2011年6月14日 (火)

48人のマネジメントベストプラクティス(ファンが選ぶビジネス書11)

448411108X

フランク・アーノルト(畔上 司訳)「有名人の成功のカギはドラッカーの「マネジメント」にあった」、阪急コミュニケーションズ(2011)

お奨め度:★★★★★+α

成功者(有名人)48名のマネジメントのベストプラクティスを、「組織のマネジメント」、「イノベーションのマネジメント」、「人間のマネジメント」の3つの分野に分け、著者の視点から紹介した一冊。1人1テーマにまとめられているが、テーマ意外にも学ぶところが多い。48名のリストとベストプラクティスは記事の最後にリスティングしている。

続きを読む »

2011年6月12日 (日)

【ランキング】2011年5月ベスト3 1位は図解表現本

Best3 遅くなりましたが、5月のベスト3です。

5月は、facebookでやっている「ファンが選んだビジネス書」が並びました。1位の「ウォールストリート・ジャーナル式図解表現のルール」は本当に一冊持っておいてよい本だと思います。

ちなみに、4位、5位もファンが選ぶビジネス書でした。4位は

日経トップリーダー「なぜ、社員10人でもわかり合えないのか」、日経BP社(2011)


5位は
克元 亮「 「しきる」技術 誰にでもできる超実践リーダーシップ」、日本実業出版社(2011)


でした。ベスト3は以下の通りです。

 

続きを読む »

ユーザ満足(US)を実現するコミュニケーション(ファンが選ぶビジネス書10)

4822264238

日経トップリーダー「なぜ、社員10人でもわかり合えないのか」、日経BP社(2011)

お奨め度:★★★★★+α

コミーは社員16人、年商5億の中小企業である。にも関わらず、死角を移す鏡で世界のトップメーカーであり、飛行機の手荷物だなの忘れ物防止ミラーでは、5つ星の航空会社7社のうち、6社が導入している。また、飛行機でも、エアバスA380では標準装備となっている。そんなコミーの謎を、日経トップリーダーが度重なる取材に基づき、コミュニケーションという切り口から解説した一冊。

続きを読む »

2011年5月31日 (火)

【ファンが選ぶビジネス書】閾値を5人→8人に上げます

5月はたくさんのよい本と出会いました。その感覚はみなさんと共有できたようで、なんと、最後にリスティングした8冊が5人を超えました。

いろいろな意味で喜ばしいことですが、一つだけ困ったことがあり、それは1カ月に書くレビュー記事の本数と決めている5冊を超えていることです。

これらの本のレビュー記事はどこかでリカバリーしますが、とりあえず、6月から閾値を上げようと思います。5人がファン100人で設定した閾値でしたので、いま、210名ですので、思い切って10人にしようかと思いましたが、実は5月も10人を超えた本はなかったので、8名にします。

6月に登録した本からは、いいね!が「8名」を超えた本は、レビュー記事を書くことにします。5月までに登録した本は5名でいきます。

続きを読む »

2011年5月30日 (月)

ビジネス書の杜 第72回プレゼント当選者

第72回プレゼント「トルネード キャズムを越え、「超成長」を手に入れるマーケティング戦略」の当選者は、以下の3名です。

(1)まちゃ様

(2)みかわや様

(3)まさおみ様

近日中に書籍が届きますので、お楽しみにお待ちください。

今回、選から漏れた方はこちらからお買い求めください!

ジェフリー・ムーア(中山宥訳)「トルネード キャズムを越え、「超成長」を手に入れるマーケティング戦略」、海と月社(2011)

いつまでも色あせない図解を創るために(ファンが選ぶビジネス書9)

4761267437

ドナ・ウォン(村井瑞枝訳)「ウォールストリート・ジャーナル式図解表現のルール」、かんき出版(2011)

お奨め度:★★★★★

ウォールストリート・ジャーナルで、9年間にわたり、誌面のグラフィック責任者を務める著者が、自身の持つインフォメーション・グラフィック戦略のノウハウを惜しげなく、教えてくれる一冊。すべてのビジネスマン、特にマネジャーにおすすめしたい。

続きを読む »

2011年5月29日 (日)

もし県庁職員がドラッカーの「非営利組織の経営」を読んだら

4048741829

有川 浩「県庁おもてなし課」、角川書店(2011)

 お奨め度:★★★★(注:小説としての評価ではありません、ビジネス書としての評価です)

有川浩さんの「恋する観光小説」。小説であるが、昨年から大ブレーク中の「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」と同じくらい、ドラッカーのマネジメントの勉強になる。「マネジメント」だけでなく、マネジメントをベースにした非営利組織のマネジメントの勉強にもなる。

続きを読む »

2011年5月20日 (金)

しきる技術(ファンが選ぶビジネス書8)

4534048246

=-=-=-=-=
ファンが選ぶビジネス書」はfacebook別館で、5人以上のリクエスト(いいね!)があった書籍の紹介です。詳しくは、こちらをご覧ください。
=-=-=-=-=

克元 亮「 「しきる」技術 誰にでもできる超実践リーダーシップ」、日本実業出版社(2011)

お奨め度:★★★★1/2

数々のプロジェクトで、プロジェクトマネジャーを務める著者が、自分の失敗や経験に基づき、「しきる」技術について解説する一冊。SEはしきることを難しく考える傾向があるが、それは決して難しいことではなく、基本を押さえていけば、必ず、できると説く。

続きを読む »

2011年5月16日 (月)

ビジネス書の杜別館(facebook)で2011年5月1日~10日にコメントした本

5月1日~10日にbookface別館でコメントした書籍です。各タイトルの頭に表記されている人数は、この記事を執筆した時点で「いいね!」がついた人数です。5人になったら、ビジネス書の杜本館(ブログ)に紹介記事を書きます。

5月1日~10日では、

ティナ・シーリグ「ティナ・シーリグのスタンフォード大学白熱講義」
克元 亮「「しきる」技術 誰にでもできる超実践リーダーシップ」
橋本 忠夫「変革型ミドルのための経営実学―「インテグレーションマネジメント」のすすめ」、

の3冊が5人以上になりました!このうち、ティナ・シーリグさんの「ティナ・シーリグのスタンフォード大学白熱講義」は紹介記事を書きました。

制約にとらわれない

また、ベンカト・ラマスワミ、フランシス・グイヤールの「生き残る企業のコ・クリエーション戦略 ビジネスを成長させる「共同創造」とは何か」も紹介記事を書きました。

新しい経営のグランドデザイン

そのほか、以下のような本を紹介しました。内容を知りたい本があれば、facebook別館で「いいね!」をしてください!


facebook別館

続きを読む »

2011年5月14日 (土)

清水勝彦先生「戦略三部作」完結編

4822248453 清水 勝彦「戦略と実行―組織的コミュニケーションとは何か」、日経BP社 (2011)

お奨め度:★★★★★+α

清水勝彦先生が「戦略の原点」、「経営意思決定の原点」と並ぶ三部作の完結編と位置づける一冊。企業や事業部を上げて作った戦略がなぜ実行できないのかという問題について、そこに横たわる前提の問題を議論し、前提を変えることで戦略実行を確実にする方法を説く。もともと、現場的な視点のある清水先生の戦略論だが、その中でもまさに現場の話であるので、清水先生のファンの方には堪えられない一冊になるだろう。

続きを読む »

制約にとらわれない(ファンが選ぶビジネス書7)

4796681779

=-=-=-=-=
ファンが選ぶビジネス書」はfacebook別館で、5人以上のリクエスト(いいね!)があった書籍の紹介です。詳しくは、こちらをご覧ください。
=-=-=-=-=

ティナ・シーリグ「ティナ・シーリグのスタンフォード大学白熱講義 (DVD付き) 」、宝島社(2011)

お奨め度:★★★★

スタンフォード大学工学部のスタンフォード・テクノロジー・ベンチャー・プログラムのエグゼクティブ・ディレクターであるディナ・シーリグさんの大人気の講座「問題をチャンスに変える方法」の講座は大人気の講座を記録し、映像をつけた書籍である。昨年のビジネス書の杜年間ベストセラー第2位のディナ・シーリグさんの「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」のベースになっているベースの講義でもある。

続きを読む »

2011年5月 7日 (土)

ビジネス書大賞2011発表

4799310070 2011年のビジネス書大賞が発表になりました。

このビジネス書を読め! ビジネス書大賞2011


☆大賞

楠木 建「ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件」、東洋経済新報社(2010)
https://mat.lekumo.biz/books/2011/01/story.html

岩崎 夏海「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」、ダイヤモンド社(2009)
https://mat.lekumo.biz/books/2010/01/management.html


★最優秀著者賞 佐々木常夫さん

佐々木 常夫「そうか、君は課長になったのか。」、WAVE出版(2010)
https://mat.lekumo.biz/books/2010/03/manager.html
他1冊

*ベスト翻訳ビジネス書

ティナ・シーリグ(高遠裕子訳、三ツ松新解説)「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」、 阪急コミュニケーションズ(2010)
https://mat.lekumo.biz/books/2010/03/innovation.html

いいなと思っている本が、ずらっと並んだ感じ。ビジネス書の杜の昨年度のベスト3は、すべて選ばれている。やっぱい、いい本が売れているということだろう。

【ビジネス書の杜】2010年売れ筋ベスト10
https://mat.lekumo.biz/books/2011/01/2010best_seller.html

選定に関する感想はfacebook別館の方で。

ディスカヴァー「ビジネス書大賞2011」発表

第72回書籍プレゼント 「トルネード」

4903212238 久しぶりに、書籍プレゼントです。今回のプレゼントは、テクノロジーマーケティングの名著、ジェフリー・ムーアの「トルネード」です。先月、facebookで3名様にプレゼントをさせて頂きましたが、今月はブログで行います。

ジェフリー・ムーア(中山宥訳)「トルネード キャズムを越え、「超成長」を手に入れるマーケティング戦略」、海と月社(2011)

この本は、facebookを使った書籍の人気投票「ファンが選ぶビジネス書」で、最初に選ばれた本で、発行元の海と月社から記念にプレゼントに頂いたものです。

海と月社から復刊されたのは今年ですが、出版は1999年です。しかしながら、内容は10年以上が経過しているとは思えない新しさです。今でも、問題なく通用する内容で、もはや常識化している理由がよくわかります。

特に、技術系の管理職やマネジャーであれば読んでおきたい一冊ですので、この機会にぜひ、お読みください。応募は以下のページからできます。

第72回書籍プレゼント 「トルネード」

2011年5月 6日 (金)

新しい経営のグランドデザイン(ファンが選ぶビジネス書6)

4198631603

=-=-=-=-=
ファンが選ぶビジネス書」はfacebook別館で、5人以上のリクエスト(いいね!)があった書籍の紹介です。詳しくは、こちらをご覧ください。
=-=-=-=-=

ベンカト・ラマスワミ、フランシス・グイヤール(尾崎正弘、田畑 萬、山田美明訳)「生き残る企業のコ・クリエーション戦略 ビジネスを成長させる「共同創造」とは何か」、徳間書店(2011)
 

お奨め度:★★★★★

1994年にコア・コンピタンス革命で新進気鋭の経営学者として注目され、ピーター・ドラッカーの後継者といわれたC・K・プラハラードの提唱したこれからの新しい経営思想である「コ・クリエーション」について事例を体系的に整理し、発展された方法論として概念をまとめた一冊。

続きを読む »

2011年5月 3日 (火)

【ランキング】2011年4月ベスト3 1位はfacebookでコメントした本

売れ行きは4月も完全復帰には至りませんでした。4月は毎年、1年でも多い月なのですが、震災前の1月の8割程度でした。

その中で、1位は、facebook別館で紹介したディズニー本でした。ベスト3は以下の通りです。

特記事項ですが、世の中で小さなブームが起こっている

ドナ・ウォン(村井瑞枝訳)「ウォールストリート・ジャーナル式図解表現のルール」、かんき出版(2011)

が、ずっとアマゾンが品切れになっていて、あまり売れていないのですが、今月のアマゾンのページへのアクセス数はおそらく1位だったと推定されます。

続きを読む »

ビジネス書の杜別館(facebook)で2011年4月21日~31日にコメントした本

4月21日~31日にbookface別館でコメントした書籍です。各タイトルの頭に表記されている人数は、この記事を執筆した時点で「いいね!」がついた人数です。5人になったら、ビジネス書の杜本館(ブログ)に紹介記事を書きます。

4月21日~31日では、ベンカト・ラマスワミ、フランシス・グイヤールの「生き残る企業のコ・クリエーション戦略 ビジネスを成長させる「共同創造」とは何か」が6名で、近いうちに紹介記事を書きます。

そのほか、以下のような本を紹介しました。内容を知りたい本があれば、facebook別館で「いいね!」をしてください!

続きを読む »

2011年5月 2日 (月)

なぜ、部長はビジネス書を読まないのか

4756914497

川崎 和則「あたりまえだけどなかなかできない  部長のルール」、明日香出版社 (2011)

明日香出版の人気シリーズ「あたりまえだけどなかなかできない」に部長編が登場。例によって、100のルールが見開きで書かれている。

この記事は、facebook別館のコメント用に書いたのだが、書いているうちに長くなってきたので、ビジネス書の杜の記事とする。ただ、書籍の紹介ではないので、あしからず。また、お奨め度もつけれないのでつけていない。理由は本文を読んでほしい。

続きを読む »

2011年4月22日 (金)

ビジネス書の杜別館(facebook)で2011年4月11日~20日にコメントした本

4月11日~20日にbookface別館でコメントした書籍です。各タイトルの頭に表記されている人数は、この記事を執筆した時点で「いいね!」がついた人数です。5人になったら、ビジネス書の杜本館(ブログ)に紹介記事を書きます。

この期間は、facebookとTwitterの連携をいろいろ試してみて、時間を取られました。やっといろいろなことがわかってきましたが、facebookはミステリアスですね。とりあえず、このブログ記事にいいね!が付けられるようになりました。それから、facebook別館のいいね!の数を見ることもできるようになりました。

あと、facebookページにいいね!を付けることもできます!

ただし、全部、facebookのアカウントが必要です。

さて、ファンが選ぶビジネス書では、4月17日にマーク・ジョンソンの「ホワイトスペース戦略」の紹介記事を描きました。この本、本当にいい本ですね。「イノベーションのジレンマ」とか、「ブルーオーシャン戦略」級の本です。ゴールデンウィークを利用して、読んでおくことをお勧めします。

マーク・ジョンソン(池村千秋訳)「ホワイトスペース戦略 ビジネスモデルの<空白>をねらえ」、阪急コミュニケーションズ(2011)


ファンが選ぶプロジェクトは、そのあとが、続かないので、ちょっとさみしいです。下のリストを見て貰えばわかるのですが、ばらけています。4月に入ってからの傾向です。あと、ちょっとなんですけどね。1週間に一度くらい、見回りをしているのですが、4冊で止まっている本が4~5冊あります。まるで、デスバレーみたいですね(笑)

facebookとの連携がうまくいくようになって、読んだ本のコメントや感想をノートで書くようにしています。これが、結構、力が入っています。

ブログは紹介記事、facebookの方は「書評」という使い分けをしようと思っています。ただ、人が書いた本についてとやかく言えるような立場にはないので、facebookの方もあまり、明確な書評というよりは、感想程度にしておきますが。

ということで、ぜひ、facebookの方にも来ていただいて、アカウントを登録して、ノートを見て、読みたければいいね!という感じでお願いします!

続きを読む »

2011年4月21日 (木)

パワーポイントによる死を防げ!

4822230546

 ガー・レイノルズ(日経ビジネスアソシエ編)「シンプルプレゼン」、日経BP社(2011)

お奨め度:★★★★☆

プレゼンテーションZenの提唱者であるガー・レイノルズのDVDつきの解説書。ビジュアルな作りとシンプルな表現、そして80分に渡るDVDの解説と、プレゼンテーションZenの世界がすべてわかる一冊。プレゼンテーションZenではピンとこないという感想を持つ人も少なくなかったように思うが、この本は、まさにプレゼンテーションZenの体現したもので、すべての人が腑に落ちるだろう。

続きを読む »

2011年4月19日 (火)

各記事にソーシャルネットワークの連携機能をつけました

遅ればせながら、各記事にソーシャルネットワークの連携機能をつけました。

これまでもあったリブログ以外に、「はてな」のブックマーク、Twitterへのツイートと、facebookのいいね!のボタンをつけました。これによって、

(1)お気に入りに登録する
(2)気に入った記事をリブログする
(3)気に入った記事をTwitterでつぶやく
(4)気に入った記事にfacebookの「いいね!」をつける

などができるようになりました。このほかに、Evernoteにクリップするボタンも付けたのですが、なぜか、うまく機能しません。TypePad提供の機能ですので、環境の問題だと思います。試してみて、何かわかったら教えて戴けると幸いです。

PMstyle 2025年1月~3月Zoom公開セミナー(★:開催決定)

アクセスランキング

カテゴリ

Powered by Six Apart

Powered by Google

  • スポンサーリンク
  • サイト内検索
    Google