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新しい知識は行動と思考から生まれる(外山 滋比古、英文学者)
今回のサプリは外山 滋比古先生の「思考力」(さくら舎、2013)の中のフレーズである。なんでもないことを言っているようで、この言葉は恐ろしく深い言葉だ。
経験が経験のままで、知識になっていない人が多い。そもそも、行動に基づいて知識にするというのはどういうことだろうか?今回のサプリはこの問題について知識を生成するプロセスをシミュレートしながら、具体的に考えてみたい。
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ものごとの本質を見極めて仕事に取り組むことができると、「モノ・ヒト・カネ・時間」は半分ですむし、倍の結果を生むことができる (水野和敏、生きる力プロジェクト発起人)
【成分】◆本質とは◆プロジェクトの本質◆本質を捉えて計画する◆目的があいまいだと本質が見えない◆制約によって本質を浮き上がらせる◆目標をストレッチして本質を浮き上がらせる
イノベーションの戦略の第一歩は、古いもの、死につつあるもの、陳腐化したものを計画的、かつ体系的に捨てることである(ピーター・ドラッカー、経営思想家)
【成分】◆古いものを捨てることができないから、イノベーションができない◆ガラパゴスの正体◆あるメーカの事例◆なぜ、捨てれないのか◆売上げ至上を捨てる
構成要素に対して個別に改善を行っても、全体としての成果が向上しないことは確実 である(ラッセル・アコフ、哲学者)
【成分】◆アコフのシステム思考◆現場改善とは部分の改善か◆システムとして認識すべきものが増えている◆部分だけを変えることはできない
その人が言っていることを文字通り解釈するのではなく、何を意図しているかを理解することが重要なスキルになる (ブライアン・フィッツパトリック、Google社内アドバイザー)
【成分】◆ギークって知っていますか?◆意図◆意図には感情がある◆「意を汲む」
好川哲人
技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。
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