてや、情報システムのことが分からない人であれば、ジョブズがいうように、実物が見えないと何が欲しいのかわかりません。

つまり、WHATを押さえるだけでは不十分なのです。そんな問題意識で書いたさぷりです。

2012年8月17日 (金)

≪サプリ328≫三現主義は理想と現実を結び付ける

「現場」、「現物」、「現実」の三現主義は理想と現実を結び付け、本質を浮かび上がらせる
(小林三郎、中央大学大学院戦略経営研究科教授)

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【成分】
◆三現主義
◆プロジェクトにおける意思決定の構造
◆三現主義の不徹底が大きなトラブルを引き起こす
◆三現主義におけるプロジェクトマネジャーの視点

 

【効用】
・PM体質改善
 アカウンタビリティ向上、顧客感度アップ、計画力アップ、バランス感覚の洗練、リスク管理力アップ、実行力向上
・PM力向上
ステークホルダをコントロールする力の向上
・トラブル緩和
モチベーション向上

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≪サプリ327≫リーダーは正しさよりもスピードと責任が重要

リーダーは正しさよりもスピードと責任が重要である
                                     (星野佳路、星野リゾート代表取締役社長)

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【成分】
◆正しいことにこだわる
◆リーダーの判断が正しいとはどういうことか
◆どういう判断をするかより、責任を取るかどうかが問題
◆信頼を生み出すには

 

【効用】
・PM体質改善
アカウンタビリティ向上、リーダーシップ発揮、アナロジー思考力アップ
・PM力向上
ピープルマネジメント力向上、チームをまとめる力の向上
・トラブル緩和
モチベーション向上、チームの士気向上

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2012年8月 6日 (月)

≪サプリ326≫誰も知らない顧客ニーズをつくり出す

顧客の言葉に隠れている誰も知らないニーズをつくり出す
                                    (星野佳路、星野リゾート代表取締役社長)
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【成分】
◆テレビのないリゾートホテル
◆顧客の声をどのように解釈するか
◆仕様の矛盾を統合できるコンセプト
◆ゼロベースで考える

 

【効用】
・PM体質改善
リーダーシップ発揮、顧客感度アップ、問題解決能力向上
・PM力向上
ピープルマネジメント力向上、チームをまとめる力の向上、リスク対応力向上
・トラブル緩和
モチベーション向上、チームの士気向上

このサプリの購入はこちらから!1か月分、500円です。

【解説】

顧客の気づかないニーズを探すというのがキーワードになってきています。デザイン思考など、プロセスの工夫によって実現する手法が考えられていますが、本質は洞察にあると思われます。

今回のサプリは、どのように洞察すれば、潜在的なニーズの発見につながるかを、「星のや」の事例を中心に考えてみたいと思います。

顧客の要求を聞いたときに、まったく逆のニーズをが潜んでいるようなケースがあります。たとえば、スマートフォンを考えてみてください。ドコモのスマートフォンはいわゆるガラケー(ガラパゴス携帯)の仕様にどんどん近づけ、電子マネーもテレビもなんでもできますという仕様になっています。ところが、現実に起こっていることは、iPhoneを扱っているauやソフトバンクに顧客が流出しています。つまり、ユーザの多くはそんな機能を要求しておらず、むしろ、シンプルなことが価値になっているわけです。

重要なことは、ユーザに○○機能が必要ですかときけば、必要だと答える人が多いということです。これを真にウケたら、余計な機能がついていると言われる。

このジレンマをどう解消するかについて、考えてみたいと思います。

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。