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2012年5月18日 (金)

≪サプリ316≫道具がカナヅチ一丁なら、すべての問題が釘に見える

あなたのもっている道具がカナヅチ一丁なら、すべての問題が釘に見えてくる(横山禎徳、コンサルタント)
Supple

【成分】
◆ロジカルシンキング万能主義は危うい
◆ロジカルシンキングが難しい例
◆ロジカルに考えない
◆一つの思考法にこだわらない
  

【効用】
・PM体質改善
  PM体質の全般に対して効果があります
・PM力向上
  PM力向上の全般に対して効果があります
・トラブル緩和
  モチベーション向上、チームの士気向上

このサプリの購入はこちらから!1か月分、500円です。

【解説】

プロジェクトマネジャーが思考法を身に付け、業務の中でどんどん活用していくことはいいことだと思うのですが、一方で、同じ料理の仕方しかしないことに物足らなさを感じることがよくあります。

大抵の人が最初に学ぶ思考法はロジカルシンキングです。ところが、ロジカルシンキングには、時間の推移を含めて考えることが困難です。このため、問題が動的に変化するような場合(たとえば、メンバーの疲れが徐々に大きくなる)には、あまり筋のよい答えが得られないことがよくあります。

この問題は思考法の問題というより、メタな思考の問題にあると思われます。つまり、ロジカルシンキングを覚えたら、それを極めようとする発想です。このような姿勢が必ずしも悪いとは思いませんが、結果として徒労に終わることが多く、もう少し、柔軟にいろいろな思考法を使ってみるという発想が必要なのではないかと思います。

適材適所という言葉がありますが、多様な思考法を持ち、それを問題に応じて使い分けていうというメタな思考方法が求めらているように思います。

そんな問題意識で書いたサプリです。

 

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。