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2011年8月15日 (月)

ジョブズのプロダクトマネジメント(ファンが選ぶビジネス書16)

4797362286 ジェイ・エリオット、ウィリアム・L・サイモン(中山 宥訳)「ジョブズ・ウェイ 世界を変えるリーダーシップ」、ソフトバンククリエイティブ(2011)

お奨め度:★★★★1/2


IBMやインテルで働き、その後アップルで上級副社長として人事や教育を担当したジェイ・エリオットが、当時自分の上司であり、今では世界一のCEOと評されるようになってきた、スティーブン・ポール・ジョブズ(スティーブ・ジョブズ)のマネジメントを、ジョブスのキャリアを追いかけながら紹介している。そして、時には、著者自身がその後の自分のキャリアの中でジョブス・ウェイを実践し、その結果を踏まえて、ジョブスの素晴らしさを評価した一冊。

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2011年7月18日 (月)

今、もっとも読まれるべきリーダーシップの本(ファンが選ぶビジネス書15)

402330929X シャーリーン・リー(村井章子訳)「フェイスブック時代のオープン企業戦略」、朝日新聞出版(2011)
お奨め度:★★★★★+α

顧客に対しても、社内においても、オープン戦略が取られ始めている。まだ、大きなうねりになっているとまではいかないが、止まる流れではない。特に、Twitter、facebookの急速な普及は、この流れを加速すると見られている。そのような中で、組織やリーダーシップはどうあるべきかを論じた一冊。原題は、35ドル支払ったオンライン調査で圧倒的に人気だった「オープンリーダーシップ」だった。微妙な邦題だが、基本的にはオープンリーダーシップの本である。

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2011年7月 5日 (火)

自分だけのストーリーで人を動かす(ファンが選ぶビジネス書14)

4769610459 鈴木 裕子「ストーリーで体験を語れば人の心を動かせる」、こう書房(2011)

お奨め度:★★★★

ストーリーを使って、納得と共感を生み出すプレゼンテーション、コミュニケーション、説明、説得を行うフレームワークについて解説した本。ストーリー・テリングはぼちぼちと本が出ており、提案されているフレームもあるが、この本ほど、具体的な方法論を示した本はない。一方で、楠本先生の「ストーリーとしての競争戦略」のヒットで、ストーリー・テリングへの関心はかつてないほど高まっている。ストーリーを作って、コミュニケーションを行うための最初のステップに最適の一冊。



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ビジネス書の杜2011年1月~6月 振り返り + ファンの選ぶビジネス書一覧

Bookbird 先日、2011年上半期のベスト10を発表しました。

もう7月で、今年も半年終わりました。まだ、過去形にするのは早いように思いますが、震災以降はなんともいえない半年でしたね。ビジネス書の杜にも影響はありました。めったにない半年かもしれませんので、半期を振り返ってみました。

実は、アマゾンのアフェリエイツを始めてから、同月前年度比が販売数下がったことはありませんでした。

2011年3月、初めて同月前年度比が下がりました。それも半分以下。6月は90%近くまで回復してきましたが、この10%が回復するのは結構、長くかかるような気がします。

ということで、売り上げは昨年の75%くらいまで落ち込みました。残念ですが、これが上半期のトップニュースですね。

二番目は明るいニュースで、2月6日にfacebookページを作りました。

作ったときに、2011年の目標をファン(参加者)500人としました。上半期で250人を超えましたので、単純には目標達成。facebookはよく分かりませんので、このあと、どう推移していくかは不透明ですが、下期はファン交流もしたいと思っていますので、応援してください!

三番目は、そのfacebookページを使って、「ファンが選ぶビジネス書」という交流企画を始めたことです。

ほとんどの方はご存じないと思いますが、ビジネス書の杜は、1995年に神戸大学のMBAコースに通っていたときに、どうぜ課題図書を読むなら、シェアしようと思って、始めたものです。当時は今のブログやfacebookのような便利な環境はありませんでしたが、まだ、僕もエンジニアっぽかったので、ホームページをガリガリ書いていました。

そのときに、実は、書評を書いてほしい本を募集していました。ほとんど反応がなかったので、ブログに移したのを機にやめましたが、もう少し、気軽な形でやりたいなとずっと思っていたところにfacebookに出会いました。


3月に開始して、4か月で選んでいただいた本が17冊で、そのうち、現時点で13冊について、紹介記事を書きました。いずれもいい本ばかりで、皆さんの目利きのよさにひたすら感心しています。

「ファンが選ぶビジネス書」17冊は以下のとおりです。



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2011年6月25日 (土)

今、改めて確認したいリーダーシップの原点(ファンが選ぶビジネス書13/プレゼントあり)

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ウォレン・ベニス、バート・ナナス(伊東奈美子訳)「本物のリーダーとは何か」、海と月社(2011)

お奨め度:★★★★★


1985年に刊行されたリーダーシップの名作「LEADERS」の第2版の翻訳。第1版は、リーダーシップの分野におけるウォレン・ベニスの地位を確立するとともに、今、リーダーシップを学ぶのに落とせない見識のいくつかを提示した本である。分野的には、ビジョン、エンパワーメント、組織学習に、信頼などの分野における見識で、たとえば、「マネジャーはものごとを正しく行い、リーダーは正しいことを行う」といったものだ。

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2011年5月31日 (火)

【ファンが選ぶビジネス書】閾値を5人→8人に上げます

5月はたくさんのよい本と出会いました。その感覚はみなさんと共有できたようで、なんと、最後にリスティングした8冊が5人を超えました。

いろいろな意味で喜ばしいことですが、一つだけ困ったことがあり、それは1カ月に書くレビュー記事の本数と決めている5冊を超えていることです。

これらの本のレビュー記事はどこかでリカバリーしますが、とりあえず、6月から閾値を上げようと思います。5人がファン100人で設定した閾値でしたので、いま、210名ですので、思い切って10人にしようかと思いましたが、実は5月も10人を超えた本はなかったので、8名にします。

6月に登録した本からは、いいね!が「8名」を超えた本は、レビュー記事を書くことにします。5月までに登録した本は5名でいきます。

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2011年5月16日 (月)

ビジネス書の杜別館(facebook)で2011年5月1日~10日にコメントした本

5月1日~10日にbookface別館でコメントした書籍です。各タイトルの頭に表記されている人数は、この記事を執筆した時点で「いいね!」がついた人数です。5人になったら、ビジネス書の杜本館(ブログ)に紹介記事を書きます。

5月1日~10日では、

ティナ・シーリグ「ティナ・シーリグのスタンフォード大学白熱講義」
克元 亮「「しきる」技術 誰にでもできる超実践リーダーシップ」
橋本 忠夫「変革型ミドルのための経営実学―「インテグレーションマネジメント」のすすめ」、

の3冊が5人以上になりました!このうち、ティナ・シーリグさんの「ティナ・シーリグのスタンフォード大学白熱講義」は紹介記事を書きました。

制約にとらわれない

また、ベンカト・ラマスワミ、フランシス・グイヤールの「生き残る企業のコ・クリエーション戦略 ビジネスを成長させる「共同創造」とは何か」も紹介記事を書きました。

新しい経営のグランドデザイン

そのほか、以下のような本を紹介しました。内容を知りたい本があれば、facebook別館で「いいね!」をしてください!


facebook別館

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2011年5月 6日 (金)

新しい経営のグランドデザイン(ファンが選ぶビジネス書6)

4198631603

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ファンが選ぶビジネス書」はfacebook別館で、5人以上のリクエスト(いいね!)があった書籍の紹介です。詳しくは、こちらをご覧ください。
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ベンカト・ラマスワミ、フランシス・グイヤール(尾崎正弘、田畑 萬、山田美明訳)「生き残る企業のコ・クリエーション戦略 ビジネスを成長させる「共同創造」とは何か」、徳間書店(2011)
 

お奨め度:★★★★★

1994年にコア・コンピタンス革命で新進気鋭の経営学者として注目され、ピーター・ドラッカーの後継者といわれたC・K・プラハラードの提唱したこれからの新しい経営思想である「コ・クリエーション」について事例を体系的に整理し、発展された方法論として概念をまとめた一冊。

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2011年5月 3日 (火)

ビジネス書の杜別館(facebook)で2011年4月21日~31日にコメントした本

4月21日~31日にbookface別館でコメントした書籍です。各タイトルの頭に表記されている人数は、この記事を執筆した時点で「いいね!」がついた人数です。5人になったら、ビジネス書の杜本館(ブログ)に紹介記事を書きます。

4月21日~31日では、ベンカト・ラマスワミ、フランシス・グイヤールの「生き残る企業のコ・クリエーション戦略 ビジネスを成長させる「共同創造」とは何か」が6名で、近いうちに紹介記事を書きます。

そのほか、以下のような本を紹介しました。内容を知りたい本があれば、facebook別館で「いいね!」をしてください!

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2011年5月 2日 (月)

なぜ、部長はビジネス書を読まないのか

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川崎 和則「あたりまえだけどなかなかできない  部長のルール」、明日香出版社 (2011)

明日香出版の人気シリーズ「あたりまえだけどなかなかできない」に部長編が登場。例によって、100のルールが見開きで書かれている。

この記事は、facebook別館のコメント用に書いたのだが、書いているうちに長くなってきたので、ビジネス書の杜の記事とする。ただ、書籍の紹介ではないので、あしからず。また、お奨め度もつけれないのでつけていない。理由は本文を読んでほしい。

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