【10周年】新しい時代のプロジェクトリーダーのリーダーシップ
日本の企業でもプロジェクトマネジメントが行われるようになり、この10年ほどで、明らかに変わったことがあります。それは、管理の対象が人から、成果に移ってきたことです。
プロジェクトマネジメント以前は、組織は人(勤怠)を管理していました。真面目に働いているかどうかを監視し、成果が出なければ叱咤激励するというスタイルで監視・コントロールを行ってきました。しかし、プロジェクトマネジメントを導入してからは、人を監視するのではなく、成果を監視し、予定通りの成果が得られない場合には、その理由を突き止め、改善するという活動のスタイルに変わってきました。
プロジェクトマネジメント以前は、組織は人(勤怠)を管理していました。真面目に働いているかどうかを監視し、成果が出なければ叱咤激励するというスタイルで監視・コントロールを行ってきました。しかし、プロジェクトマネジメントを導入してからは、人を監視するのではなく、成果を監視し、予定通りの成果が得られない場合には、その理由を突き止め、改善するという活動のスタイルに変わってきました。
形の上ではかなり変わってきたのですが、まだ、十分ではありません。プロジェクトマネジメントの活動スタイルは、人は監視の対象にしないので、メンバーの自律的管理を前提にしています。これが十分に行われるようにならないとメンバーの持つ最大のパフォーマンスを引き出すことは難しく、プロジェクトマネジメントがうまく行っているとは言えません。
十分でない理由は、確かに表の管理は成果の管理になっていますが、裏の管理として人の管理が残っているからです。一例をあげると、メンバーが働く時間を自由に設定することは至難の業です。共同作業を盾に取る人が多いですが、計画をしっかりと作れば共同作業と働く時間はあまり関係ありません。やはり、人の監視・コントロールを行っているのです。
この状況から解き放たないと、本当の意味でプロジェクトマネジメントは定着しないと思われます。そのためには、オープンリーダーシップが不可欠なのです。メルマガを始めた10年前はオープンリーダーシップは理想郷でしたが、いまは、現実的になってきました。ソーシャルネットワークが発達してきたからです。
PM養成マガジン10周年記念セミナーのファイナルは、ソーシャルネットワーク時代のオープンリーダーシップのとり方について学んでいただきたいと思います。講師は、早くからオープンリーダーシップを実践されている株式会社JOYWOWヘッド・コンサルタントの阪本啓一さんです。
皆様のプロジェクトマネジメントに魂を入れてください!
━【開催概要】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆開催決定☆━
【PM養成マガジン10周年記念セミナー】
第6回 ソーシャル時代のオープンリーダーシップ戦略
日時:2012年12月08日(土)13:30-16:30(13:00受付開始)
場所:カタリストBA (東京都世田谷区)
講師:阪本啓一氏(株式会社JOYWOW ヘッド・コンサルタント)
詳細・お申込 http://pmstyle.biz/smn/pm_magazine10_6.htm
主催 PM養成マガジン(運営:PMstyle)
3PDUを発行します。
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【カリキュラム】
13:30-14:00 問題提起「ソーシャル時代のリーダーシップのあり方とは」
14:00-15:00 セッション1 「あなたの会社は大丈夫?」ケースで見るリーダーシップ
15:00-15:45 セッション2 「課題を整理してみよう」オープンリーダーシップ実践1
15:45-16:30 セッション3 「To-Dos/Not To-Dosやるべきこととやらないこと」
オープンリーダーシップ実践2
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