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2013年9月13日 (金)

≪サプリ377≫片っ端から疑う

クリエイティブになるための第一歩は「片っ端から疑う」こと(奥山清行、工業デザイナー)

Supple【成分】
◆批判と否定が混同する時代
◆新しいことには批判がつきもの
◆新しいものを生み出すには、「まず、疑うこと」
◆従順になったエンジニア
◆創造性を取り戻す

 

【効用】
・PM体質改善
  リーダーシップ発揮、創造力アップ、顧客感度アップ、問題解決能力向上
・PM力向上
  ピープルマネジメント力向上、チームをまとめる力の向上、リスク対応力向上
・トラブル緩和
  モチベーション向上、チームの士気向上

このサプリの購入はこちらから!1か月分、500円です。

【解説】

ある人と、なぜ、イノベーションができないのかという話しをしていて、「ものごとを疑わない」という議論になったことがあります。まあ、もともと、日本人は従順だと言われていますし、実際にそうだと思いますが、近年、拍車がかかっているのではないかという話です。

それを強く感じるのがSNSに代表されるネットワークです。自戒を込めていいます が、ネットワーク上の意見というのはオーソライズすらされていません。メディアで あれば、テレビにしろ、雑誌にしろ、複数の人で意見を作ります。その意味では最低 限のオーソライズされているわけですが、SNSにはそれすらありません。そんな意 見を無批判に受け入れることは実は大変恐ろしいことです。

何よりも恐ろしいのは、ものを考える習慣がなくなることです。従順な日本人にも、 20年くらい前からロジカルシンキングが普及して、ものを考えるようになってきました。それが、SNSで逆戻りしているように思えます。140文字のメッセージや、インパクトのある写真につけられた短いメッセージに「ふんふん」と思えばあっという間に拡散していきます。そして、クチコミの量が説得力を生み出します。

ものを考えないということは、創造の基盤をなくすと言うことです。そんな問題意識 で書いたサプリです。

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。