リーダーシップ Feed

2012年12月18日 (火)

ミドルリーダーのための「君主論」

4478021473冨山 和彦「結果を出すリーダーはみな非情である」、ダイヤモンド社(2012)

紙版><Kindle版

お奨め度:★★★★★

ボストンコンサルティングと産業再生機構というある意味で両極端なキャリアを歩み、さまざまなタイプの企業を知り尽くした冨山和彦さんのミドルに向けたリーダー論。組織の歯車としてのミドルマネジャーではなく、次の経営を担う「ミドルリーダー」を目指す人は必読の一冊。

続きを読む »

2012年12月 1日 (土)

会議を再定義する

4862761216マーヴィン・ワイスボード、サンドラ・ジャノフ(金井 壽宏監訳・解説, 野津 智子訳)「会議のリーダーが知っておくべき10の原則――ホールシステム・アプローチで組織が変わる」、英治出版(2012)

お奨め度:★★★★★

会議の持つ役割を見直し、会議の方法をホールシステムアプローチを導入することによって変革する方向性を示した一冊。特に、会議を仕切るリーダーは読んだおきたい本だ。

続きを読む »

2012年11月30日 (金)

まずは、やらないことを決める

4532318270ピーター・ブレグマン(小川 敏子訳)「最高の人生と仕事をつかむ18分の法則」、日本経済新聞出版社(2012)

お奨め度:★★★★★

ピーター・ブレグマンはハーバード・ビジネス・レビューのサイトで最大の閲覧数を記録した人気のコラムニストである。彼のコラムをまとめた本がこれ。

46項目にわたる、少し、常識と異なることをさらっと述べている。内容は極めて濃い。

続きを読む »

2012年11月28日 (水)

優れたリーダーはさまざまな矛盾を解消する

4532317584リンダ・A・ヒル、ケント・ラインバック(有賀 裕子訳)「ハーバード流ボス養成講座―優れたリーダーの3要素」、日本経済新聞出版社(2012)
お奨め度:★★★★★


ハーバード・ビジネススクールでリーダーシップ部門主任教授を務めるリンダ・ヒル教授とと、30年間にわたり数多くの組織でマネージャーと役員を務めたケント・ラインバック氏が、リーダーのあり方について書いた一冊。極めて実践的な役立つマネジメントの本。

続きを読む »

2012年11月26日 (月)

「どうやるべきか」から、「どうあるべき」へ

4903212386フランシス・ヘッセルバイン、ジム・コリンズ(序文)(谷川漣訳)「リーダーの使命とは何か」、海と月社(2012)

お奨め度:★★★★★

リーダーはどうやるべきかではなく、リーダーはどうあるべきかを考えることが重要であることを指摘したリーダーシップの歴史的名著。リーダーや、リーダーを目指す人はぜひ読んで欲しい一冊。

続きを読む »

2012年11月 7日 (水)

現代の管理職に求められるものと、その達成方法を学ぶ

4480066799樋口 弘和「理想の上司は、なぜ苦しいのか: 管理職の壁を越えるための教科書 (ちくま新書)」、筑摩書房(2012)

お奨め度:★★★★★

管理職のあり方について書いた本は多いが、この本は、管理職に求められるものがどのように変わってきたか、そして、その変化にどのように対応していけばよいかを解説している。

続きを読む »

2012年10月 9日 (火)

コンセプト立案力を高める4つのステップ

4478021570木谷 哲夫「成功はすべてコンセプトから始まる」、ダイヤモンド社(2012)

お奨め度:★★★★★+α

facebook記事「「思い」を「できる」にかえる

元マッキンゼーのコンサルタントの書いたコンセプトを中心にした仕事術。今、もっとも求められるのはコンセプト立案力であり、経験や蓄積が競争に役立たなくなっている中で、いかにコンセプトで競争をするかを述べた本。

続きを読む »

2012年9月17日 (月)

天才でなくてもイノベーションを達成できる

4822231437小林 三郎「ホンダ イノベーションの神髄――独創的な製品はこうつくる」、日経BP社(2012)

お奨め度:★★★★★

facebookページ:「イノベーションの本質を突き止める

ホンダを題材にしたイノベーション論。ホンダという企業の面白さもあるが、切り口が鋭く、多くの企業やマネジャーが明日から実践できる、非常に実践的なイノベーション論にまとまっている。

続きを読む »

2012年9月11日 (火)

部族という新しい組織の形

4062176009セス・ゴーディン(勝間 和代訳)「トライブ 新しい“組織”の未来形」、講談社(2012)

お奨め度:★★★★★


稀代のマーケッタであり、コンサルタントであるセス・ゴーディンの新作。翻訳は勝間和代さんで、彼女自身が持ち込んだ企画だそうだ。まえがきに、自分自身はこの本が出る前からこういう活動をやっていたよと言わんばかりの自身の活動を書かれているのが本としてはちょっと残念だが、トライブという概念自身は本物で、本もよい本だと思う。自分の活動スタイルを模索している人には、ぜひ、一読をお奨めしたい。

続きを読む »

2012年9月 3日 (月)

無駄のないイノベーションの方法

4822248976エリック・リース(伊藤 穣一解説、井口 耕二訳)「リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす」、日経BP社(2012)

お奨め度:★★★★★

リーンスタートアップとは、早期についてくれた顧客から意見を求め、顧客の望みを中心に、決して顧客の意見を聞かず、ユーザで実験を行いながら意思決定を科学的に行いながらスタートアップを行う方法である。本書はリーンスタートアップについて、考案者であり、IMVUで成功をおさめたエリック・リースがそのポイントをまとめた一冊。

続きを読む »

PMstyle 2025年7月~9月Zoom公開セミナー(★:開催決定)

アクセスランキング

カテゴリ

Powered by Six Apart

Powered by Google

  • スポンサーリンク
  • サイト内検索
    Google