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2013年11月26日 (火)

≪サプリ387≫面白いものを「枠」につなげるパイプを見つける

面白いものを「枠」につなげるパイプを見つける
(吉田照幸、NHKエンタープライズ番組開発部エグゼクティブ・プロデューサー)

Supple【成分】
◆「らしくない」ではなく、枠から出る
◆直感を大切にする
◆ぶれないことが重要
◆新しい考え方を取り入れる
◆イノベーションと改善の違い

【効用】
・PM体質改善
  創造力アップ、顧客感度アップ、顧客説得力アップ、リーダーシップ発揮、問題解決能力向上
・PM力向上
  チームをまとめる力の向上、ピープルマネジメント力向上
・トラブル緩和
  モチベーション向上、チームの士気向上

このサプリの購入はこちらから!1か月分、500円です。

【解説】

顧客対応の難しさのひとつに顧客のニーズにこたえたようでなかなか応えられないという問題があります。

なぜでしょうか?

自分たちの枠の中でできるかどうかを考えてしまうためです。この背景には、上司からできる根拠を問われるという事情があります。そのため、どうしても今の延長線上でできることを探りながら考えてしますわけです。

しかし、この問題は却って問題をこじらせています。できる範囲で顧客のニーズにこたえるというのは非常に難しいことです。もちろんニーズにもよりますが、顧客のニーズを固定して考え、それを如何に実現するかを考えていく方が容易なことが少なくありません。

イノベーションでも同じです。今とは違うことをやろうとすると、今との連続性が足かせになって自由に発想できなくなることがよくあります。このような問題の説き方をするなら、やりたいこと、おもしろいことを直感的に決めてそれを実現する方が易しいでしょう。

ただし、根拠が必要なことは変わりません。つまり、顧客のニーズや面白いアイデアを受け入れたのちに根拠づけをするという発想が必要なのです。

今回のサプリはこのような発想の仕方について考えてみました。

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。