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2012年9月14日 (金)

≪サプリ331≫プロジェクト品質を高める

お客を自分たちの企業の外に置くのではなく、企業の内において考えるのでなければ、真の顧客満足は実現できない(常盤文克、元花王会長)

Supple

【成分】
◆顧客満足というのは特別な活動ではない
◆顧客をプロジェクトの外に置きたい理由
◆品質とコストはトレードオフにならない
◆顧客と一線を引きたい理由を考えているのか
◆顧客をプロジェクトの内にするには、リスクを負うことが必要

 

【効用】
・PM体質改善
  アカウンタビリティ向上、顧客感度アップ、顧客説得力アップ、バランス感覚の洗練
・PM力向上
  プロ意識の向上、実行力向上
・トラブル緩和
  モチベーション向上

このサプリの購入はこちらから!1か月分、500円です。

【解説】

「顧客の立場で考える」という言葉があります。われわれも研修ではよく使います。
よく考えてみると、この言葉は、「そもそも立場が違う」という前提で、どうすればよいかをいう言葉です。

そもそも論として、本当に立場が違うのかという問題があります。たとえば、ITのプロジェクトであれば、顧客は発注する立場であり、ベンダーは受注する立場であるので全く違うという見方もあります。事実、プロジェクトがうまく行かなくなったら、明らかな立場の違うが出てきます。

違う見方をすれば、顧客もベンダーもプロジェクトを成功させたいという点において立場の違いはありません。立場の違いを乗り越えて、同じ立場でプロジェクトを進めるにはどうすればよいか、ここが問題です。

今回のサプリは、この問題について書いてみました。

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。