年末のご挨拶
今年も1年間、ビジネス書の杜ブログ、および、ビジネス書の杜facebookページのご愛読ありがとうございました。ビジネス書の杜では、
1月2日 年間の売り上げランキング
1月13日前後 ビジネス書の杜Award2013
を発表する予定です。来年もよろしくお願いいたします。
ビジネス書の杜主宰 好川哲人
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今年も1年間、ビジネス書の杜ブログ、および、ビジネス書の杜facebookページのご愛読ありがとうございました。
アラステア・ドライバーグ(田口未和訳)「ビジネスについてあなたが知っていることはすべて間違っている」、阪急コミュニケーションズ(2012)
お奨め度:★★★★★
ビジネスにおける常識を新しい思考法によって打破し、正しい意思決定をするための方法を示している本。価格設定、コスト削減、業績評価、予算と事業計画、行動原則、動機づけなど、ビジネスとマネジメントについて広くテーマを取り上げている。とくに、大企業のマネジャーに読んで欲しい本だ。
普段は忙しいので、年末年始にはまとめて本を読もうと思う人も多いと思います。今年は、Kindleが出てきたので、Kindleを買って、元を取る読書法をご紹介します。
ジョン・マクスウェル(上原 裕美子訳)「結果が出せる人になる「つながり」力」、辰巳出版(2012)
冨山 和彦「結果を出すリーダーはみな非情である」、ダイヤモンド社(2012)
<紙版><Kindle版>
お奨め度:★★★★★
ボストンコンサルティングと産業再生機構というある意味で両極端なキャリアを歩み、さまざまなタイプの企業を知り尽くした冨山和彦さんのミドルに向けたリーダー論。組織の歯車としてのミドルマネジャーではなく、次の経営を担う「ミドルリーダー」を目指す人は必読の一冊。
三宅 秀道「新しい市場のつくりかた」、東洋経済新報社(2012)
お奨め度:★★★★★
<紙版><Kindle版>
新しい商品や市場を作る際に、技術から決める技術神話から卒業し、文化を開発するという発想で取り組むことの重要性を説いた一冊。非常に多くの事例(ストーリー)や薀蓄を使って、言いたいことを説明をしているので、ストーリーを楽しみながら読める。
マーティ・ニューマイヤー(近藤隆文訳)「デザインフル・カンパニー」、海と月社(2012)
お奨め度:★★★★1/2
デザインが経営にとってどのような価値があるかを示し、デザインを経営に有効に使える企業になるためのロードマップを示した一冊。デザイン思考に興味のある人は必読の一冊だ。
マーヴィン・ワイスボード、サンドラ・ジャノフ(金井 壽宏監訳・解説, 野津 智子訳)「会議のリーダーが知っておくべき10の原則――ホールシステム・アプローチで組織が変わる」、英治出版(2012)
先月、ビジネス書の杜で売れた本ベスト3です。やっぱり、今月はMAKERSでした。
川原慎也「これだけ! PDCA」、すばる舎(2012)
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