プロジェクトマネジメント(PM) Feed

2007年3月13日 (火)

フランクリン・コビー流プロジェクトマネジメント

4906638619_01__aa240_sclzzzzzzz_v4196786_1 リン・スニード、ジョイス・ワイコフ(フランクリン・コヴィー・ジャパン訳)「PQプロジェクト・マネジメントの探究」、キングベアー出版(2007)

お奨め度:★★★★1/2

7つの習慣で有名なフランクリン・コビー社のプロジェクトマネジメントスキルPQ(Planning Quest)の解説書。

PQには3つのポイントがある。

一つ目は時間管理であり、この部分には、同じくフランクリン・コビーの「TQ(Time Quest)」を取り入れている。TQについては、目標の設定、計画的行動、そして安心領域からの脱出を主軸にした時間管理で、効率だけではなく、「心の安らぎ、すなわち充足や幸福が最高潮に達した感覚」に到達することを目的としている。

4906638058_09__aa240_sclzzzzzzz_ハイラム・スミス(黄木信、ジェームス・スキナー訳)「TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究」、キングベアー出版(1999)

この中から、価値観の明確化が時間管理のベースであるとする生産性のピラミッドの考え方を取り入れている。

その上で、2つ目のポイントとして、プロジェクトのビジュアル化こそがプロジェクトマネジメントの成功要因だとしている。

これらの考え方に併せて3つ目のポイントは、マインドマップ使って思考の幅を広げることを提案している。

PMBOKのような分析的、体系的なプロジェクトマネジメントが必要な分野もあるが、多くのビジネスプロジェクトでは、多少、重い感じがある。そのようなプロジェクトに対するプロジェクトマネジメント手法として注目に値する方法である。

プロジェクトのビジュアル化こそがではこの方法をセミナーとして提供しているが、その前に、この本を読んでみて、自分の仕事に使えるかどうかの評価をしてみてはどうかと思う。ただし、実際に使おうとすると、ツールも含めて本だけでは不十分だと思われるので、セミナーを受けるべきだろう。

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2007年2月26日 (月)

プロジェクトマネジメントの道具箱

4306011461_01__aa240_sclzzzzzzz_v4572111 ドラガン・ミロセビッチ(PMI東京支部訳)「プロジェクトマネジメント・ツールボックス」、鹿島出版会(2007)

お奨め度:★★★★

2004年にPMIの優良図書に選らば得た書籍の翻訳。翻訳はPMI東京の有志による。

戦略プロジェクトマネジメントという視点でPMツールを捉えなおし、ツールの紹介をするとともに、どのような特性のプロジェクトに適しているかを整理している。また、PMBOKガイドとの関係付けもされている。

ツールは非常に万遍なく取り上げられている。その数は約60。

その部、個々のツールの説明の分量が少ないように思うので、初心者がPMBOKを勉強する際に、参考図書として使うのは多少つらいような気がする。

一度、セミナーなどで勉強した人が、辞書代わりに使うには非常に便利な本である。

また、PMBOKでは取り上げられていないツールが結構取り上げられていて、これがPMBOKのプロセスでどこで使えるかが示されているのは本書の魅力である。

それから、本書の本筋とはあまり関係がないが、上に述べたようにツールの適切の説明のためにプロジェクトカテゴリーを設定しているが、このカテゴリーが非常に参考になる。このカテゴリーがあってこの本の価値が生み出されている。

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2007年2月 5日 (月)

英語でプロジェクトマネジメントを勉強しよう

0071259627_01__aa240_sclzzzzzzz_ Gary B. Heerkens「Project Management -24 LESSONS TO HELP YOU MASTER ANY PROJECT」、McGraw-Hill (2007)

お奨め度:★★★1/2

マネジメント論は英語圏の生まれのものが多い。そのため、日本語にするとニュアンスが伝わらないものが多い。要するに文化を理解し、考え方や慣行を理解しない限り、うまく使えないのが欧米のマネジメント論である。

そんな困難さに多少なりとも便宜を提供してくれるのがこのシリーズだ。非常に基本的な範囲に限られるが、英語と日本語の対訳形式で書かれている本。訳が非常によいので、丁寧に英語と日本語を読んでいけば、かなり、ニュアンスが分かる。

ということで、プロジェクトマネジメント編を待っていたのだが、やっと出た!

期待通りである。タスクとアクティビティと違いがきちんと分っている人はそんなに多くないだろう。PMBOK(TM)第3版では、ニュアンスのある言葉はほぼ例外なく、カタカナにしてしまって、分かった気になったようで分からないことがたくさん分かる。

内容的には(欧米的なクセはあるが)、半日くらいのセミナーを受講したことのある人なら、十分、知っている内容であるので、言葉に絞って、プロジェクトマネジメントの本質を考えたいと思う人にはお奨めだ。

この本を読んで英語が分かったら、次にぜひ、お奨めしたいのが、この本。

1592575986_01__aa240_sclzzzzzzz_ G. Michael Campbell、Sunny. Baker「The Complete Idiot's Guide to Project Management (Complete Idiot's Guide to) 」、Alpha Books(2007)

お奨め度:★★★★1/2

Complete Idiot's Guide(日本では「世界一分かりやすい」シリーズ)のプロジェクトマネジメントの第4版。日本では第3版をプラネットの中嶋さんたちが翻訳をされ、非常によいできの本。翻訳のできもあって、よく売れているし、プロジェクトマネジメントのコンサルタントや講師からの評価も高い一冊である。

第4版の訳本がでるとしてもしばらく時間がかかると思うので、この際、ぜひ、英語版でチャレンジしてみよう。PMBOK3版を反映し、第3版にかなり多くの項目が加わっており、一層充実している。

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2007年1月19日 (金)

人生をプロジェクトマネジメントする!

4569658660_01__aa240_sclzzzzzzz_v4983093 中嶋秀隆、中西全二「25の目標」、PHP研究所(2007)

お奨め度:★★★★1/2

むかし、神戸大学の経営大学院で加護野忠男先生のマネジメント論の授業を受けた際に、非常に印象に残った言葉があった。それは、「マネジメントは生き様である」という言葉だ(もはや、講義のタイトルすら覚えていないので、この言葉はよほど印象に残ったのだと思う)。

中嶋さんと中西さんのこの著書を読んだときに思い出したのが加護野忠男先生のこの言葉だった。この本で書かれている人生をプロジェクトに見立てたプロジェクトマネジメントの考え方がまさしく、中嶋さんや中西さんの生き様なのだろうなと思ったのだ。

この本は前半は、人生の目標(25の目標)の定め方、後半は定めた目標の実行の方法について述べられている。

前半では、

・自分の人生のビジョン

をつくり、そこから、

・25の目標

に落とし込む。そして、そのうちの目標のどれかをうまく達成したら

・人生101のリスト(思い出リスト)

に書き込んでいくというスキームを提案している。そして、実際にこれらがツールとして提示されており、ワークをしながら読んでいけるような形になっている。

後半では、お二人の活動されている会社(プラネット)が提唱しているPM10のステップを使って、設定した目標を如何に達成するかが解説されている。

前半と後半をあわせて、人生をプロジェクトマネジメントするということになる。

実は、この本、著者の1人の中嶋さんから昨年の末に頂戴したのだが、このブログに書評を書くのに1ヶ月近くの時間が過ぎてしまった。とりあえず、さっと読むのはすぐにできたが、せっかくだと思い、25の目標を作り出した。作り出すと、いろいろなことが頭に浮かんできて、何度も読み直しながら、やっと先日作り終えて、こうして書評を書いている。

このような経験を通じて分かったことは、実際に目標を作ってみると、前半の目標設定の中で書かれていることが実によく分かるし、中嶋さん独特(?)のものの見方もだんだん、腑に落ちてきた。また、25が一種のマジックナンバーではないかとも思えるようになった。論より行動である。

ということで、この本を読まれる方は、実際に演習をやってみないと価値が半減する!とアドバイスしておきたい。ぜひ、25の目標を立て、その達成チャレンジを実践してみてほしい。

もうひとつ、この本は記述が極めて良質である。帯に「PMのプロ講師直伝」と書かれているのは、内容もそうだが、教える方法に対する自信の表れなのだろう。

もうひとつ読者の方へのアドバイス。前半で提案されている目標設定と達成のスキームはプログラムである。この本では、「ダイナミックに全体のバランスをとる」と書かれている。実は、このダイナミックにバランスをとる具体的な方法が後半でもあまり明確になっていない(ヒントはある)。

この本の後半に書かれている(シングル)プロジェクトマネジメントだけではなく、プログラムマネジメントの手法を習得すると、一層、25の目標がよりうまく達成できるのではあるまいか。この本を読んでプロジェクトマネジメントが一通り分かったら、次はその辺りを勉強してみてほしい。

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2006年12月28日 (木)

MS Projectを使ったダイナミックなプロジェクトマネジメント

4885387116_01__aa240_sclzzzzzzz_v3515413 Eric Uyttewaal「ダイナミックスケジューリング」、テクノ(2006)

お奨め度:★★★1/2

マイクロソフトのPMツール Office Project をPMBOKの考え方で実施するプロジェクトマネジメントの中で如何に使えばよいか、如何に使えるかを詳細に解説した一冊。タイトルからも分かるように、シミュレーション型のプロジェクトマネジメントを提案している。

Projectの解説としては、単にツールの使い方に留まらず、ツールを使ったプロジェクトの計画方法、コントロール方法が実際のツールの画面のキャプチャーを使いながら、丁寧に説明されているので、非常に有益な一冊である。特に、Projectを導入したものの、使いあぐねている人や組織にはぜひお奨めしたい。

ただ、PMBOKそのものが明確なマネジメントのモデルを提示しているわけではないし、シミュレーション型のプロジェクトマネジメントの全貌がよく分からない。そのため、ツールの枠組みでPMBOKを説明した本になっている感があるのは否めない。おそらく、PMPである著者の頭の中には、PMBOKに準拠したマネジメントモデルがあり、それに従って書かれていると思うのだが、それが書かれていないので、よく分からない。その点で、Projectの詳細な解説書の域を出ていないようにも思える。

とにかく、読んでやってみる価値はある。

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2006年12月 5日 (火)

あいまい性を許容する

4798111430_01__aa240_sclzzzzzzz_v5265845名内泰藏「曖昧性との共存」、翔泳社(2006)

お奨め度:★★★★1/2

名内氏は日立で国鉄の座席予約システム「マルス」の中心的役割を果たしたエンジニアの一人である。その体験に基づいたプロジェクトマネジメント論は、ベストセラーになった前作

4798109053_01__aa240_sclzzzzzzz_名内泰蔵「曖昧性とのたたかい―体験的プロジェクトマネジメント論」、翔泳社(2005)

で詳しく書かれている。この本は、その経験を抽象化し、17の経験則にまとめている。

2冊ともあいまい性への対処を書かれているが、PMBOK的なリスクマネジメントと若干違うのは、あいまい性をマネジメントしているということ。例えば、曖昧性との戦いの中で、システムの重要部分をキャリアの浅いエンジニアに任せるという話がでてくる。管理的な視点でみれば、スキルあった部分を担当させるというのが正道なので、こんなことは危なくてやっていられない。しかし、マネジメント的な視点からみれば、目立つので悪いことが早く見つかるので、そうすべきだというのが著者のロジックである。

こういうロジックが作られる背景には、いくらあがいてもプロジェクトには曖昧性がある。曖昧性と喧嘩をするのではなく、如何に曖昧性とうまく付き合えるかが問題

というような著者の独特の視座がある。

以前、ある研究所で同じくマルスの中心人物の一人で、後に京都大学でアカデミックキャリアを歩み、日本の情報処理教育の基礎を気づかれた大野豊先生に指導された経験がある。大野先生もこのようなスタンスだった。ソフトウエアエンジニアリングやプロジェクトマネジメントが進んできたのはよいことだが、一方で、曖昧性に勝てる(無くすことができる)という錯覚が生じているのではないかと思う。そして、その錯覚がプロジェクトの躓きの原因になっているプロジェクトは決して少なくない。

著者は、ユーザー企業とITベンダー、競合ベンダーの間で曖昧さが混入する構図を「曖昧の三角関係」と呼んでいる。いくら、エンジニアリングやプロジェクトマネジメント、マーケティングマネジメントが進んで行こうとおそらくこの曖昧性がなくなることはないだろう。

その意味で、そのような思いを持つプロジェクトマネジャーは「視座」を変える必要がある。そのために、IT系に限らず、読んでほしい一冊である。前作と較べると、ITに限定しない書き方がされているので、ITの専門でなくて、十分読める本に仕上がっている。

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2006年12月 4日 (月)

待望のプロダクトマネジメントハンドブック

4798111929_01__aa240_sclzzzzzzz_v3663775 Linda Gorchels(新井宏征訳)「プロダクトマネジャーの教科書」、翔泳社(2006)

お奨め度:★★★★1/2

欧米では定番のプロダクトマネジメント本の一冊。プロダクトマネジメントの仕事を「プロダクトマネジャーのハンドブック」という切り口で整理している。

プロダクトマネジメントは、日本ではあまり、なじみのない概念であるが、製品カテゴリーの展開に責任を持ち、また、同時に個別の製品開発プロジェクトにプロジェクトスポンサーとして関わるマネジャーである。製品カテゴリーをプログラムだと捉えれば、プログラムマネジャーである。

この範囲で必要な知識は極めて膨大である。この本はそれを網羅しているので、さしむき、「ポーフォリオ」的な意味合いの強い一冊である。

第1部は戦略計画について述べている。第1章の戦略立案フレームワークから始まり、市場調査、競合分析、ブランド戦略、コスト戦略などについて書かれている。第2部は製品計画と戦略実行で、戦略的成長、新製品開発プロジェクト、市場投入戦略、製品管理、顧客管理について書かれている(詳細は目次参照)

第3部は多少趣が変わり、プロダクトマネジャーのリーダーシップについて書かれている。

本の構成として、すべての項目について簡単なチェックリストでプロダクトマネジャーとしての仕事がチェックできるようなつくりになっている。また、章末に14人のプロダクトマネジャーへのインタビューが採録されている。このインタビューを読むことによって、スキルポートフォリオのイメージが明確になるだろう。その意味でとても重要な要素になっている。いずれにしてもハンドブックとしてはよくできているし、プロダクトマネジメントが何かを知らない人が読んでイメージを作る、あるいは、プロダクトマネジメントの実務に関わっている人が自分の行っている仕事を体系的に整理するにはもってこいの一冊である。

一方で、あくまでもハンドブックであるので、この本1冊でプロダクトマネジメントに必要な知識のすべてが身につくと考えるのは早計。この本に書かれている活動をしようと思えば、多くのスキルを必要とする。戦略理論、マーケティング、プロジェクトマネジメント、ブランドマネジメントなどだ。ちょうどプロジェクトマネジメントのPMBOKのようなイメージで読むのがよいだろう。

実際にこの本の書かれているような仕事のやり方を手っ取り早く身に付けたいという方には、同じ著者の

0071410597_01__bo2204203200_pisitbdp500aThe Product Manager's Field Guide: Practical Tools, Exercises, and Resources for Improved Product Management

がお奨めだ。ただし、英語。この本も翻訳してほしいなあ~。

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2006年11月21日 (火)

日本で一番売れているマイクロソフトプロジェクトの本

4756146252_01__aa240_sclzzzzzzz__1 岡野智加「Microsoft Projectでマスターするプロジェクトマネジメント 実践の極意」、アスキー(2005)

お奨め度:★★★★

日本で一番売れているマイクロソフトプロジェクトの本。著者は、日本のプロジェクトマネジメント普及活動の草分けの1人、岡野智加さん。

MSプロジェクトの本というと、どうも、パワーポイント本とか、エクセル本とかのイメージがついて回るが、この認識は間違い。エクセルに例えれば、エクセルを使って、会計をどのようにやっていくかということを説明した本だと思ってよい。

まず、PMBOKをベースにしたプロジェクトマネジメントの方法があって、それを如何にMSプロジェクトを使って実行していくか。つまり、計画をどのように作るのか、進捗管理をどのようにするのかといったことを説明している本だ。

この本には2つの使い方があると思われる。

まず、一つはPMBOKプロジェクトマネジメントの導入をしている組織、あるいは、導入の計画を持っている組織が、PMISとしてMSプロジェクトを導入した場合にMSプロジェクトのトレーニングをするときのテキスト。

MSプロジェクトはシステム自体の操作が相当複雑であるので、このような形で学ぶのがもっともよいと思う。

もうひとつは、プロジェクトマネジメントの導入の際にMSプロジェクトを前提として行う場合に、プロジェクトマネジメントの枠組みそのものをトレーニングするときのテキスト。

いわゆるPM本は、読んでいるとふんふんとうなづきながら読むが、読んだことはあまり実践に結びつかない。その点、この本を使ってプロジェクトマネジメントのトレーニングをすると、実践に直結するのではないかと期待できる。

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2006年10月25日 (水)

技術者のためのマネジメント入門

453213324601 伊丹敬之, 森健一編「技術者のためのマネジメント入門―生きたMOTのすべて」、日本経済新聞社(2006)

お奨め度:★★★★1/2

仕事柄、エンジニア出身のマネジャーにマネジメントの勉強をすることをお奨めすることが多い。確かにその目的に適う書籍は、日本にも結構あるのだが、視座がマネジメントにある本がほとんどである。つまり、経営の中でどのように技術を役立てていくかという視点がある。

しかし、この本は珍しく、視座が技術にある。技術を中心に経営をしていくにはどうしたらよいかを説明している。技術者に薦めたい本である。

内容もとてもよい。そんなに高度な内容ではないが、必要最小限の問題として、戦略のあり方、マーケティング活動のあり方、組織のあり方、プロジェクトマネジメントなど一通りの経営プロセスの解説がある。同時に、新事業創造、マーケティングコミュニケーション、ビジネスモデルといった事業マネジメントについても触れられている。

書き方も事例を中心にかかれており、実践的である。

特に、素晴らしいと思うのは、日本のMOTの本はなぜかあまり正面からプロジェクトマネジメントを取り上げていない。この本は経営プロセスの一つとして1章を割いて解説されている。拍手したい!

最後に、どうでもいいが、著者もなんとも豪華。編者の伊丹敬之先生、森健一先生は、もちろんだが、常盤文克先生、徳重桃子先生、佐々木圭吾先生、坂本正典先生、宮永博史先生、齊藤友明先生、西野和美先生。

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2006年10月21日 (土)

偉大なる経営論

B000ion7te01 Harvard Business Review2006年 11月号

 【創刊30周年記念号】偉大なる経営論

お奨め度:★★★★★

ハーバードビジネスレビューの創刊30周年記念号。30年間に発表された名論文の中から30本が採録されている。下にリストがあるので見てほしい。経営学にまったく縁のない人でも4~5人くらいは知っている人が多いのではないかと思う。

ほとんどの論文が実践の中で使われるようになってきた概念を示したものだ。これはすごいことだと思う。かつ、この2~30年の間に新しく生まれたマネジメント手法はほぼ、網羅されている。

つまり、そのくらいハーバードビジネスレビューは実務家のマネジメントに貢献している学術論文誌である。

マネジャーという肩書きのある人、あるいは、将来マネジャーを目指している人、いずれも、この記念号はぜひ持っておき、通勤の行き帰りにでも読んでほしい。

最後に神戸大学の加護野先生の「マネジメントの古典に触れる」という提言がある。この提言も味がある。

ちなみに、東京で本屋を探したが、最初の3件は売り切れだった。よく売れているようだ。

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