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2019年9月

2019年9月19日 (木)

【コンセプチュアルスキル入門】第11回 洞察へアプローチ~常に前提を意識する

バックナンバー https://mat.lekumo.biz/ppf/conceptual_skill/
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Zentei

◆はじめに
前々回からは洞察への3つのアプローチとして
(1)概念と形象を行き来する思考
(2)立ち位置を変えて目的を考える
(3)常に前提を意識する
があることを説明し、これまでに(1)(2)を説明してきました。
 
今回は3つ目の「常に前提を意識する」について説明したいと思います。

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2019年9月10日 (火)

【コンセプチュアル講座コラム】VUCA時代を生き抜くリーダーシップや働き方

バックナンバーはこちら https://mat.lekumo.biz/ppf/conceputual_col/
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Conceutual3

◆はじめに
 
このブログでも何度か書いていますが、VUCAは
 
「Volatility」(変動性:変化が激しく不安定)
「Uncertainty」(不確実性:問題や出来事の予測がつかない)
「Complexity」(複雑性:多数の原因や因子が絡み合っていること)
「Ambiguity」(曖昧性:出出来事の因果関係が不明瞭で前例もない)
 
の頭文字をとった言葉(概念)ですが、この10年くらい、ビジネスの世界でもこういう現象が目立つようになってきました。それに伴い、多くの情報発信がされるようになってきました。このコラムでは、いくつか紹介してみたいと思います。
 
また今年になってから、VUCAへの関心は大きくなり、VUCAをタイトルに入れた書籍だけでも5冊以上出版されましたし、話題になったビジネス書でも、その中にVUCAについてページを割いているものが目立つようになってきました。これについてはビジネス書の杜ブログにまとめた記事を書いていますので、そちらをご覧ください。
 
【プロデューサーの本棚】VUCAワールドで活躍するために読みたい本
 
 

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2019年9月 3日 (火)

【コンセプチュアル講座コラム】プロジェクトの結果を見通すコンセプチュアル思考

バックナンバーはこちら https://mat.lekumo.biz/ppf/conceputual_col/
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Conceutual3

◆プロジェクトにおける判断の評価
プロジェクトの途中で行う判断の評価は、正解はなく、その評価はプロジェクトが終わるまで分からない場合がほとんどです。
PMBOK(R)では計画があり、計画通りいかなければ、判断は間違っていたと評価されがちです。例えば、トラブルが起こり、スケジュール遅れが発生したとしましょう。そこで、計画を変更し、新しい計画で進めていくことにしました。
ところが、しばらくするとさらにスケジュールが遅れてきました。このときに、契約変更の意思決定や、新しい計画の判断は適切ではなかったという評価がされがちです。
この評価は適切なのでしょうか?
これはプロジェクトの性格によります。予め流れが読めて、以前の実績でほぼ、実施できそうなプロジェクトであれば、計画を実行できれば成功だと考えることができ、仮に何らかのトラブルで計画変更をしても、変更した計画通りに進めることができれば、成果は得られ、成功すると考えられます。

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。