マネジメント Feed

2011年5月 6日 (金)

新しい経営のグランドデザイン(ファンが選ぶビジネス書6)

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ファンが選ぶビジネス書」はfacebook別館で、5人以上のリクエスト(いいね!)があった書籍の紹介です。詳しくは、こちらをご覧ください。
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ベンカト・ラマスワミ、フランシス・グイヤール(尾崎正弘、田畑 萬、山田美明訳)「生き残る企業のコ・クリエーション戦略 ビジネスを成長させる「共同創造」とは何か」、徳間書店(2011)
 

お奨め度:★★★★★

1994年にコア・コンピタンス革命で新進気鋭の経営学者として注目され、ピーター・ドラッカーの後継者といわれたC・K・プラハラードの提唱したこれからの新しい経営思想である「コ・クリエーション」について事例を体系的に整理し、発展された方法論として概念をまとめた一冊。

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2011年5月 2日 (月)

なぜ、部長はビジネス書を読まないのか

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川崎 和則「あたりまえだけどなかなかできない  部長のルール」、明日香出版社 (2011)

明日香出版の人気シリーズ「あたりまえだけどなかなかできない」に部長編が登場。例によって、100のルールが見開きで書かれている。

この記事は、facebook別館のコメント用に書いたのだが、書いているうちに長くなってきたので、ビジネス書の杜の記事とする。ただ、書籍の紹介ではないので、あしからず。また、お奨め度もつけれないのでつけていない。理由は本文を読んでほしい。

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2011年4月11日 (月)

ビジネスモデルデザインのアイデアの素

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マイケル・プライス、マシュー・フレデリック(美谷広海訳)「ビジネススクールで学ぶ 101のアイデア」、フィルムアート社(2011)

お奨め度:★★★★★+α

 

ビジネススクールで学ぶ101のエッセンスを、両面見開き2ページで、左ページに図表、イラスト、右ページに説明や、名言という構成であらわした本。ページもないし、並びの順序も何かの意図はありそうだが、明確ではない。

写真集を眺めるように、気の向くままにページをめくりながら、そのページに表現されていることを巡って思考をする。そんな使い方をしたい本だ。

この本、facebookでコメントしたところ、すぐに5冊売れた。よい香りがするのだろう。

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2011年4月 6日 (水)

日本型マネジメントの神は細部に宿る(ファンが選ぶビジネス書4)

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岡本 薫「なぜ、日本人はマネジメントが苦手なのか」、中経出版(2011)

お奨め度:★★★★★+α

世間様が許さない~日本的モラリズムの存在を指摘されている政策研究大学院大学の岡本薫教授のマネジメント手法Ph.Pを一般のマネジャーに向けて解説した一冊。Ph.Pに関してはすでに、「Ph.P手法によるマネジメントプロセス分析―国・自治体・企業・団体・学校などあらゆる組織のガバナンスのための方法論」という専門書があるが、これよりはずいぶん、平易に、また、ウィットに飛んだ例を挙げながら書かれているので、楽しく読める。

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2011年3月31日 (木)

二人のピーターの対話(ファンが選ぶビジネス書3)

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ピーター・ドラッカー、ピーター・センゲ「DVDだからわかる ドラッカーのマネジメント理論~実践型マネジメントワークブック」、宝島社(2011)

お奨め度:★★★★★


第1部は、ドラッカー財団の代表であるフランシス・ヘッセルバインが司会を務め、マネジメントの父ピーター・ドラッカーと組織学習協会会長ピーター・センゲによる「変化の時代をリードする」という対談。1999年に、ドラッカーの家で行われたもの。第2部は、第1部を踏まえて行うワークブックになっている。

 

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2011年3月27日 (日)

ビジネスとマネジメントのセンスの素(ファンが選ぶビジネス書2)

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中島 孝志「「経営」についてこれだけは知っておいて欲しいこと」、メトロポリタンプレス(2011)

お奨め度:★★★★★

ビジネスプロデューサー・中島孝志さんの「経営思想」の原理原則を説く一冊。事例やエピソードを中心にエッセイ風に書かれているので、気軽に読みながら、本質を知ることができる。また、構成は他書に類をみない。0、1、2、3、4という数字に着目して、経営の原理原則が書かれており、この手の本をたくさん読んでいる人でもおそらく先が読めないので、興味をそそられながら、読み進んでいける。この発想はすごい。

 

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2011年2月28日 (月)

シックスシグマからデザインへ

4152087994 奥出 直人「デザイン思考の道具箱―イノベーションを生む会社のつくり方」、早川書房(2007)

お奨め度:★★★★1/2

デザイン戦略やデザイン思考について勉強しようとしたら、まずはこの本だろう。古くから、デザイン思考について実践的な研究を続けてきた著者の書いたデザイン思考の解説書。哲学、ビジョンをしっかりと説明しながら、自らが実践するデザイン思考のフレームワークである「創造の方法」について紹介している。

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2011年2月20日 (日)

リーダーシップにおける「判断」と「決断」

4492556877 中竹 竜二「判断と決断 ―不完全な僕らがリーダーであるために」、東洋経済新報社 (2011)

お奨め度:★★★★1/2

ラガーマンの書いたリーダーシップの持論。ラグビーファンにとっては、できる部分が多いのではないかと思うが、これからのリーダーシップやマネジメントのあり方として、非常に示唆に富んだ本である。

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2011年2月14日 (月)

優秀なリーダーはどのように行動するのか

4023308706 ブライアン・トレーシー(日暮雅通訳)『ブライアン・トレーシーの「ベストリーダーの極意」』、朝日新聞社(2011)

お奨め度:★★★★★

ブライアン・トレーシーのリーダーシップ原論。リーダーに課せられた責務を7つに整理し、7つの特性が必要だと説く。さらに、リーダーのとるべき行動について、9つの視点から述べている。

最初にタイトルを見たときに、「えっ」となった。「ベストリーダーの極意」という意味が理解できなかった。原題をみると、「How The Best Leaders Lead」である。なるほど、よく考えられたタイトルだ。

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2011年2月 5日 (土)

「マネジメントという営み」を解く(2/2)

4822248364 ヘンリー・ミンツバーグ(池村千秋訳)「マネジャーの実像 「管理職」はなぜ仕事に追われているのか」、日経BP社(2011)

 

(前半はこちらです)

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