【PM養成マガジン:999号】<特別編集>41人の方のアイデアを携え、新たな旅に出る
PM養成マガジン編集長の好川哲人です。
前回は、1000号アンケートの結果を見ながら、これまでの振り返りをしました。今回は、同じくアンケートの結果を見ながら、1001号からの旅について考えてみました。
【報告】PM養成マガジン1000号アンケート(PM養成マガジンに関する質問編)
◆増やしてほしい記事第1位は事例→facebookで試行!
まず、アンケートの結果の紹介からですが、
今後、記事を増やしてほしいジャンルを一つ教えてください
という質問に対して、もっとも多かったのは事例紹介で21名の方が選ばれました。事例については、いろいろな機会に、読者の方から要望を聞いていました。しかし、二つの理由でセミナーのような「A社では・・・を行っています」といったまとまった情報の出し方は難しいと考えてきました。一つは、メルマガでは表現が難しいこと、二番目は事例は結局、コンサル事例になるので不特定多数に出せるような内容にすると、あまり面白くない記事になってしまうことです。
そこで、試験的に始めたのが、事例をストリー仕立てにして、ポイントだけ細部にわたって伝わるようにする方法です。これについては、「ストーリーで学ぶプロジェクトマネジメント」という連載記事をPMstyle facebookページで連載しており、そのリードをメルマガでも配信しています。facebookで行うことで、表現の制約も解消しようと考えています。
PMstyle facebookページ
なお、戴いたご意見の中に、SNSは会社からは見れないというご指摘が複数の方からありました。これについては、メルマガ自体も20~30%のアドレスが不着になっており、多くの理由はセキュリティだと推察されます。このような現実を考えると、SNSの対策も含めて、gmailなどに個人アドレスを持って、自宅のPCやスマートフォンなどでお読みくださいというしかないのが現状です。
◆2位のリーダーシップに新連載
さて、2位、3位は
リーダーシップ・ヒューマンスキル 20
コンセプチュアルキスル・思考スキル 17
でした。この1~3位で全体の40%になります。
コンセプチュアルスキルについては、休眠状態ですが、
プロジェクトマネジメントのためのコンセプチャルスキル
という連載をやっていますので、皆様の要望に応える形で、これをもう一度、リスタートしようと思います。また、近いうちに、システム思考の連載をやりたいと思っています。
リーダーシップは過去にいくつかやってきましたが、また、何かやりたいという構想を持っており、2人ほどあたってみましたが、うまくまとまりませんでした。今後も引き続き、検討していきたいと思っています。
また、渡辺貢成さんに書いていただいている「プロジェクトマネジメントを楽しむ」はリーダーシップ記事としても秀逸だと思いますので、ぜひ、読んでみてください。
それから、PM養成マガジンプロフェッショナルで、PMサプリという連載をしていますが、この記事に来年から、10周年記念として、別冊として「リーダーシップサプリ(仮称)」というシリーズを作ろうと思っています。月1を予定しています。「リーダーシップサプリ」はPM養成マガジンでも配信する予定です。
◆4位以下
4位以下は、
PMO 15
組織的プロジェクトマネジメント 14
PMとしての心得・マインド 14
チームマネジメント 10
PMの手法・スキル 9
プロジェクトスポンサーシップ 4
という順位でした。PMO関連とプロジェクトスポンサーシップ関連は、現在、戦略実行プロフェッショナルに記事を書いています。
プロジェクトマネジメントという場合、これからは組織的プロジェクトマネジメントということになると考え、PM2.0というコンセプトを打ち出し、「PM2.0事始め」という連載を始めました。
PM2.0事始め
マインドやスキルなどについては、戦略ノートで時々、触れています。これからも継続的に、何か気づきがあったときに議論をしていきたいと思っています。
これらの連載は、基本的には、
メルマガで配信し、公式ブログ「プロジェクトの補助線」で全文を読めるようにする
という配信方法を取っています。もちろん、バックナンバーも公式ブログで読めます。今後、図表による表現も含めようと思っていたのですが、なんと55%の人はブログはほとんど読んでいないということで、ちょっと躊躇しています。
◆41人の方からの具体的なテーマを推進力に!
なお、具体的なテーマとして
具体的テーマ
の41のアイデアを戴きました。おそらく、戦略ノートになると思いますが、これらのアイデアはできるだけ多く、記事にさせて頂きたいと思っています。
ということで、PM養成マガジンは、プロジェクトマネジメントから、組織的プロジェクトマネジメントにウィングを広げ、41のアイデアを推進力に1001号から新たなプロジェクトマネジメントの旅をしたいと思っています。
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