【ほぼ日 読書日記】2009年4月27日
良くも悪くも藤巻流だ。
藤巻 幸夫「藤巻流 実践・巻き込み術」、講談社(2009)
勝間本が売れるのと、藤巻本が売れるのは基本的に一緒の理由ではないかと思う。誰も同じになれるとは思わないが、少しでも近づければ2千円くらいの投資は惜しくないということなのだろう。
似てるのは、よく考えないで読むと、できるように思えることだろう。この本もその典型。でも、実際にこれをやろうとすると思いっきり苦労すると思う。まあ、誰もがデパートを一流ブランドにしたり、傾いたアパレルメーカを立て直すことができるわけではないので、当たり前か、、、
勝間本はともかく、藤巻本は考えずに読んで、勢いで書いてあることをやってみるという読み方もある。この本なんか、とくにそうかもしれない。
読んでいておもしろいことに気づいた。巻き込みは「関西人」に向いている。っていうか、小難しい話は別にして、関西人はこの本で藤巻さんがいっているようなことをやっている。東京生まれ、上智大学出身という藤巻さんがやるところに価値があるのだろうか?
やっぱり、印象に残るは「私」をつけてしゃべれということだ。これは、また、紹介記事で触れたい。
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