「インテグリティの輪」を拡大しよう!
ヘンリー・クラウド(中嶋 秀隆訳)「リーダーの人間力 人徳を備えるための6つの資質」、日本能率協会マネジメントセンター(2010)
お奨め度:★★★★★
僕は「ビジネス書」を読むときには、誰かを念頭において読むことが多い。しかし、まれに読んでいるうちに、自分ゴトとして、自分を念頭においた読み方になっていることがある。久しぶりにそんな本に出会った。インテグリティに関する本である。そして、その衝撃は生半可ではなかった。
ヘンリー・クラウド(中嶋 秀隆訳)「リーダーの人間力 人徳を備えるための6つの資質」、日本能率協会マネジメントセンター(2010)
お奨め度:★★★★★
僕は「ビジネス書」を読むときには、誰かを念頭において読むことが多い。しかし、まれに読んでいるうちに、自分ゴトとして、自分を念頭においた読み方になっていることがある。久しぶりにそんな本に出会った。インテグリティに関する本である。そして、その衝撃は生半可ではなかった。
2009年はプロデュースに関する本がこれまでにないくらいたくさん、出版された印象がある。
おそらく、2008年の末に出版され、ビジネス書の杜でもAward2008に選んだ佐々木尚彦氏の
がきっかけになったものだろう。また、昨年は空前のイノベーションブームだったこともあって、出版的にはプロデュースはブームだったのかもしれない。
アイラ・チャレフ(野中 香方子訳)「ザ・フォロワーシップ―上司を動かす賢い部下の教科書」、ダイヤモンド社(2009)
お奨め度:★★★★★
フォロワーシップの提唱者、ロバート・ケリーの「The Power of followership」(邦訳:「指導力革命!~リーダーシップからフォロワーシップへ」)に並ぶフォロワーシップの定番本。ロバート・ケリーの本は、フォロワーシップの概念の説明に重点が置かれているが、この本はフォロワーシップのあるべき姿として原題にもなっている「勇敢なフォロワーシップ」を描き、そのようなフォロワーシップを発揮するための方法をさまざまな視点から、リストとして提示している。読めばそのようなフォロワーシップ行動ができるような気がしてくる一冊だ。
レオ・バボータ(有枝 春訳)「減らす技術 The Power of LESS」、ディスカヴァー・トゥエンティワン(2009)
お奨め度:★★★★★
Zen Habits(禅的生活) - Simple Productivity
で人気ブロガーのレオ・バボータの著作「The Power of LESS」の訳本。
人生をシンプルで生産的にすることをテーマにした本で、前半は6つの原則、後半は、仕事の仕方、人付き合い、電子メールやインターネットの使い方、机の上の整理、健康管理などについて、6つの原則を実践する方法を具体的に提案している。
村上龍「無趣味のすすめ」、幻冬舎(2009)
お奨め度:★★★★★
大学のときに、「限りなく透明に近いブルー」を読んでいっぺんにファンになった。
村上 龍「限りなく透明に近いブルー」、講談社(1976)
天才だと思った。そして、
村上 龍「コインロッカー・ベイビーズ」、講談社(1980)4061168649
で完全にはまった。
久米 信行「考えすぎて動けない人のための 「すぐやる!」技術」、日本実業出版社(2008)
お奨め度:★★★★1/2
新入社員や入社2~3年目の社員を想定して書かれたような自己啓発書であるが、意外と深い。というか、取り上げられている31項目が自信を持ってできているという中堅社員はあまりいないような内容。
田中 ウルヴェ 京「立ち止まってもすぐに前進できる 「打たれ強い心」のつくり方」、日本実業出版社(2008)
お奨め度:★★★★
「チャンスをピンチに変える打たれ強い心」をつくるをテーマに、シンクロナイズドスイミングのオリンピックメダリストである著者がコーピングをベースにしたメンタルトレーニングの方法についてまとめた一冊。
エド・ブラドー(青木高夫訳)「交渉のブートキャンプ―12回特訓プログラム」、幻冬舎(2008)
お奨め度:★★★★
勝ち負けというのは過去の交渉スタイルであり、現在の交渉は、当事者同士がどちらも満足するための共同作業であり、相手が得られる満足度は絶対価値ではなく相対価値で決まる
を原則に書かれた交渉スキルの解説本。
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