2009年1月17日 (土)

PMサプリ155:どのように進めるかは自分が決める

たとえ与えられた仕事が望みどおりのものでなくても、それをどのように進めるかは自分で決めることができます。ここにやりがいが生まれてくるのです。(リコ・ドゥブランク、ザ・リッツ・カールトン東京、総支配人)

◆新雪を抱いた富士山がとてもきれいです
◆日本の会社は禁止のルールなどほとんどない
◆プロジェクトでやりたいことはほとんどできる
◆工夫するには目的を明確にすることが必要

【効用】
・PM体質改善
  リーダーシップ発揮、問題解決能力向上、アカウンタビリティ向上、
  徹底確認力アップ、分析思考力アップ
・PM力向上
  ピープルマネジメント力向上、チームをまとめる力の向上、リスク対応力向上、

・トラブル緩和
  モチベーション向上、チームの士気向上

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2009年1月13日 (火)

【補助線】MBAとえびすさん

Images_3 三連休初日の1月10日は、神戸大学のMBAコースのプロジェクト研究の発表会というのにMBAフェロー(MBAコースのOB)ということで駆り出された。

MBAフェローとして参加していた人は15名。全部で12グループの発表を聞き、点数を付けるという志向のイベントだが、MBAコースに行っている人の労力に拍手という感じだった。僕たちがMBAコースに行っていた頃に比べると、だんだん、大変になってきているようだ。コースとしては充実しているということだ!

いくつか、気になった発表もあったので、また、別の機会に触れるかもしれない。

さて、18時すぎまで、このイベントがあって、そのあと、京都に戻り、その足で京都ゑびす神社の「十日ゑびす大祭」に。毎年行っているが、今年は不景気のせいか、境内だけではなく、参道まで参拝客の列ができていて驚いた。

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2009年1月11日 (日)

PMサプリ154:関係している人間に対する感情が判断に影響を与える

ものごとに関係している人間に対する感情が私たちの判断に大きな影響を与える(國貞克則、コンサルタント)

◆悩めるマネジャーのためのマネジメント・バイブル
◆「感情」が脱ロジカルのキーワード
◆思考と行動を区別して考える
◆議論が終わればノーサイトになるか?
◆行動に対する根回しはよい根回し、思考に対する根回しは悪い根回し

【効用】
・PM体質改善
  全般的に効果があります
・PM力向上
  ピープルマネジメント力向上、チームをまとめる力の向上、リスク対応力向上
・トラブル緩和
  モチベーション向上、チームの士気向上

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2009年1月 6日 (火)

【補助線】指導、支援、奉仕

以前からずっと気になっていた。いよいよ、ロバート・グリーンフィールドの著作集が翻訳されたので、この記事を書いておく。

ロバート・グリーンリーフ(金井壽宏監訳、金井真弓訳)「サーバントリーダーシップ」、英治出版(2008)

時代は10年以上前に戻る。プライベートには金井先生のゼミにいっている時期だ。国の中小企業施策の変更というのがあって、「指導から支援に」という方向性が打ち出された。

日本語の指導という言葉はもっと広い意味を含んでいると思うが、少なくとも役人用語では、命令に近い語感がある。自分たちの提供するパブリックサービスを利用する前提が指導に従っていることだからだ(悪いといっているわけではない。自分たちの言うとおりにしていればうまくいくというのは一つの見識である)。

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2009年1月 5日 (月)

【補助線】サスティナブルなプロジェクトマネジメントを求めて

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

新年第1弾なので、多少、展望めいた話など、、、

◆「プロジェクトマネジメント=プロデュース+プロジェクト管理」

PM養成マガジン726号の「PMコンピテンシーを高める1冊の本」で使ったタイトルである。

最近、やっと追いかけていたものが見えてきたような気がする。PM養成マガジンの初期のころは、プロジェクトマネジメントのスコープを明確にするために、好んでプロジェクトマネジメントとプロジェクト管理はどう違うかということを議論していたし、そのような議論に興味を持つ人も多かったように思う。

今、振り返って考えてみると、概念の違いに興味があったというよりも、それなりの門構えの企業では「プロジェクト管理」には取り組んでおり、そこに似て非なる概念である「プロジェクトマネジメント」という概念が出てきたので、防衛本能もあって、反応したのではないかと思う部分も多い。

その後、プロジェクト管理という言葉は、プロジェクトマネジメントという言葉にあっという間に淘汰され、世の中がプロジェクトマネジメント一色になった。が、内容はプロジェクト管理のままであり、それがプロジェクトマネジメントの可能性を狭めるものになっているように思える。

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2008年12月29日 (月)

PMサプリ153:VSOPで年代ごとの自己形成を

VSOPで年代ごとの自己形成を(新将命、コンサルタント)

◆VSOPとは
◆20代はプロジェクト力をつける
◆30代はプロジェクトマネジャーのコアスキルを身につける
◆40代は任されたプロジェクトで独自性を発揮する
◆50代は人間力で人を動かす

【効用】

・PM体質改善
  PM体質の全般に対して効果があります
・PM力向上
  PM力向上の全般に対して効果があります
・トラブル緩和
  トラブル全般に対して効果があります

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2008年12月23日 (火)

【補助線】目標に愛着はあるか?

◆納得できる目標は「やる気の自己調整」

先日、クライアント企業で入社2年目だという社員のヒヤリングをしていて、ニヤっとしてしまった。「目標に愛着を持てる方法を教えてほしい」と言われたときだ。僕の持論とぴったり合ったからだ。

目標に対しては、納得という言葉が使われることが多い。組織であれば、目標は与えられることが多い。目標管理といっても、自由に設定できるレンジは限られている。したがって、納得できることが重要である。

ここで納得という言葉に含まれるものは、組織の事情(戦略上の必要性)、自分の現状のスキル、スキル向上目標、評価、報酬、環境、キャリアなど、組織と自分のもろもろの関係性を含んでおり、これらを中心にして「やる気を自己調整」したものが、納得できる目標である。

たとえば、プロジェクトの納期設定をするときに、無理だと思っている納期を押し付けられると強制されたと感じる。その期限でプロジェクトを行うことの組織にとっての必要性、顧客の要望、やり遂げたときの評価、もらっている給料、組織として提供できるプロジェクト環境、支援などを提案され、頼られると、見通しを計算し、しんどさと得られるものを天秤にかける。そこでやってみようと思うと、納得できる目標になる。

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2008年12月20日 (土)

PMサプリ152:「権威」で人を動かす

「権力」ではなく、「権威」で人を動かす(新将命、コンサルタント)

◆権威で人を動かすには「人望」が必要
◆人望を得るには厳しさとやさしさが必要
◆プロジェクトマネジャーのスキルとマインド
◆マインドはちょっとしたことで変わる
◆プロジェクトマネジャーに必要な仕事力は「あり方」

【効用】
・PM体質改善
  リーダーシップ発揮、実行力向上、問題解決能力向上、自己統制力アップ
・PM力向上
  ピープルマネジメント力向上、チームをまとめる力の向上、リスク対応力向上
・トラブル緩和
  モチベーション向上、チームの士気向上

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2008年12月16日 (火)

【補助線】自責と他責

プロジェクトマネジャーが集まった研修やワークショップで、プロジェクトマネジメントの問題分析をやると、ずらっと「他責」の言葉が並ぶ。

「顧客が決めてくれない」
「上司がリソースを提供してくれない」
「メンバーが仕事の仕方を知らない」
「外注先がちゃんと品質を出してくれない」
「法律がこうなっているのだから仕方ない」
 etc

俗名を「くれない症候群」とも言う。

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PMサプリ151:リーダーの仕事は正しいことを行うこと

マネジャーの仕事は物事を正しく行うこと。リーダーの仕事は正しいことを行うこと。(ビル・ゾラーズ、イエロー・ロードウェイCEO)

◆ヒーロー型マネジャーと関与型マネジャー
◆プロジェクトにおけるマネジャーとリーダーを整理しなおそう
◆プロジェクトのリーダーはどこにいるのか?
◆プロジェクトマネジャーは「プロジェクトリーダー」としての役割も果たそう

【効用】
・PM体質改善
 実行力向上、リーダーシップ発揮
・PM力向上
  プロ意識の向上、チームをまとめる力の向上
・トラブル緩和
 チームの士気高揚

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。