偉大なる経営論
Harvard Business Review2006年 11月号
お奨め度:★★★★★
ハーバードビジネスレビューの創刊30周年記念号。30年間に発表された名論文の中から30本が採録されている。下にリストがあるので見てほしい。経営学にまったく縁のない人でも4~5人くらいは知っている人が多いのではないかと思う。
ほとんどの論文が実践の中で使われるようになってきた概念を示したものだ。これはすごいことだと思う。かつ、この2~30年の間に新しく生まれたマネジメント手法はほぼ、網羅されている。
つまり、そのくらいハーバードビジネスレビューは実務家のマネジメントに貢献している学術論文誌である。
マネジャーという肩書きのある人、あるいは、将来マネジャーを目指している人、いずれも、この記念号はぜひ持っておき、通勤の行き帰りにでも読んでほしい。
最後に神戸大学の加護野先生の「マネジメントの古典に触れる」という提言がある。この提言も味がある。
ちなみに、東京で本屋を探したが、最初の3件は売り切れだった。よく売れているようだ。
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