【補助線】メンバーのモチベーションの源泉を知る
神戸大学の金井先生の「働くみんなのモチベーション論」に出てくるエクスサイズです。
6.と7.は別にして、1.~5.はチームビルディングの中で使ってみてはどうでしょうか?試しにあるプロジェクトのキックオフミーティングの試してみたところ、効果抜群でした。
コミュニケーションとは相互理解。適切な指示をするのも必要だが、はやり、相手の本質の理解。相手の本質でもっとも大切な部分ってやっぱりやる気だと思いませんか?
エナジー&エナジャイズ!
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1.自分が調子よくがんばれているときと、無気力になってしまっているとき、この両者を分けている要因はなんだと思いますか。具体的な場面を念頭において考えください。
2.自分の身の回りで、概していつもがんばり屋さんのひとと、たいてい手抜きで熱心な姿をあまり見ないひとを比べて、どこに大きな違いがあるのか、考えてください。
3.(1.と関連して)自分が調子よくがんばれているとき、上司はいったいどのような行動を自分に対してとってくれていましたか。行動の特徴を、そのひとの持ち味 や発想法とあわせて振り返ってみてください。
4.(2.と関連して)がんばり屋さんのひとにいっそう励んでもらい、また、手抜きのひとに発破をかけるためには、どのような行動をとりますか。
5.自分がこれまでお仕えした上司のなかで、もっとも信頼できるし、このひとならついていってもいいと思ったひとの、発想、行動の特徴、人間としての持ち味には、 どのような特徴がありますか。
6.(1.と2.をもとに)自分が信じる自分なりのモティベーションの持論を言語 化してみてください。
(a)キーワードを並べるレベル
(b)キーワードを相 互に関連づけるレベル
(c)キーワード間の関連をうまく例示するレベル
(d)自分なりのセオリーとしてもっと整理されているレベル
のうち、出来る限りより上位のレベルに至るような持論を書いてみてください。たとえば、(c)で例 示される方は、例示に先立って、(a-1)キーワードのリストと(a-2)キーワード間の関連の記述を記してください。
7.すでに、これまでなんらかのモティベーションの理論を、学生時代、自己啓発と読書、社内の研修、社外のセミナー・講演等を通じて、学んだことがあるひとは、上記の(6.)の記述が、だれのどのような理論や概念の影響を受けているかについても記してください。
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