☆年間&月間ベストセラー Feed

2013年2月 1日 (金)

【ランキング】2013年1月ベスト3

Rank2013年1月ベスト3です。

毎年ですが、1月はAwardに選んだ本が一番売れます。今年もダントツの1位でした。2位は12月に3位だった金出先生の本で、3位は平鍋さんと野中先生の共著でした。

先月、先々月と1位だったMAKERSは10位に入りませんでした。なぜ?

【1位】Think Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学

【2位】独創はひらめかない―「素人発想、玄人実行」の法則

【3位】アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

2013年1月12日 (土)

ビジネス書の杜Award2012「このビジネス書がすごい!2012」

ビジネス書の杜 Awardの歴史はこちら

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「ビジネス書の杜」主宰者・好川哲人が選ぶ「このビジネス書がすごい!2012」(ビジネス書の杜Award2012)は

ケン・シーガルAward2012(林 信行監修・解説、高橋 則明訳)「Think Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学」、NHK出版(2012)

を選びました。今年も4冊、この本はいいなあと印象に残っている本があるのですが、今年はシンプルに、その中で一番売れたものを選んでみました。

製品にしろ、ルールにしろ、ニーズが増えていったときに、複雑にするのは簡単です。特に初期の段階においては、一つや二つ機能やルールを付け加えても全体はそんなに複雑なものになりませんので、コンセプトや目的に合わないもの安易に加えてしまします。

ここに落とし穴があります。一度、複雑にしてしまうとそれを捨てることは難しくなるものです。たとえば、それを使っている人もいるといった防御の理由が出てくるからです。

そのようにならないためには、シンプルを哲学にし、それを常に貫く必要があります。2012年、アップルの活動はどんどん複雑になってきたように見えますが、この本はケン・シーガルがジョブズのいたアップルから学んだ、コンセプトを守る、目的を守るという哲学と、その具体的な方法を教えてくれる本です。

ビジネス書の杜の本書の内容の紹介はこちらにあります。
シンプルという哲学

2012年の売上ベスト10はこちらです。

【ランキング】2012年売れ筋ベスト10

 

2013年1月 2日 (水)

【ランキング】2012年売れ筋ベスト10

Best102012年、ビジネス書の杜で一番たくさん売れた本は、ケン・シーガルさんの「Think Simple」でした。ジョブズやアップルの思考規範や行動規範を書いた本ですが、切り口が素晴らしく、面白く読めて、役立つ一冊です。上半期も1位でしたが、年間を通して売れました。

第2位はwiredの前編集長であるクリス・アンダーソンさんが、自分の経験をもとに、新しい製造業の姿を描いた一冊です。昨年は3Dプリンターの低価格化などでパーソナルファブリケーションに関心が高まりましたが、パーソナルファブリケーションをどのように事業に成長させていくか、とくにオープンソースの環境を前提にしていくMAKERSは今年、いよいよ、本格的な動きになってくると思われます。このような時代の変化についていくために、製造業の人はぜひ読んでおきたい本です。

第3位は、エリック・リースさんのリーンスタートアップです。世間的には結構売れた本だと思いますが、ビジネス書の杜ではあまりランキングに出てこなかったのでふたを開けてちょっとびっくりの一冊でした。リーンスタートアップもイノベーションへの新しいアプローチとして注目を浴びましたが、今年はいよいよ、本格化するのではないでしょうか?その意味で、読んでおきたい一冊です。

というわけで、今年も1~3位はすべて翻訳ものでした。4位以下を含めたベスト10は以下の通りです。なお、今回のランキングにはKindle版が含まれています。Kindle版だけのベスト5はこちらにあります。

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2013年1月 1日 (火)

【ランキング】2012年 Kindle本ベスト5

Kindleあけましておめでとうございます。今年は、年間ランキングの発表の前に、Kindle版のランキングを発表したいと思います。11月と12月の数字になります。

12月のベスト3で、さっそく、Kindle版のない本が、紙本で2位で、合計では3位という現象が起こりました。今年は、Kindle版の動向がランキングを左右するようになるのでしょう。

【第1位】MAKERS―21世紀の産業革命が始まる

【第2位】これだけ! PDCA

【第3位】「超」入門 失敗の本質

【第4位】これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

【第5位】イノベーションのジレンマ

【ランキング】2012年12月ベスト3

Rank先月、ビジネス書の杜で売れた本ベスト3です。今月から、紙版とKindle版の合計になっています。

先月に続き、今月も第1位はMAKERSでした。紙の本だけですと2位と3位は逆転しています。3位の「独創はひらめかない」はKindle版がなく、Kindle版分で「これだけ! PDCA」の勝ちでした。

【第1位】MAKERS―21世紀の産業革命が始まる

【第2位】これだけ! PDCA

【第3位】独創はひらめかない―「素人発想、玄人実行」の法則

2012年12月 1日 (土)

【ランキング】2012年11月ベスト3

Rank先月、ビジネス書の杜で売れた本ベスト3です。やっぱり、今月はMAKERSでした。

1位 MAKERS―21世紀の産業革命が始まる

2位 ザ・チーム (日本の一番大きな問題を解く)

3位 これだけ! PDCA

2012年11月24日 (土)

今年読んだ中で、印象に残ったビジネス書

Insho今年読んだなかで印象に残っているビジネス書(順不同)

ケン・シーガル(林 信行監修・解説、高橋 則明訳)「Think Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学」、NHK出版(2012)

ヴィニート ナイアー(穂坂かほり訳)「社員を大切にする会社 ―― 5万人と歩んだ企業変革のストーリー」、英治出版(2012)

クレイトン・クリステンセン、ジェフリー・ダイアー、ハル・グレガーセン(櫻井 祐子訳)「イノベーションのDNA 破壊的イノベータの5つのスキル」、翔泳社(2012)

ピーター・シムズ(滑川 海彦、高橋 信夫訳)「小さく賭けろ!―世界を変えた人と組織の成功の秘密」、日経BP社(2012)

エリック・リース(伊藤 穣一解説、井口 耕二訳)「リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす」、日経BP社(2012)

木谷 哲夫「成功はすべてコンセプトから始まる」、ダイヤモンド社(2012)

クリス・アンダーソン(関美和訳)「MAKERS―21世紀の産業革命が始まる」、NHK出版(2012)

齋藤ウィリアム浩幸「ザ・チーム (日本の一番大きな問題を解く) 」、日経BP社(2012)

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ビジネス書の杜 Awardの歴史

Award今年も、Awardの季節になりました。今年もやります。7年目になります。さて、今年はどうなることでしょう?

昨年までの6年間の歴史をご紹介しておきます。

Award2011
ピーター・センゲ(枝廣 淳子、小田 理一郎、中小路 佳代子訳)「学習する組織――システム思考で未来を創造する」、英治出版(2011)

Award2010
ジェームズ・クーゼス、バリー・ポズナー(金井壽宏監訳、伊東奈美子訳)「リーダーシップ・チャレンジ」、海と月社(2010)

Award2009
リクルートHCソリューションユニット、太田芳徳「「決める」マネジメント――人を活かす職場をつくる」、英治出版(2009)

Award2008
佐々木 直彦「プロデュース能力 ビジョンを形にする問題解決の思考と行動」、日本能率協会マネジメントセンター(2008)

Award2007
アラン・コーエン、デビッド・ブラッドフォード(高嶋薫、高嶋成豪訳)「影響力の法則―現代組織を生き抜くバイブル」、税務経理協会(2007)

Award2006
スコット・バークン(村上 雅章訳)「アート・オブ・プロジェクトマネジメント ―マイクロソフトで培われた実践手法」、オライリー・ジャパン(2006)

2012年11月 6日 (火)

【ランキング】2012年10月ベスト3

Best310月のベスト3です。
ブログで紹介した本の間に挟まれて、facebookで何回か取り上げたMAKERSが2位に食い込みました。

2012年7月10日 (火)

【ランキング】2012年1月~6月ベスト10

1st2012年上半期のビジネス書の杜売り上げベスト10は以下のとおりでした。

トップはダントツで、ケン・シーガルさんの「Think Simple」でした。ジョブズという人は存在そのものが物語で、、取材本であれば、誰が書いてもそれなりに面白い本になると思っていましたが、この認識が一変しました。

こういう表現方法はあるんだと感銘を受けました。

2位のヴィニート・ナイアーさんの本も名著だと思います。個人的にはこの半年でもっとも気にいった本です。HCLテクノロジーズの企業変革の物語です。本としては、対話による企業変革に焦点を当てていると思うのですが、それ以外のところにも学ぶところ満載でした。4~5回、読み直しました。

第3位は、企画の勝利という感じの本です。

昨年度第1位のアトゥール ガワンデさんの「アナタはなぜチェックリストを使わないのか?」は5位でした。

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