2013年8月24日 (土)

≪サプリ370≫「売込み」で相手を動かす

職場で過ごす時間の40%が、「売らない売込み」に当てられている
(ダニエル・ピンク、コンサルタント)

Supple【成分】
◆「売らない売込み」とは
◆説得、影響、納得
◆プロジェクトでもっとも大切なことは
◆なぜ、提案できないのか
◆売込みが問題を解決する

続きを読む »

2013年8月19日 (月)

PM養成マガジンセミナー「マネジメントセンスを向上するトレーニング」

Sense1今年度よりPM養成マガジンのセミナーを復活します。

メルマガ創刊から2~5年目にやっていた時期を第1期として、今回は第2期とします。

第1期は多くの企業がプロジェクトマネジメントを導入し、プロジェクトマネジャーの数を増やそうとしていた時期でしたので、プロジェクトマネジメントスキルをテーマに、1テーマ1回で、半日のセミナーとして実施していました。

第2期ではプロジェクトマネジャーは「量から質を求める」時代になっているという認識のもと、プロジェクトマネジャーの品質アップを目指して、プロジェクトマネジャーにとってより「本質的」なスキルを取り上げて、土曜日の1日セミナーでじっくりと取り組んで戴くことにしました。

第2期第1回のテーマは

「マネジメントセンス」

を取り上げます。


続きを読む »

2013年8月 5日 (月)

【イノベーション・リーダーシップ】第15話 イノベーティブ・リーダーの思考法(7)~リスクをとる

バックナンバー https://mat.lekumo.biz/ppf/cat9922971/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆リーダーというのはイノベーティブなものではないのかRisk10_2

これまで、最初にリスティングした項目を適当にまとめながら、6回にわたって、イノベーティブリーダーの思考法を書いてきた。これからも思いついたら書いてみたいと思っているが、一旦、この辺で手じまいしたいと思う。最後にこれを書いて置きた
い。

このメルマガの公式グループとして、facebookに「イノベーティブ・リーダーへの旅」というグループを作っている。

このグループを作ったときに鋭い指摘があった。それは

リーダーというのはイノベーティブなものではないのか

という指摘だ。


続きを読む »

2013年8月 2日 (金)

【イノベーションを実践するマネジメント】第1話 戦略実行とイノベーション

Innovative2◆はじめに

この連載は、ほぼ1年、21回連載してきた「イノベーションを生み出すマネジメント」の後継の連載です。イノベーションを生み出すマネジメントは、入門的な位置づけで現場のマネジャーに役立つことを意識して書いてきましたが、今度は少し、組織を意識した議論をしたいと思っています。

イノベーションを生み出すマネジメント

「イノベーション・イニシアチブ」には、これ以外に連載が2本あります。


イノベーション戦略ノート」:イノベーションの四方山話

イノベーション・リーダーシップ」:イノベーティブリーダーの仕事術

併せてお読みいただくと効果的です。



続きを読む »

【イノベーションを生み出すマネジメント】第21話(最終回) イノベーションの風土づくり(3)~問いから始めるイノベーション

Innovative_2◆問いと好奇心

イノベーションの風土づくりの中で、もっとも効果的かつ、現実的なのは「問い」である。問いを生み出すのは好奇心だ。好奇心はイノベーティブなリーダーのエンジンだといってもよい。好奇心のないところにイノベーションはない。

アップルのスティーブ・ジョブズやグーグルのエリック・シュミット、アマゾンのジェフ・ベゾスなどに関する書籍や記事を読んでいると、極めて好奇心が強く、常に何か「問い」を発していることが印象的である。

たとえば、グーグルでは戦略を策定するに当たって、まずは答えを出さなくてはならない「30の問い」を練り上げることから始めるそうだ。



続きを読む »

【イノベーションを生み出すマネジメント】第20話 イノベーションの風土づくり(2)~イノベーションの雰囲気をつくる

Innovative◆深刻な雰囲気の中でイノベーションは生まれない

ラテラル・シンキングで有名なポール・スローンの言葉にこんな言葉がある。

深刻な雰囲気の中でイノベーションは生まれない

日本企業でイノベーションが生まれない理由を一言で説明すればこの言葉に集約されるのではないか。イノベーションを目指す企業にとってよいお手本であるグーグルがメディアで紹介されるのを見るたびにこの言葉を思い出す。

制度やイノベーションマネジメントにも15%ルールを初め、学ぶことはたくさんあるが、注目すべきは

社内移動用の電動キックボードやセグウェイ、料理人が各国の料理を提供する無料食堂、フィットネスジムやサウナを完備したキャンパス、定期的に開催されるローラーホッケーのイベントなど充実した福利厚生サービス、猫以外のペットを持ち込み可能なオフィスやおもちゃなど遊び道具を持ち込める仕事部屋、ラバライトやゴムボールがあちらこちらに置かれた独特な企業文化(WikipediaのGoogleより)

といった社風だ。



続きを読む »

2013年7月31日 (水)

【補助線】「例えば」、「具体的には」と「ひとことでいえば」

Mailメルマガを書きだしてずいぶんになるが、最初のころ戸惑っていたことがある。それは、コンサルタントという仕事をしている中で、どのように契約違反にならないように経験から学んだことを伝えるかだった。

そこで編み出した方法が

経験(具体)
 →(学び)
  →抽象化された経験
   →架空の経験(具体)

というものだ。このプロセスの中で、架空経験に落とす際のキーワードが、「例えば」と「具体的には」である。

続きを読む »

【イノベーション・リーダーシップ】第14話 イノベーティブ・リーダーの思考法(6)~抽象と具象の行き来

Mondai◆問題は具体的に見えるとは限らない

イノベーティブ・リーダーの思考法の第3回で視点を変えるという話をした。その中で、抽象度を変えるという方法を紹介したが、この方法はイノベーティブ・リーダーにとって非常に重要な思考法なので、もう一度、詳しく説明しておきたい。

第3回でも述べたように、問題が起こったと直面するのは、目の前で困りごとがあったときである。第3回の例であれば、顧客から追加要求があったが、予算はない。追加要求のような問題はたいてい、そこで起こった問題ではなく、潜在的に存在していて、なんらかのタイミングで発覚することが多い。その意味では、洞察力の問題かもしれない。


続きを読む »

2013年7月29日 (月)

【イノベーション・リーダーシップ】第13話 イノベーティブ・リーダーの思考法(5)~失敗を歓迎する

Sippai3◆組織の掟

イノベーターの思考法として、重要だと言われながら、なかなか実行できないのが、「試行」や「失敗」に関する思考である。失敗への思考のむずかしさは、そもそも、失敗とは何かというところか始まる。

イノベーションは誰が行うのかという議論があるように、失敗というのは誰にとっての失敗かという話がある。組織というのは本質的に手柄は上司、失敗は部下という世界である。イノベーションはこの典型で、うまく行けば上司の手柄で、失敗すれば部下の失態になる(責任と書こうとしたのが、ちょっと違う)。

だからイノベーションは実態がどうれあれ、上司が知らないところで部下がやるという構図が美しいのだ。そして、うまく行きそうになれば上司が口を出してくる。悪いといっているわけではなく、スカンクワークでイノベーションを起こそうとしてもどこからかは組織が絡まないと日の目は見ない。その意味で組織とはそういうものなのだ。

現実には多くの場合、組織が絡んで、商品としての「コンセプト」ができることが多い。その意味で、上司の手柄というのもまんざら嘘ではない。順序の問題にすぎないともいえる。

続きを読む »

2013年7月25日 (木)

【戦略ノート305】リスクマネジメントは具体的か

Risk9◆「抽象的」な考えは机上の空論?!

7月24日に「リスクをとるリスクマネジメント」という公開講座を行った。創造的リスクマネジメントをしようというセミナーなのだが、受講者の方からアンケートで、「リスクが抽象的」、「具体的」とはどういうことかという指摘を受けたので、メルマガを使って補講してみる。公開講座に参加されていない方を念頭において書くので、受講者の方には被る内容があるのはご容赦戴きたい。

今年になって、コンセプチュアルスキルの強化を打ち出している。その活動の中での感触としては8割くらいの人(特に理系の人)はものごとを「抽象的」に考えても机上の空論にすぎない、「具体的」に考えるべきだと考えているようだ。ここについてはまだ、かみ合っていない感じなのでこれから時間をかけて抽象的なことも考えた方がいいよと伝えていこうと思っている。

この話を頭の中にどこかに残しておいてほしい。


続きを読む »

PMstyle 2024年11月~2025年3月Zoom公開セミナー(★:開催決定)

カテゴリ

Googleメニュー

  • スポンサーリンク
  • サイト内検索
    Google

最近のトラックバック

Powered by Six Apart

プロフィール

フォトアルバム

好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。