コンピテンシーマネジメント実務ならこの一冊
太田隆次「コンピテンシー実務ハンドブック」、日本法令(2002)
お奨め度:★★★★
太田氏はコンピテンシーマネジメントに非常に精通したコンサルタントである。その太田氏が、ここまで出すのかと、業界を唖然とさせた本を出版されたのがこの本。
おそらく、この本が一冊あれば、誰もが実務レベルでコンピテンシーマネジメントの導入をすることができると思われる。コンピテンシーの考え方、組織や制度における位置づけといった背景的な解説から、モデル作成、導入方法、ジョブディスクリプションなどのヒューマンソフトマネジメントとの位置づけなど、おおよそ考えられる問題について一通り解決方法や方向性が述べられている。また、豊富な事例も参考になる。
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目次
第1章 コンピテンシーとは何か
第2章 21世紀のコンピテンシーとは何か
第3章 コンピテンシーモデルの作り方
第4章 コンピテンシーの活用
第5章 こうしてコンピテンシーを導入する
第6章 職種別コンピテンシーの作り方
第7章 職務記述書とコンピテンシー
第8章 導入事例とチェックポイント
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