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2011年12月

2011年12月29日 (木)

【Award2011】候補の3冊

5年間続けていますビジネス書の杜Award(このビジネス書がすごい)を今年も実施します。

Best3本日は候補の3冊を発表します。今年は、facebookに別館を作った関係で、選定方法を少し変更しました。

従来、

●戦略・マネジメント
●技術マネジメント・研究開発マネジメント
●リーダーシップ
●意志決定・思考法
●オペレーションマネジメント・プロジェクトマネジメント
●ビジネス
●セルフマネジメント

のカテゴリーを設けて、各カテゴリーから2~3冊ずつ選び、その中からAwardの候補として3冊を選び、その中からAwardを決めていました。

今年はすでにお知らせしていますように、3冊を選ぶ手続きを一部変更し、3冊のうちの2冊は従来の方法、1冊はファンが選ぶビジネス書として紹介した本の中で、いいね!がもっとも多かった本にしました。

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2011年12月28日 (水)

チェックリスト宣言(ファンが選ぶビジネス書26)

4863912803アトゥール ガワンデ(吉田 竜訳)「アナタはなぜチェックリストを使わないのか?【ミスを最大限に減らしベストの決断力を持つ!】」、晋遊舎(2011)

お奨め度:★★★★★+α

facebookページ記事:「チェックリストは深い!

チェックリストの力を信じる外科医アトゥール・ガワンデが提言する「チェックリスト」作成のススメ。著者は医者であると同時にジャーナリストでもあり、医療だけではなく、経営、投資、飛行機、建築、料理などでもチェックリストが使われており、驚くような成果が生まれていることを事例を通じて紹介している。読み物としても抜群に面白い。

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2011年12月26日 (月)

【Award2011】ファンが選ぶビジネス書ベスト3発表

Fanファンが選ぶビジネス書のランキングは、昨日で締め切りました。

結果は、以下の通りです。

【1位】ピーター・センゲ(枝廣 淳子、小田 理一郎、中小路 佳代子訳)「学習する組織――システム思考で未来を創造する」英治出版(2011) 141いいね!

【2位】スコット ベルスキ(関 美和訳)「アイデアの99% ―― 「1%のひらめき」を形にする3つの力」、英治出版(2011) 51いいね!+2HB


【3位】松本 俊人「社長、5万円だけ予算をください」、しののめ出版(2011) 38いいね!

「学習する組織」の圧勝でした!

この企画は、世間での売れ行きとか、評価に影響されず、好川の主観的評価を大切にして続けてきていますので、今回もあくまでも3冊の候補の一冊として扱うつもりですが、この2位との差は、意思決定バイアスになりそうです。

というわけで、ビジネス書の杜Award2011の候補3冊のうちの1冊は「学習する組織」になりました。あと2冊は29日くらいに発表する予定です。

お楽しみに!

2011年12月 7日 (水)

ノリの正体を解明する(ファンが選ぶビジネス書27)

4532261171遠藤 功「伸び続ける会社の「ノリ」の法則」、日本経済新聞出版社(2011)

お奨め度:★★★★★

facebook記事「「ノリ」を生み出し仕組みづくり

「現場力を鍛える」、「「日本品質」で世界を制す!」など、比較的、硬派の論調で知られる著者の「ノリ」論。これまでの著作を読んでいる人は何となく、底辺で通じているものを感じながら読める組織活性化論。

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2011年12月 4日 (日)

Award2011でfacebookページからの意見を参考にする方法について

facebookページからの意見も参考にする方法についてです。

Award本の選び方は昨年、プロセスを全公開しましたように、その年にでた本の中から、ビジネス書の杜で取り上げた本の中から三冊に絞り、その中から1冊を選びます(昨年は3冊にできなかったので、4冊になりました)。

今年は、ファンが選んだビジネス書の中から、いいね!が最多のものを、3冊のうちの一冊とします。そして、好川が選んだ2冊と併せて、1冊を選ぶことにします。ファンが選んだビジネス書の紹介記事はこちらのディレクトリーで見ることができます。

ファンが選んだビジネス書

12月3日現在で、ファンが選んだビジネス書は25冊ありますが、最初の方はfacebookのユーザが少なかったせいもあり、少な目になっていますので、ぜひ、紹介記事を読んでもらい、いいと思ったら、いいね!をお願いします。

ちなみに現在のトップは、

ピーター・センゲ(枝廣 淳子、小田 理一郎、中小路 佳代子訳)「学習する組織――システム思考で未来を創造する」英治出版(2011)

の58いいね!です。

12月25日24時点でのいいね!の数で決めます。

ビジネス書の杜Awardの歴史

Award今年も、Awardの季節になりました。今年もやります。6年目になります。

今年は、昨年のように手の込んだことはせず、いつも通りに独断と偏見でやろうと思っています。

が、facebookページを作りましたので、facebookページからの意見も参考にしようと思っています。

具体的な方法はこれから考えますが、とりあえず、昨年までの5年間の歴史をご紹介しておきます。

Award2010
ジェームズ・クーゼス、バリー・ポズナー(金井壽宏監訳、伊東奈美子訳)「リーダーシップ・チャレンジ」、海と月社(2010)

Award2009
リクルートHCソリューションユニット、太田芳徳「「決める」マネジメント――人を活かす職場をつくる」、英治出版(2009)

Award2008
佐々木 直彦「プロデュース能力 ビジョンを形にする問題解決の思考と行動」、日本能率協会マネジメントセンター(2008)

Award2007
アラン・コーエン、デビッド・ブラッドフォード(高嶋薫、高嶋成豪訳)「影響力の法則―現代組織を生き抜くバイブル」、税務経理協会(2007)

Award2006
スコット・バークン(村上 雅章訳)「アート・オブ・プロジェクトマネジメント ―マイクロソフトで培われた実践手法」、オライリー・ジャパン(2006)

発想力を問われる時代は、頑張ったら負けだ(ファンが選ぶビジネス書25)

4905154146トミタ・ジュン「「センスいいね!」と言われる人の思考術」、アチーブメント出版(2011)

お奨め度:★★★★★+α

※facebookページ記事「センスは天性ではなく思考技術


「センス」というよく使うが、実体がよく分からないものについて、建築士であり、グラフィックデザイナーである著者が正体を明らかにし、センスいいと言われるようになるための方法を示した一冊。著者はセンスとは感性と理性の融合であるという。建築士とデザイナーの二面性がある著者ならではのものの見方ではないかと思う。

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2011年12月 1日 (木)

三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理で先決まる(ファンが選ぶビジネス書24)

4844371339上田 比呂志「ディズニーと三越で学んできた日本人にしかできない「気づかい」の習慣」、クロスメディア・パブリッシング(2011)

お奨め度:★★★★

※facebook記事「要求を聞くのではなく、慮る

老舗料亭・橘屋に生まれ、三越、ディズニーで働く経験を持つ著者が、「気づかい」をテーマに、「心」、「スキル」、「仕組み」のあり方をといた一冊。ベテランのコーチだけあって、ストレートに主張をするよりも、自分の経験、歴史的な薀蓄、ある場面で感じたこと、思ったことなどを紹介することにより、読者に気づきを与えるようなスタイルの本になっている。

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