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2012年5月 9日 (水)

≪サプリ295≫頑張ったら負け

発想力が問われる時代には頑張ったら負けです(トミタ・ジュン、建築家)


Supple

【成分】
◆センスがいい仕事法
◆量の神話
◆プロジェクトマネジャーに任命されると2~3日、消えるプロマネ
◆厳しいプロジェクトは頑張らないことによって活路が開ける 

 

【効用】
・PM体質改善
  PM体質の全般に対して効果があります
・PM力向上
  PM力向上の全般に対して効果があります
・トラブル緩和
  モチベーション向上

このサプリの購入はこちらから!1か月分、500円です。

【解説】

急がば回れということわざがあります。急ぐときほど、危険な道を通らず、遠回りになっても本道を通るのがよいという意味のことわざですが、トミタ・ジュンさんという建築家の本を読んでいたら、直線的に進まず、回り道をすることによって余裕が生まれ、いろいろなことを学び、気づき、よい結果を得られる可能性があるという説を書かれていました。
なるほどと思いました。

「3%のコストダウンは難しいが、3割ならばすぐにできる」とは、松下幸之助が、カーラジオの開発をするときに事業部長に語ったとされる言葉ですが、この場合、本道(回り道)は30%のコストダウンの方法にあります。3%は直線的に進む道は、リスクの高い道です。

3%をあきらめ、30%と考えてみることによって、3%では見えてこなかった方法が見つかる可能性が高くなります。

今の時代は、3%に対するニーズはそんなに多くありません。求められているのはイノベーションであり、30%です。結果的には4%かもしれませんが、3%を目指して結果として4%となるのではなく、30%を目指して4%になることには意味が違います。

30%を目指して、頑張らないスタンスをとりましょう!

 

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。