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2012年11月

2012年11月30日 (金)

まずは、やらないことを決める

4532318270ピーター・ブレグマン(小川 敏子訳)「最高の人生と仕事をつかむ18分の法則」、日本経済新聞出版社(2012)

お奨め度:★★★★★

ピーター・ブレグマンはハーバード・ビジネス・レビューのサイトで最大の閲覧数を記録した人気のコラムニストである。彼のコラムをまとめた本がこれ。

46項目にわたる、少し、常識と異なることをさらっと述べている。内容は極めて濃い。

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2012年11月28日 (水)

優れたリーダーはさまざまな矛盾を解消する

4532317584リンダ・A・ヒル、ケント・ラインバック(有賀 裕子訳)「ハーバード流ボス養成講座―優れたリーダーの3要素」、日本経済新聞出版社(2012)
お奨め度:★★★★★


ハーバード・ビジネススクールでリーダーシップ部門主任教授を務めるリンダ・ヒル教授とと、30年間にわたり数多くの組織でマネージャーと役員を務めたケント・ラインバック氏が、リーダーのあり方について書いた一冊。極めて実践的な役立つマネジメントの本。

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2012年11月26日 (月)

「どうやるべきか」から、「どうあるべき」へ

4903212386フランシス・ヘッセルバイン、ジム・コリンズ(序文)(谷川漣訳)「リーダーの使命とは何か」、海と月社(2012)

お奨め度:★★★★★

リーダーはどうやるべきかではなく、リーダーはどうあるべきかを考えることが重要であることを指摘したリーダーシップの歴史的名著。リーダーや、リーダーを目指す人はぜひ読んで欲しい一冊。

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2012年11月25日 (日)

環境に適応するマネジメント

4492533176デイビッド・コード マレイ(花塚 恵訳)「PlanB―不確実な世界で生きのびるための11の法則」、東洋経済新報社(2012)

お奨め度:★★★★1/2

不確実性の高い環境で、戦略実行する際の効果的な方法を示した一冊。戦略実行に関わるすべての人に参考になる内容である。

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ディマンドは繰り返し創造できるのか

4532318181エイドリアン・J・スライウォツキー、カール・ウェバー(佐藤 徳之監修、中川 治子訳)「ザ・ディマンド 爆発的ヒットを生む需要創出術」、日本経済新聞出版社(2012)

お奨め度:★★★★★

爆発的な需要を生むにはどうすればよいか。この課題に対して、ディマンドという概念を提唱して、答える1冊。商品開発、マーケティング関係者必読。

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2012年11月24日 (土)

新カテゴリー「kindle」を作りました

Kindle新しいカテゴリー「kindle」を作りました。kindleで提供されている書籍です。とりあえず、これまでの記事から、ピックアップしています。
https://mat.lekumo.biz/books/kindle/

kindleをお持ちでない方はこちらから。
kindle paperwhite

よい戦略は一貫した行動に直結する

4532318092リチャード・ルメルト(村井 章子訳) 「良い戦略、悪い戦略」、日本経済新聞出版社(2012)

お奨め度:★★★★★

リチャード・ルメルトは言わずと知れた戦略論の大家である。そのルメルトの書いた本で、ぜひ、読んでおかねばと思って手にとった。そんなに期待して読んだわけではないが、読んでいるうちに、どんどん、面白くなって、あっという間に読み終えてしまった。

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今年読んだ中で、印象に残ったビジネス書

Insho今年読んだなかで印象に残っているビジネス書(順不同)

ケン・シーガル(林 信行監修・解説、高橋 則明訳)「Think Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学」、NHK出版(2012)

ヴィニート ナイアー(穂坂かほり訳)「社員を大切にする会社 ―― 5万人と歩んだ企業変革のストーリー」、英治出版(2012)

クレイトン・クリステンセン、ジェフリー・ダイアー、ハル・グレガーセン(櫻井 祐子訳)「イノベーションのDNA 破壊的イノベータの5つのスキル」、翔泳社(2012)

ピーター・シムズ(滑川 海彦、高橋 信夫訳)「小さく賭けろ!―世界を変えた人と組織の成功の秘密」、日経BP社(2012)

エリック・リース(伊藤 穣一解説、井口 耕二訳)「リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす」、日経BP社(2012)

木谷 哲夫「成功はすべてコンセプトから始まる」、ダイヤモンド社(2012)

クリス・アンダーソン(関美和訳)「MAKERS―21世紀の産業革命が始まる」、NHK出版(2012)

齋藤ウィリアム浩幸「ザ・チーム (日本の一番大きな問題を解く) 」、日経BP社(2012)

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ビジネス書の杜 Awardの歴史

Award今年も、Awardの季節になりました。今年もやります。7年目になります。さて、今年はどうなることでしょう?

昨年までの6年間の歴史をご紹介しておきます。

Award2011
ピーター・センゲ(枝廣 淳子、小田 理一郎、中小路 佳代子訳)「学習する組織――システム思考で未来を創造する」、英治出版(2011)

Award2010
ジェームズ・クーゼス、バリー・ポズナー(金井壽宏監訳、伊東奈美子訳)「リーダーシップ・チャレンジ」、海と月社(2010)

Award2009
リクルートHCソリューションユニット、太田芳徳「「決める」マネジメント――人を活かす職場をつくる」、英治出版(2009)

Award2008
佐々木 直彦「プロデュース能力 ビジョンを形にする問題解決の思考と行動」、日本能率協会マネジメントセンター(2008)

Award2007
アラン・コーエン、デビッド・ブラッドフォード(高嶋薫、高嶋成豪訳)「影響力の法則―現代組織を生き抜くバイブル」、税務経理協会(2007)

Award2006
スコット・バークン(村上 雅章訳)「アート・オブ・プロジェクトマネジメント ―マイクロソフトで培われた実践手法」、オライリー・ジャパン(2006)

2012年11月23日 (金)

モノのインターネット化が社会を変える

4140815760クリス・アンダーソン(関美和訳)「MAKERS―21世紀の産業革命が始まる」、NHK出版(2012)
紙版><Kindle版

お奨め度:★★★★★+α

MITメディアラボの初代所長であるニコラス・ネグロポンテが1990年代に、雑誌「wired」上で、「アトムからビットへ」を提唱した。アトムとビットはたとえば、ハードウエアとソフトウエアを意味している。

それから、20年近くになるが、もののインターネット化が進み、アトムとビットの境界があいまいになってきており、それは製造業に大きな影響を与えている。元wiredの編集長であるクリス・アンダーソンは、このような現象を「メイカー・ムーブメント」と呼び、一冊の本にまとめた。

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