ほぼ日 読書日記 Feed

2009年5月 1日 (金)

【ほぼ日 読書日記】2009年4月30日

書籍紹介のタメガキをした。

このブログ、今までできるだけ、3ヶ月以内の本を取り上げようとしていたが、4月を契機に、新刊紹介は読書日記だけにして、紹介するのは、本当に金と時間を費やして読む価値があると思った本を紹介しようと思っている。

このブログにきてくれる人へのコミットとして1ヶ月に5冊は必ず紹介記事を書こうと思っているが、今月は29日が終わった時点で1冊だけ。30日、22時過ぎから、一挙に4冊分を書いた。

実は、サボっていたということでもないし、むちゃくちゃ忙しかったわけでもない。何を選ぼうかと迷っていたのでした。

ということで、この4冊。

堅い菜根もよくかめば、滋養となって心身は健やかになる

「プロジェクト」を経営に活かす

「すりあわせ」というパラダイム

前提に気づき、視点や行動を変える

まあ、いっぺんに書くと、読む方は迷惑だろうなと思うけど、まあ、書かないよりいいかってことで、、、

さて、今日はコンサルティング計画と企画の作業をしていたので、「仕事として」本をたくさん読んだ。まず、これ。

キム・キャメロン、ロバート・クイン(中島豊監訳)「組織文化を変える」、ファーストプレス(2009)

さすがによくまとまっている。過去15年くらいに、組織文化変革のフレームワーク作りなどの仕事で、いろいろと苦労して読んだ本に書いてあったことが、コンパクトに、かつ、結構わかりやすく書いてある。

学者の間で基本文献だと言われているので、もっと小難しいものを想像していたので、原書はもちろん、翻訳がでたあとも敬遠していが、もっと早く読めばよかった。ただし、競合価値観フレームワークの4つのグループは、いわれればそうかなと思うが、これまでの研究をまとめるためのフレームワークっぽい。あまり、頭の整理以外に、役にたちそうにはないなあ。

ってことは、この値段は高いなあ。

で、2冊目。

John Seely Brown、Katalina Groh、Laurence Prusak、Stephen Denning(高橋 正泰、高井 俊次訳)「ストーリーテリングが経営を変える―組織変革の新しい鍵」、同文舘出版(2007)

3~4回目。物語系の企画アイディアがあるときに読むのだが、刺激になる。やはり、語り部は大切だなあ。紹介記事を書こうかなあ。

つぎ。内野先生の本。

内野崇「変革のマネジメント」、生産性出版(2006)

この本も何度となく読んでいる。研究論文なので、そんなに実践的なことが書いてある本ではないが、たいへん、わかりやすく、さらっと大切な知見や研究成果が書かれている。実務家に読んでほしい変革本ナンバーワンである。

変革マネジメントの本といえば、日本ではスコラコンサルティングの柴田 昌治さんの

柴田 昌治「なぜ会社は変われないのか―危機突破の風土改革ドラマ」、日本経済新聞社(1998)

海外だと、ジョン・コッター先生の

ジョン・コッター(梅津 祐良訳)「変革するリーダーシップ―競争勝利の推進者たち」、ダイヤモンド社(1991)

と定番的な本が目白押しなのだが、この分野、リーダーシップ論に匹敵するくらい、裾野が広い。多くのビジネス書には、その一部にその分野での変革マネジメントの話が出てくる。

そういう意味で体系化するという仕事は大変意味があると思うのだが、独自のフレームワークで体系化したこの本は役立つ。高い本だが、コンサルタントや社内業務改善などのミッションの人は一冊持っておくとよい。

なんか、紹介記事みたいになったが、もう一冊読んだ。

中島 克也「変革を定着させる行動原理のマネジメント―人と組織の慣性をいかに打破するか」、ダイヤモンド社(2008)

この本は、買ったときにさっと読んで微妙だなと思ったけど、結構、アマゾンで評価されているので、ずっともう一度しっかりと読み込みたかったのだが、やっとかなった。最初に読んだときの感想とあまり変わらない。たいへんに意義深い本だと思う。紹介記事を書く。

以上、仕事中。

寝る前に、小出監督の本を読む。感銘を受けた。

小出 義雄「育成力」、中央公論新社(2009)

コーチングが自然に行われるようになってきて、結局、コーチは人としての魅力がないとだめだろうと痛感している。自省をこめて。。。

いい本です。すべてのコーチに読ませたい!

2009年4月28日 (火)

【ほぼ日 読書日記】2009年4月27日

良くも悪くも藤巻流だ。

藤巻 幸夫「藤巻流 実践・巻き込み術」、講談社(2009)

勝間本が売れるのと、藤巻本が売れるのは基本的に一緒の理由ではないかと思う。誰も同じになれるとは思わないが、少しでも近づければ2千円くらいの投資は惜しくないということなのだろう。

似てるのは、よく考えないで読むと、できるように思えることだろう。この本もその典型。でも、実際にこれをやろうとすると思いっきり苦労すると思う。まあ、誰もがデパートを一流ブランドにしたり、傾いたアパレルメーカを立て直すことができるわけではないので、当たり前か、、、

勝間本はともかく、藤巻本は考えずに読んで、勢いで書いてあることをやってみるという読み方もある。この本なんか、とくにそうかもしれない。

読んでいておもしろいことに気づいた。巻き込みは「関西人」に向いている。っていうか、小難しい話は別にして、関西人はこの本で藤巻さんがいっているようなことをやっている。東京生まれ、上智大学出身という藤巻さんがやるところに価値があるのだろうか?

やっぱり、印象に残るは「私」をつけてしゃべれということだ。これは、また、紹介記事で触れたい。

2009年4月26日 (日)

【ほぼ日 読書日記】2009年4月26日

今日は提案書を2件書いただけであとは読書。何冊か、ゆっくり読み直したかった本を読み直す。そのあとで、新刊を2冊。

ジャック・ミッチェルといえば、ハグ本として世界的大ベストセラーになった「Hug Your Customers」で有名な実業家である。この本の邦訳はなぜか、

ジャック・ミッチェル(小川 敏子訳)「94%の顧客が「大満足」と言ってくれる私の究極のサービス」、日本経済新聞社(2004)

というタイトル。この本は本当によい本だが、今度は、顧客だけではなく、従業員にもハグしなさいという本が話題になっている。そのタイトルも「Hug Your Peoples」。やっと翻訳された。

ジャック・ミッチェル(小川 敏子訳)「顧客も社員も「大満足」と言ってくれる5つの原則」、日本経済新聞社(2004)

CS、ESを分離して考えることはできないが、きりくちはいろいろ。この本は基本的にはESについて述べた本だが、ジャック・ミッチェルだとESはこうなるのかと思わせるところが随所にあって、最後までわくわくしながら読めるポジティブ本。紹介記事、書くぞ!

もう、一冊。こちらはネガティブ本。

ドナルド・キーオ(山岡 洋一訳)「ビジネスで失敗する人の10の法則」、日本経済新聞出版社(2009)

ドナルド・キーオも著名な経営者。バフェット、ウェルチ、ゲイツが尊敬する経営者だそうだ。10個の法則の解説を読んで、当たり前だと思うこと、なるほどなあと思わせることが多いが、日本ではそれはありと思う部分もある。紹介記事は書かないかもしれないが、紹介記事を書けばそのときに書く。

2009年4月25日 (土)

【ほぼ日 読書日記】2009年4月24日

昨日、今年度のテーマとして結構気合いを入れている「プロジェクト憲章」のセミナーを開催。この準備に集中していて、本を読まなかったので、久しぶりの日記。

今日は東京・某社でプロジェクト監査。

インタビューとか、プロジェクト計画書、マネジメントログの精査など、結構、頭が疲れる活動で、終わったらぐったり。

京都に戻る新幹線の中で、ある本を読んで元気になった。これ。

堀内 浩二「必ず最善の答えが見つかる クリエイティブ・チョイス」、日本実業出版社 (2009)

知識や情報との対話をしながら、編集で自分のロジックを作るというのは大変、難しいことだと思う。

これを極めているのはやはり、松岡正剛さんの「セイゴウ知文術」なる方法だと思う。この方法に基づき展開されている「千夜千冊」は芸術的だとさえ思える。

堀内さんもスタイルは違うが、この世界を目指しているように見える。そんな目で見ると、前作の

堀内 浩二「リストのチカラ」、ゴマブックス(2008)

からずいぶん、進化しているように思う。また、前作に比べると、言っていることも共感できる部分が多い。ベースはクリティカルシンキングのように見えるが、事例やフレームの使い方が効果的で、「クリエイティブチョイス」として読める。

この本で、少し、元気になり、もう一冊、読み出す。

小笠原 泰、重久 朋子「日本型イノベーションのすすめ」、日本経済新聞出版社 (2009)

最初はまじめに読んでいたが、途中でつらくなって、半分くらいは事例だけ、拾い読み。かいてあることは、結構、そうだそうだと思いながら読み進んでいったのだが、途中で何を言いたいのかわからなくなった。

こういう本を書くなら、もう少し概念化のフレームをきちんとしてほしいなと思う。まあ、こういう概念化の方法が日本的であるといえば、いえなくもないかも。

フレーミングとして自己概念の違いから論じているのは、大いに共感できる。今日は疲れていたので、もう一度、ちゃんと読み直してみようと思う。

2009年4月21日 (火)

【ほぼ日 読書日記】2009年4月20日

今月ももう20日か。ほとんど、紹介記事かけない。焦るなあ、、、今月は、月末、連休なのでまっ、いいか。

さて、今日は、ちょっと訳あって、仕事で2冊のマインドマップ本に目を通す。

塚原 美樹「マインドマップ戦略入門―視覚で身につける35のフレームワーク」、ダイヤモンド社(2009)

高橋 政史「マインドマップ問題解決―「らくがき」で劇的に身につくロジカルシンキング」、ダイヤモンド社(2009)

いいね、どんどんこのシリーズ出してほしい。とくに、問題解決の方はよい本。マインドマップの可能性を広げるよい本だと思う。

システムシンキングを書いた高橋さんが、マインドマップを発散のツールだと言っていたが、この本を読むと、一応、収束のメカニズムも作れるように思う。ただ、自然ではない。

っていうか、脳の活動って、メタファできるような自然なものではない。昔、ニューロコンピューティングの研究を多少していたが、非線形現象はよくわからないのだから、そのあたりは、これからなんだろう。

5冊くらいは目を通した本があると思うので、そろそろ、マインドマップ記事を書くか。

仕事が一段落したところで、

手塚利男「ギスギスした職場はなぜ変わらないのか たった一人からでも始められる「職場活性化」の方法」、ナナ・コーポレート・コミュニケーション(2009)

を読む。「対話」がキーワードだということらしいが、あまりピンとこなかった。ただ、内容は具体的で本当によい本だ。詳しくは、紹介記事でということで。

2009年4月19日 (日)

【ほぼ日 読書日記】2009年4月18日

今日は、汐留のヴィラフォンテーヌ汐留で個人向けのセミナーを行った。

MBAプロジェクトマネジメント

とりあえず、今日のところは、なんだろうということで、昔からのお客様に来ていただき、気持ちよく終了。

京都に戻る新幹線で2冊。

小林 昌平、大石 太郎、小峯 隆生「「ハッタリ」力 30歳からでも間に合う人生再起動の教科書」、講談社(2009)

このテーマは僕はずっと昔から関心があり、よく本も読んでいる。この本を手にとっておやっと思ったのが、ベストプラクティスのラインナップ。

白洲次郎、黒澤明、開高健、伊丹十三、岡本太郎、司馬遼太郎、小渕恵三

なんと最後に、小渕恵三元総理が入っている出はないか。すばらしい!

余談だが、「はったり」という言葉のイメージがよくないが、広辞苑でこの言葉を引くと

 1.なぐること。喧嘩をしかけておどすこと。
 2.大胆に粗放にことを行うこと。実状よりも誇大に言ったり、ふるまった
   りすること。

とある。1.はともかく、2.はそんなに悪い意味ではないと思うのだが。

いろいろと言葉を引いていたら、「外連味」という言葉が目についた。この言葉はうまい、言葉だなあ。問題は、その解説に

はったりやごまかし

とある。はったりとごまかしは違うと思っていたのだが、こういう言葉の使い方をされるんだ、むう~。

このネタは別途、「ひとつ上のプロマネ。」ブログに書くことにする。ということで、もう一冊。

ヘムルート・マウハー(岸 伸久訳)「マネジメント・バイブル」、ファーストプレス(2009)

本屋でさっとみたときには、なんだ、この本はと思った。美しくない。構成の理由がわからない。著者はネスレをグローバル企業に育てた実務家なので、独自の経営持論だと思って読み始めた。

違った。オビにあるとおり、これは教科書といえるくらい体系化された本であり、その体系に彼の経営観があるように思えた。

これは紹介記事、書きます。

2009年4月18日 (土)

【ほぼ日 読書日記】2009年4月17日

今日から、新しい書籍のプレゼントを開始。今回は、チームマネジメントをテーマにしたこちらの本。

石川 和幸「チームマネジメントがうまくいく成功のしかけ」、中経出版(2009)

さて、本日読んだ本。

マックス・デプリーの「Leadership is an art」の新訳版が出た。前書きを読んでいて、サーバントリーダーシップという言葉が出てくる。

マックス・デプリー(依田卓巳)「響き合うリーダーシップ」、海と月社(2009)

以前、「リーダーシップの真髄」として出版された本書を読んだときにちょうど、金井先生のゼミで勉強していたころで、金井先生の話と相俟って、なんとなく新しい方向性を示している本だと思った(当時は、著者がハーマンミラーの後継者だという方が僕には関心事だったが、、、)

今、読んで見ると、普通のことが書いてあるように感じるのは、はやり、先見の明ということなのだろう。今回の邦題になっている「響き合う」っていいと思う。

もう一冊。

安藤 雅彦「スローシンキング」、サンマーク出版(2009)

あまり読みやすい本ではないが、書いていることには結構、共感を覚える。だいたい、「スロー」なんとか系の本は、違うところを目指そうというノリのものが多いが、この本は目指すところは同じ。そこがよい。

2009年4月17日 (金)

【ほぼ日 読書日記】2009年4月16日

香取一昭さんと久しぶりに会う。香取さんのマルチタレントぶりは相変わらずで、今度はこんな本を出された。

香取 一昭、大川 恒「決めない会議―たったこれだけで、創造的な場になる10の法則」、ビジネス社(2009)

会議本はハウツーもののイメージがついて回るが、この本は決してハウツー本ではない。コンセプチャルな本である。AI、OST、ワールドカフェ、フューチャーサーチなどについて簡潔に解説されている。

このあたりの対話的な問題解決アプローチは、イノベーター、アーリーアダプターの時期は終わり、アーリーマジョリティが登場する時期にさしかかっているような気がするので、こういう本がでるタイミングとしてはよいと思う。

この分野、最近でいえば、清宮さんの「質問会議」のように簡単にかつ、エッセンスだけ押さえて1冊にしたが出版されて結構売れている。

願わくば、ワールドカフェや、OSTで、質問会議的なレベルの本を作ってほしいなあ。

2009年4月16日 (木)

【ほぼ日 読書日記】2009年4月15日

この日記で取り上げたある著者の方から、紹介記事をはやく書けという催促を受けた。そのうち、書きますので、お待ち下さい。現在、キューは20冊くらい。月1~2冊は、すぐに紹介したいと思う本があるので、月に捌けるのは4~5冊。気長にお待ち下さい。

まあ、新刊紹介をするブログは山ほどあるので、棚に戻ったあとで、紹介する人がいてもいいでしょう。

さて、ちょっと気になるシリーズが登場。

リクルートワークス研究所は、人と組織の研究所で、ユニークな研究で有名。「Works」という雑誌の定期刊行もしていて、こちらも他の雑誌で見られないような特集が並ぶ。

いろいろな意味で、リクルートでなければ、できないような展開だが、今度は、プレジデントと組んで、研究者の研究を書籍にして出すという試みをはじめたようだ。「ワークス人と組織選書」。

とりあえず、配本があったのは、

笠井恵美「サービス・プロフェッショナル」、プレジデント社(2009)
谷口智彦「見どころのある部下」支援法」、プレジデント社(2009)
豊田義博「戦略的「愛社精神」のススメ」、プレジデント社(2009)

1冊20分と限定して、1時間でできる限り、読んだ。

人に勧めるのは難しい本だが、松岡正剛流の2R(リスク&リスペクト)の精神で読むのであれば良い本。

この中の1冊だけは、もう一度、読み直してみようと思っている。なんでしょう?読んだら、紹介記事を書きます。

2009年4月13日 (月)

【ほぼ日 読書日記】2009年4月13日

最終ののぞみで京都から東京に移動。もう本屋が閉まっていたので、キオスクで新書を2冊買い込む。

まずは松岡正剛さんの本から読み出す。

松岡正剛「多読術」、筑摩書房 (2009)

本にリスクがつきまとうというのは名言だなあ。このブログを読んでくださっている人から何度か、何でそんなにたくさんの本を読むんですか?と聞かれることがある。

一応コンサルタントという商売をしているわけで、ビジネス書という限定でいえば、「効用」を求めて読むのが普通だと思うが、ビジネス書だって、ジャンルを問わずに読めば、効用があるとは限らない。やっぱり、松岡さんのいうように、知らないことを知りたいから読むという感覚が強い。

どうも書籍ブログなるものが出てきて、世の中的に、この感覚が薄れているのが残念だ。と、僕がいうのもアレか。

ただ、僕は紹介記事は書いても、書籍ブログとか、メルマガは絶対に読まない。ディレクトリとしても参考にしない。

って、ある出版社の人に言ったら、「土井さんとか、松山さんの話をしているじゃないですか」と突っ込まれた(苦笑)

そう、僕は本を読み終わったらgoogleで検索し、書評とか紹介記事を見つけたら片っ端から読む。これがまた、楽しい。感じ方が違うし、ツボも違う。これがまた、本を読むのと同じような楽しみがある。

結局、本を読む楽しみは、知らないことを知る楽しみであり、当り/外れのリスクがあることじゃないかと思う。

さすが、松岡さんはいいこというなあと思いながら読んでいたら、新富士を過ぎてしまった。次の本にかかる。

岡本薫「世間さまが許さない!―「日本的モラリズム」対「自由と民主主義」」、筑摩書房(2009)

「世間さま」というモラルの共有を前提にした社会についての考察。今年読んだ本の中で、もっともおもしろかった。読書傾向として僕はこういう本にはまる傾向があるが、これこそ、知らない世界を見せてくれる本。

旅に喩えれば、東京に住んでいて、中央線で通勤している人が、高尾山で感動するっていうような感じかな。日常の中のサプライズという感覚。京都ではないな。

読書を旅だと思える人にはお勧め。

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