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2012年12月17日 (月)

≪サプリ343≫自主性を手にいれる

まっさらなキャンバスに自分で線を引いて独立性と個人の目標を定め、自分の行動をとりたいなら、自主性を手に入れよう  (マイロ・シンデル、人材開発コンサルタント)

Supple

【成分】
◆自主性を手にいれる
◆プロアクティブがなぜ、難しいのか
◆自分から手を上げて、責任を取る
◆プロジェクトの条件設定をうまくしよう

【効用】
・PM体質改善
  PM体質の全般に対して効果があります
・PM力向上
  PM力向上の全般に対して効果があります
・トラブル緩和
  モチベーション向上、チームの士気向上

このサプリの購入はこちらから!1か月分、500円です。

【解説】

プロジェクトマネジャーにもっとも求められるのは、イニシャティブだと思っています。プロアクティブプロジェクトマネジメントというのは、その一つの実現方法です。

しかし、イニシャティブを持ってプロジェクトを行っているプロジェクトマネジャーは決して多くありません。マネジメントというのはそもそも、そういうもの、つまり、与えられた環境の中で、指示された目標をなんとか達成するものだからだという理由もあるのかもしれません。

環境や目標が明確に与えられればそれはそれでいいのかもしれませんが、現実にはそうではありません。そこで、はっきりとしている成果物(システムや商品)を作ることだけに集中してプロジェクトを実施しているケースが多いのですが、これでは何のためのプロジェクトなのかわかりません。

プロジェクトの条件や環境があいまいな時にこそ、イニシャティブを取るべきなのですが、そこにもう一つの壁があります。それは責任の問題です。イニシャティブを取ると、責任も取ることになる。

日本型のマネジメントは忖度マネジメントであることが多いようです。つまり、上位者の意を汲んで進める。これは責任を明確にしたいための知恵ですが、「いい会社」では、これをやっている限りにおいては、最後は守ってくれるという感覚があります(ブラック企業では、責任を押し付けられます)。

ただ、これは一昔前の話で、今は、守ってくれるという部分が希薄になり、責任を取らされてしまうことが多くなっています。このような状況にどのように対処すればいいのでしょうか?

そんな問題意識で書いたサプリです。

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。