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2013年9月25日 (水)

≪サプリ378≫想定外の状況では自分で考えて動く

想定外に対応するためには、「自分で考えて動ける」ことが大切(狩野みゆき、慶応義塾大学講師)

Supple【成分】
◆想定とはなにか
◆最後は人かどうかは、人の考える力による
◆考えることは過去だけではない
◆打ち手そのものより、手を打ったときに何が起こるかが重要
◆リスクマネジメントの値打ち

【効用】
・PM体質改善
  PM体質の全般に対して効果があります
・PM力向上
  PM力向上の全般に対して効果があります
・トラブル緩和
  モチベーション向上

このサプリの購入はこちらから!1か月分、500円です。

【解説】

ある会社のシニアマネジャーの人から、業務マニュアルに書いていない「想定外」の事態に対応するにはどうすればよいかという問題を相談されました。このメルマガを読まれている人は何をバカなことを言ってんだと思われた人が多いと思います。僕も最初ジョークか、何かの話しの振りだと思ったのですが、話を聞いていると意外と深い問題のような気がしてきました。

想定外という言葉を使うと、大震災のように誰もの想像を超えた事態をイメージしますが、確かに、マニュアルにないことは「想定外」という人もいるわけです。では、マニュアルを補強しようといってもいたちごっこになるだけです。

そんなことがあって、想定外の事態にどう対応するかをまとめてみました。

結論は考えることにつきます。ただし、マニュアルがなくては動けない人に考えらえるのかという問題もあります。日本人は考えるときに、非常に具体的に考えます。もっとはっきりいえば、考えると言いながら、知識に基づいて考えます。知識に基づいて考えるということは、知っているかどうかの世界なのです。知っていれば考えられるというより、知っていることで答えを出しておしまい。知らなければ考えられないので、おしまい。

つまり、実質的に考えることをしていないのです。さらにいえば、考えて貰えるような問題の設定をすると、問題の設定が悪いという批判がまかり通る不思議な世界です。

そうではなく、考えるというのはどういうことなのかを考えてみたサプリです。

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。