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2013年11月12日 (火)

≪サプリ384≫需要側の価値を問う発想が重要だ

お客がどう受け止めるかという需要側の価値を問う発想が重要だ
(小林敬幸、三井物産メディア事業部次長)

Supple【成分】
◆今でもある良いものを作れば売れるという発想
◆顧客はモノを欲しがっているのか
◆顧客は自分のしたい体験を知らない
◆自らユーザーになる
◆疑似的にユーザになる

【効用】
・PM体質改善
  顧客感度アップ、顧客説得力アップ、バランス感覚の洗練
・PM力向上
  プロ意識の向上
・トラブル緩和
  モチベーション向上

このサプリの購入はこちらから!1か月分、500円です。

【解説】

顧客の欲しいものを把握して製品やシステムを作るというのは当たり前になってきています。しかし、出来上がった製品を見て、欲しいと言っていた顧客が買ってくれないとか、自分が欲しかったものはこれではないと言い出すことが少なくありません。

なぜでしょうか?よく言われるのは、顧客は自分が欲しいものを知らないという問題があります。たぶん、この問題はあるのだろうと思います。それ以前の問題として、「顧客の欲しいもの」というのをモノだと考えてしまっているという問題があります。

コト作りという言葉が使われるようになってきましたが、顧客が欲しいものはモノだとは限りません。コトという言葉がイメージ的で定義がはっきりしませんが、モノではなく、モノによってもたらされる体験が顧客のほしいものであることがよくあります。

体験の視点から顧客の欲しいものを見直してみると、これまで見えなかったものが見えてくるのではないかと思います。そのような問題意識で書いたサプリです。

※今回のサプリの中では、モノとものを使い分けています。前者は製品、後者は一般的な代名詞です。

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。