VUCA Feed

2020年9月30日 (水)

【コンセプチュアル講座探訪】VUCAに適応するマネジメント~「マネジメントをコンセプチュアルにする」

バックナンバーはこちら https://mat.lekumo.biz/ppf/conceptual_course/
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◆VUCA時代の変化

VUCAによって時代が大きく変わりつつあります。ここでは、企画、意思決定、行動、行動規範、人材価値という5つの視点から見ていきたいと思います。

まず、企画についてはこれまでは予測に基づき行ってきましたが、VUCAの時代には予測はできず、如何に変化に対応するかが問題になってきます。

次に、意思決定です。従来は最適性を求めて意思決定をしてきましたが、VUCAの時代には最適という概念はなくなります。そのため、柔軟に変えていく柔軟性が求められます。

3番目は行動です。これまでは、計画に時間をかけていました。これに対して、VUCAの時代には試し、結果を見て修正することが重要になってきました。

4番目は行動規範です。行動規範とは、何を基準にして行動をするかですが、これまでは経験でした。しかし、VUCAの時代においては学習です。

最後は人材の価値をどこに置くかです。これは行動規範と関連してきますが、これまでは経験豊富な人が重視されていましたが、VUCAの時代には、学習能力が高い人が重視されるようになってきています。

このようにVUCAの時代にはこれまでのやり方が成り立たなくなる大きな変化が起こっています。

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2020年9月29日 (火)

カテゴリー「VUCA」を作りました。

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ブログ「コンセプチュアル・マネジメント」でも、VUCA関係の記事が増えてきましたので、新カテゴリー「VUCA」を作りました。

https://mat.lekumo.biz/ppf/vuca/

2020年9月 1日 (火)

【コンセプチュアル講座コラム】VUCAワールドを勝ち抜くために!

バックナンバーはこちら https://mat.lekumo.biz/ppf/conceputual_col/
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この1年半くらい、VUCAに関する記事をかなり書いてきました。いろいろなメディアがありますが、たぶんVUCAに関する記事としてもっともさまざまな観点から考察をしていると思っています。この記事では、PMstyleで書いたVUCAの関連記事をご紹介してみたいと思います。


【1】「マネジメントスタイル」シリーズに書いた記事

まず、この半年くらいかなり意識して書いているのが、PMstyleプロディースのマネジメントスタイルというシリーズに雑談を作り今のところ書いたテーマは、

・経験をどう役立てるか
・パーパスを描く
・リーダーシップか、オーナーシップか
・問題解決から問題発見へ

の2です。

【マネジメントスタイル:雑談4】VUCAの時代には問題解決より問題発見が重要である
https://mat.lekumo.biz/pmstyle/2020/08/vuca-1a0d.html

【マネジメントスタイル:雑談3】VUCAな時代に適応していくには「オーナシップ」が不可欠である
https://mat.lekumo.biz/pmstyle/2020/08/vuca-77e9.html

そして、9月からはついにnoteで

VUCA時代のマネジメントスタイル考
https://note.com/ppf/m/md90e1f43a514

というシリーズをはじめました。このシリーズには、マネジメントスタイルの過去の雑談も加筆していれていますが、本シリーズとして第1号記事として

VUCAの時代の現場主義について考える
https://note.com/ppf/n/n7b43bd72184e

を書き下ろしました。

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2020年8月18日 (火)

【コンセプチュアル講座探訪】「パーパス」でプロジェクトを動かす~VUCA時代のプロジェクトデザインの実践的方法

バックナンバーはこちら https://mat.lekumo.biz/ppf/conceptual_course/
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Pd4◆VUCA時代に通用するプロジェクトマネジメントを学びませんか。

「計画を緻密に策定に、計画通りにプロジェクトをコントロールする」

これが従来考えられていたプロジェクトマネジメントの基本です。しかし、VUCA時代という環境が不確実/曖昧/複雑なため、プロジェクトの成果物が変動するのが当たり前な時代を迎えて、このようなやり方ではうまくいかないプロジェクトが増えています。

もちろん計画やコントロールの重要性が無くなったわけではありません。マネジメントとして、計画やコントロールだけでは不十分なのです。

では、VUCAの時代に足らないものは何か。

PMstyleでは2つあると考えています。それは

(1)プロジェクトを実施する意味
(2)環境変動に対応して、プロジェクトの目標や計画を自在に変更できる構造

です。

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2020年8月17日 (月)

【ZOOM公開講座】「コンセプチュアル思考のポイントと活用~VUCA時代の思考法」

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ロジカルシンキングは論理的に問題解決をするための思考法として誰もが使うツールになっていますが、VUCAの時代を迎えて弱点が指摘されるようになってきました。代表的なものは、

(1)前提を変えて考えることが難しい(思考法の中には含まれていない)ので、問題の変動に対応するのが難しい

(2)同じ抽象レベルで考えることが厄介である(論理をうまく組み立てていく必要がある)。このため、変動する問題解決においては不可欠の抽象と具象の行き来が難しい。

(3)網羅的に考える必要があり、思考の時間がかかる

の3つです。

PMstyleでは、このような弱点を克服できる思考法として、世界と概念の世界と形象の世界に分け、両方の世界を行き来する思考法コンセプチュアル思考を提唱しています。これにより上の弱点を以下のように補うことができます。

(1)概念の形象の行き来により、前提を自由に動かす

(2)抽象と具象の行き来により、抽象度を動かすr

(3)直観と論理の行き来により、可能性の高いロジックから考えることができる

これらを含めて、思考法としては、ロジカルシンキングにいくつかの思考法を併せた思考法になっています。

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2020年8月12日 (水)

【コンセプチュアル講座コラム】具体/現場にこだわるのでVUCAになる

バックナンバーはこちら https://mat.lekumo.biz/ppf/conceputual_col/

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◆VUCAの本質

この1年くらいVUCAについていろいろなことを書いていますが、書いていないことがあります。それが、この記事のタイトルです。僕はVUCAの本質はこれだと考えています。

なぜ日本にアマゾンやグーグルのような急速に成長する企業が生まれないのかと聞かれたら、「現場主義だから」と答えることにしています。もちろん、創業のときに非常に大きなビジネスをしてもうまくいきません。地道な事業が必要です。しかし、同時に筋のよいビジョンは不可欠です。

ところが、創業者と話をすると、ビジョンが

・具体的な目標になっている
・経済的な成功になっている
・単なる夢物語である

のいずれかという企業が多いのです。このようなビジョンを掲げていては、成長は偶然に期待するしかありません。

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2020年8月11日 (火)

【コンセプチュアル講座コラム】VUCAに適応できるコンセプチュアルな組織文化を創る

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◆アジリティでVUCAに適応する

VUCA時代を迎えて、これまでの日本企業のやり方とは違うやり方が必要になっています。

日本企業はこれまでは、先例主義で、まず欧米を真似てスタートし、改善し、調整して競争力を持ってきました。

ところがVUCAの時代には、ビジネスの環境変化による変動が大きく、改善や調整だけでは十分な成果を上げることが難しくなってきました。VUCAを生き残るためには、その変動に飲み込まれないように自らの変革を迅速に実行するアジリティ(敏しょう性)が不可欠であると考えられています。

ビジネスにおいては、アジリティはVUCAに適応していくことに他なりません。つまり、目まぐるしい環境変化による変動に即応するために欠かせない、経営や組織運営のあり方の速さを意味しています。

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2020年6月24日 (水)

【コンセプチュアルリーダー塾コラム】総合的判断とは何か?

コンセプチュアルリーダー塾 : https://mat.lekumo.biz/ppf/juku/━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

◆総合的判断ってどんな判断か?

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今に始まったことではありませんが、最近、特に「総合的判断」という言葉をよく耳にするようになりました。このことを書こうと思ったのは、ジャニーズのNEWSの手越祐也さんがレギュラーを務めるバラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」について、日本テレビは「レギュラーとしての出演はありません。総合的に判断しました」というニュースを見たときです。

こういう言い方をするのは芸能界における判断では珍しいのではないかと思います。一般論でいえば、総合的という言葉は上位者が下位者の分からない基準で意思決定をするときですが、テレビと芸能事務所の関係はともかく、テレビとスポンサーの関係であればスポンサーの方が上位者だからです。

コロナの影響もありますが、最近、総合的判断という言葉をよく耳にします。最近でいえば、コロナの東京アラートの解除に当たって小池さんが「緩和は総合的判断が必要」と言っていましたし、緊急事態宣言の重点地域や解除地域を決める際にも専門家委員会でも、総合的な判断が必要だと言っていました。

これはいずれも、定量的な基準に対して、基準を満たさない意思決定を示すものです。これには2つのケースが考えられます。

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2020年6月 5日 (金)

VUCAを生き抜くリーダーになろう!「コンセプチュアルリーダー塾」 参加者募集中

コンセプチュアルリーダー塾 : https://mat.lekumo.biz/ppf/juku/━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

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◆コンセプチュアルリーダー塾とは

コンセプチュアルリーダーとは

業務の中で課題の本質を見極めて、
無駄を省き効率的に仕事を進めると同時に、
本質を実現する新しい方法を考案し生産性を高めていく

リーダーです。

コンセプチュアルリーダー塾はコンセプチュアルリーダーを増殖する塾です。コンセプチュアルな作法について学ぶと同時に、参加者が議論や交流を通じてコンセプチュアルスキルを高める場を提供していきます。

当面、オンラインのみの場を考えており、過去に参加したテーマにはその後も自由に参加して頂き、ディスカッションに参加して頂くことを考えています。

 
 
◆日程と時間
 
コンセプチュアルリーダー塾の日程は
 

  <基本編>2020年8月7日(金)、24日(金)、9月4日(金)
  <応用編>2020年9月18日(金)、10月2日(金)、16日(金)

です。

時間は19:00~21:30の1回2時間半です。

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2020年5月26日 (火)

【コンセプチュアル講座コラム】コンセプチュアルスキルを鍛えて、レジリエンスを高める

バックナンバーはこちら https://mat.lekumo.biz/ppf/conceputual_col/

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◆レジリエンスとは
 
東日本大震災の後、レジリエンスという心理学の言葉が、経営学や社会システム論などで広く使われるようになり、一種のレジリエンスブームになりました。レジリエンス(resilience)とは、跳ね返り、弾力、回復力、再起力、復元力といった意味の概念です。
 
経営学ではレジリエンスは
 
「困難な状況にもかかわらず、うまく適応できる力」
 
として使われるようになり、リスク対応能力、危機管理能力などの上位概念として広く使われるだろうと期待されていました。詳しく知りたい人は、好川が連載していた「イノベーション戦略ノート」に書いた記事がありますので、お読みください。
 
第21回 イノベーターのレジリエンス(2013.12.11)
https://pmstyle.biz/column/innvnote/innvnotet21.htm
 
当時は、レジリアンスという概念はいろいろなメディアで取り上げられ、レジリエンスという言葉をタイトルに含む書籍も何冊も出版されましたが、その後、震災復興とともに消えていったようなイメージがあります。書籍の出版も、海外ものの翻訳ばかりになってしましました。
 
しかし、レジリエンスの必要性が薄れてきているかというとそんなことはありません。年々、レジリエンスの必要性は高まっており、極めつけだと思われるのが今回のコロナだと思われます。
  
 

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。