【イノベーションを生み出すマネジメント】第5話 マネジャーはエバンジェリストであれ!
前回、プログラムマネジメントの話をしたが、プログラムマネジメントが有効な理由は不確実性にある。
イノベーションのマネジメントを考えるときに、まず、考えるべきことは、失敗はリスクではないということだ。リスクというのは成功を前提にしたときに、どの程度の確実で失敗する確率があるかを示すものだ。ところが、イノベーションは失敗するのが当たり前である。
失敗するのが当たり前という言い方は、誤解を招く可能性があるが、言いたいことは、失敗することを前提として考える必要があるということだ。企業の活動の中で、そのような活動はない。研究開発費が税的にも別枠になっていることからも分かる。
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