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2012年5月 4日 (金)

≪サプリ294≫レバレッジを探す

小さくても大きなことに焦点を当てる(トム・ピーターズ、コンサルタント)


Supple

【成分】
◆The Little Big Thinks
◆小さいことからコツコツと
◆5Sは戦略的活動である
◆レバレッジを探す

 

【効用】
・PM体質改善
PM体質の全般に対して効果があります
・PM力向上
PM力向上の全般に対して効果があります
・トラブル緩和
モチベーション向上

このサプリの購入はこちらから!1か月分、500円です。

【解説】
「小さなことから」とか、「コツコツやる」という言葉は、地道な努力をすることと解釈されます。日本人の現場重視の価値観がそのようにさせるのでしょう。

それはそれでいいのですが、ビジネスのスピードが速くなってきて、このような価値観は現実的ではないと考える人が増えています。本当にそうでしょうか?

ピーター・センゲが提唱するシステム思考の中核にある考え方に「レバレッジ」という考え方があります。レバレッジはもともと経済用語で、経済活動において、他人資本を使うことで、自己資本に対する利益率を高めることを意味します。

この比喩で、システム思考の中では、最少の力で、最大の効果を上げることができる問題解決方法をいいます。まさに、「小さくても大きなこと」です。

つまり、「小さなことから」というのは、できることからやるという意味ではありません。極めて戦略的な考え方です。戦略的に仕事を進めるとは取捨選択を合理的に行うことを意味しますが、レバレッジはそこにさらに資源を最小化するという意味が加わっているわけです。

むしろ、それが差別化要因になることを考えると、小さいことだけど、難しいことと考えた方がよいでしょう。言い換えると、知恵を使うということです。

プロジェクトにしろ、マネジメントにしろ、かつてのように無制限に資源を使える時代ではありません。かつては「汗をかく」ことが重視され、レバレッジを探すようなアプローチは敬遠されがちでした。ただ、汗をかく人がえらいというのは、既存の秩序を守る一つの方法になっていることも確かです。日本にビジネスモデルの優れたベンチャーが出てこず、技術型のベンチャーが多い理由もこの辺の価値観にあると思われます。

社会的な価値観はともかく、今のプロジェクトのようにリソースが限界を超えて制限されている仕事ではレバレッジをうまく見つけることが不可欠です。

そんな問題意識でかいたサプリです。

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。