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2014年5月12日 (月)

【ブックレビュー】失敗しないとわかっていたら、どんなことをしてみたい?

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ジョン・マクスウェル(日暮 雅通訳)「失敗しないとわかっていたら、どんなことをしてみたい?」、ダイヤモンド社(2014)

数あるジョン・マクスウェルの本の中で、一番気に入った一冊。

テーマは「失敗とうまく付き合い、最後に成功する」。どのように失敗すればよいか、そのように失敗を受け止めればよいか、失敗をばねにするにはどうすればよい。

そう、今、もっとも求められているレジリエンスをテーマにした本だ(レジリエンスという言葉は1回も使われていません)。

如何に失敗を活かすか、如何に失敗を乗り越えるを、以下の11の法則にしてまとめている。

1.謙虚であること
2.現実を見ること
3.責任を負うこと
4.向上心を持つこと
5.希望を持つこと
6.学習意欲を持つことと
7.逆境を恐れないこと
8.難問を恐れないこと
9.不快な経験を受け入れること
10.変化を受け入れること
11.成熟すること

各項目について、10項目程度項目を立て、エピソードを紹介しながら説明するというスタイルをとっているが、各項目の表紙にパンチの効いた言葉がある。

謙虚であること
→人がもっとも謙虚になるのは、ありのままに綴られた人生の書をかつて自分が書こうと誓った物語を比べるときである

現実を見ること
→人生とは遊覧船のデッキチェアに座っているようなもの。椅子を航海してきた方向に置く人もいれば、航海していく方向に置く人もいる。

など。

この本を最初にみたときに、

「失敗しないとわかっていたら、どんなことをしてみたい」

うまいことを言うなと思った。この言葉にも続きがある。

「この質問を耳にした者は、かつて自分が抱いていた夢を思い出す。」

である。マックスウェルいわく、これこそが「最後に成功する人の法則」だという。ここにはこんなことが書かれている。

・成功する者は、失敗をカーペットの下に隠したりしない
・どんなに牛乳をこぼそうと、牛をなくさなければ、大丈夫
・ミスを犯した他人を許すのは簡単だ。だが、自分のミスを目にした相手を許すには、度胸と勇気が必要だ。
・人はいい思い出をポケットにしまい、いやな思い出は胸にしまう
・成功する人物が突出しているのは、失望と失敗をあしらう能力である
・成功したければ「知る」と「する」のあいだに橋を架けなくてはならない
・自分を裁くたび、あなたは悲嘆にくれることになる。
・勝って忘れる。負けて忘れる。
・人は学ぼうという姿勢でいる時にだけ、学ぶ

「失敗しないとわかっていたら、どんなことをしてみたい」を呪文のように唱えてみよう。

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。