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2013年12月18日 (水)

≪サプリ390≫女性のような発想をする

男性が女性のような発想をしたら世界が好ましい方向に変わる
(ジョン・ガーズマ、社会理論家)

Supple【成分】
◆女神的リーダーシップ
◆プロジェクトマネジメントにより何が変わったか
◆計画の方法は変わっていない
◆残業とアイドルタイム
◆女性的な発想で計画を作る

【効用】
・PM体質改善
  計画力アップ、実行力向上、顧客説得力アップ、問題解決能力向上、リスク管理力アップ、
・PM力向上
  チームをまとめる力の向上、ビジネスセンスアップ、リスク対応力向上
・トラブル緩和
  モチベーション向上、チームの士気向上

このサプリの購入はこちらから!1か月分、500円です。

【解説】

プロジェクトマネジメントがブームだったころに、何度か、女性PMの育成というのをやったことがあります。プロジェクトマネジャーの人材像をコンピテンシーモデルで作っていると、女性の方がコンピテンシーが高い項目を多く含んだモデルを人材像を求める企業が多いことに気付いたためです。

それから10年近く経ちますが、この考えは変わっていません。プロジェクト、特に定型的なプロジェクトのプロジェクトマネジメントは女性の方がうまくできると思っています。人材育成や仕組みづくりの仕事の中で少ないですが女性のプロジェクトマネジャーに出会うことがありますが、この意見は変わっていませんし、強化されています。

では何が違うのかといわれると、真っ先に挙げたいのが計画性です。もちろん、男性でも計画性が高い人はいますが、総じて計画性は女性の方が高いように思います。そして、プロジェクトマネジメントの中で計画性が低ければ生産性が上がりません。

プロジェクトマネジメントを導入して、失敗プロジェクトが少なくなったという話はよく耳にしますが、生産性が上がったという話はあまり聞きません。

これではプロジェクトマネジメントの特性を半分しか活かしていないようなもので、これからは生産性を上げるというところにプロジェクトマネジメントの目的を置くべきだと思います。

そんな問題意識で書いたサプリです。

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。