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2012年1月

2012年1月12日 (木)

【10周年】プロジェクトマネジメントが深化すべき5つのポイント

SinkaPM養成マガジン編集長の好川哲人です。こんにちは。

PM養成マガジン10周年記念セミナー

プロジェクトマネジメントを深化させるもの
~センスのよいプロジェクトマネジャーになるための6つのスタイル

の開講セッション

第1回 ゲームストーミングによるプロジェクト活性手法(ワークショップ)
講師:野村恭彦氏(国際大学GLOCOM)
日時:2012年2月11日

まで、あと1ヶ月となりました。

10周年記念セミナーは、PM養成マガジンの編集長好川哲人が、PM養成マガジン的視点で、「プロジェクトマネジメントの深化」をテーマに編集した「セレクトセミナー」です。

そこで、今日は、セレクトにあたっての「コンセプト」をご紹介したいと思います。



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2012年1月10日 (火)

【PM2.0事始め】第13回 経営の意図と現場の意思

◆戦略の読み取りと戦略コミュニケーションの関係

Fa第11回で戦略は読み取るもという指摘をし、また、前回は戦略コミュニケーションの重要性を指摘した。この2つの指摘は、一方でちゃんと伝えよ、一方で考えよといっているようで、矛盾する。今回はこの謎解きをしたい。

最初にPMBOKを見たときに関心をもったのは、統合マネジメントとプロアクティブという考え方である。プロアクティブという英語は、日本語でいえば、

・率先する
・先を見越す

といった意味である。PMBOKで統合マネジメントをうまく行うには、プロアクティブという考え方がキーになる。PMBOKを導入していても、統合マネジメントをうまく実現できている企業は決して少なくない。理由は、統合マネジメントがリアクティブになっているためである。

リアクティブは「反応的」、「反作用的」という意味だ。統合マネジメントをリアクティブに行うと、単なる問題解決に過ぎなくなる。ベースラインに何らかの問題が起こったときに、「反応的に」対処することに過ぎなくなる。

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【戦略ノート271】アジャイルの実践条件

◆アジャイル実践のアプローチ

Agile2年末最後のネタがアジャイルだったので、年始もアジャイルから。年末にも書いたが、今年はアジャイルの成果が求められる年になるだろう。

アジャイルを実践するアプローチは2つある。一つは適用範囲を限定的にすることである。これがそんなに難しくなく、適材適所に使えばそれなりの効果が得られるし、プロジェクトマネジメント自体の大きな枠組みはほとんど変えなくて済む。アジャイル化するスコープの取り方としては、開発マネジメントにアジャイルを入れるというのが多い。

もう一つは、プロジェクトマネジメントそのものをアジャイルスタイルにすることだ。こちらは、従来のやり方を変えることになるので多少、厄介である。

いずれのアプローチも、カギはプロジェクトガバナンスの確立にある。いくら、顧客主義といっても、プロジェクトガバナンスが確立できなければプロジェクトマネジメントにはならない。

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2012年1月 6日 (金)

【PM2.0事始め】第12回 縦のコミュニケーションと横のコミュニケーション

◆ドラッカーのコミュニケーションの四原則

Faまず、ドラッカー。コミュニケーションについても多くの指摘をしているが、その一つにコミュニケーションの4原則というのがある。これが実に有用である。

原理1:聞くものがいなければコミュニケーションは成立しない
原理2:知覚を期待しているもののみを知覚する
原理3:受け手に対して何かを要求する
原理4:コミュニケーションと情報は別物である

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好川哲人

技術経営のコンサルタントとして、数々の新規事業開発や商品開発プロジェクトを支援、イノベーティブリーダーのトレーニングを手掛ける。「自分に適したマネジメントスタイルの確立」をコンセプトにしたサービスブランド「PMstyle」を立上げ、「本質を学ぶ」を売りにしたトレーニングの提供をしている。