★ファンが選ぶビジネス書 Feed

2011年7月 5日 (火)

ビジネス書の杜2011年1月~6月 振り返り + ファンの選ぶビジネス書一覧

Bookbird 先日、2011年上半期のベスト10を発表しました。

もう7月で、今年も半年終わりました。まだ、過去形にするのは早いように思いますが、震災以降はなんともいえない半年でしたね。ビジネス書の杜にも影響はありました。めったにない半年かもしれませんので、半期を振り返ってみました。

実は、アマゾンのアフェリエイツを始めてから、同月前年度比が販売数下がったことはありませんでした。

2011年3月、初めて同月前年度比が下がりました。それも半分以下。6月は90%近くまで回復してきましたが、この10%が回復するのは結構、長くかかるような気がします。

ということで、売り上げは昨年の75%くらいまで落ち込みました。残念ですが、これが上半期のトップニュースですね。

二番目は明るいニュースで、2月6日にfacebookページを作りました。

作ったときに、2011年の目標をファン(参加者)500人としました。上半期で250人を超えましたので、単純には目標達成。facebookはよく分かりませんので、このあと、どう推移していくかは不透明ですが、下期はファン交流もしたいと思っていますので、応援してください!

三番目は、そのfacebookページを使って、「ファンが選ぶビジネス書」という交流企画を始めたことです。

ほとんどの方はご存じないと思いますが、ビジネス書の杜は、1995年に神戸大学のMBAコースに通っていたときに、どうぜ課題図書を読むなら、シェアしようと思って、始めたものです。当時は今のブログやfacebookのような便利な環境はありませんでしたが、まだ、僕もエンジニアっぽかったので、ホームページをガリガリ書いていました。

そのときに、実は、書評を書いてほしい本を募集していました。ほとんど反応がなかったので、ブログに移したのを機にやめましたが、もう少し、気軽な形でやりたいなとずっと思っていたところにfacebookに出会いました。


3月に開始して、4か月で選んでいただいた本が17冊で、そのうち、現時点で13冊について、紹介記事を書きました。いずれもいい本ばかりで、皆さんの目利きのよさにひたすら感心しています。

「ファンが選ぶビジネス書」17冊は以下のとおりです。



続きを読む »

2011年6月25日 (土)

今、改めて確認したいリーダーシップの原点(ファンが選ぶビジネス書13/プレゼントあり)

4903212262

ウォレン・ベニス、バート・ナナス(伊東奈美子訳)「本物のリーダーとは何か」、海と月社(2011)

お奨め度:★★★★★


1985年に刊行されたリーダーシップの名作「LEADERS」の第2版の翻訳。第1版は、リーダーシップの分野におけるウォレン・ベニスの地位を確立するとともに、今、リーダーシップを学ぶのに落とせない見識のいくつかを提示した本である。分野的には、ビジョン、エンパワーメント、組織学習に、信頼などの分野における見識で、たとえば、「マネジャーはものごとを正しく行い、リーダーは正しいことを行う」といったものだ。

続きを読む »

2011年6月15日 (水)

インテグレーションマネジメント(ファンが選ぶビジネス書12)

4829505001

橋本 忠夫「変革型ミドルのための経営実学―「インテグレーションマネジメント」のすすめ」、芙蓉書房出版(2010)

お奨め度:★★★★★

サントリーで情報システム部長、事業部企画部長、工場長、商品開発研究所長、SCM本部長、取締役、サントリー食品工場社長などを歴任され、現在は多摩大学大学院で教鞭をとられている橋本忠夫先生が、複雑化する経営環境に対応していくために、ミドルマネジャーの連携による新しいマネジメントの形として「インテグレーションマネジメント」を提案された1冊。インテグレーションマネジメントというアイデアもさることながら、おおよそ、現代の大企業で起こっているさまざまな問題に対して、体系的に納得性の高い分析が行われており、ミドルがマネジメントの視座を考えるには最高の一冊。

続きを読む »

2011年6月14日 (火)

48人のマネジメントベストプラクティス(ファンが選ぶビジネス書11)

448411108X

フランク・アーノルト(畔上 司訳)「有名人の成功のカギはドラッカーの「マネジメント」にあった」、阪急コミュニケーションズ(2011)

お奨め度:★★★★★+α

成功者(有名人)48名のマネジメントのベストプラクティスを、「組織のマネジメント」、「イノベーションのマネジメント」、「人間のマネジメント」の3つの分野に分け、著者の視点から紹介した一冊。1人1テーマにまとめられているが、テーマ意外にも学ぶところが多い。48名のリストとベストプラクティスは記事の最後にリスティングしている。

続きを読む »

2011年6月12日 (日)

ユーザ満足(US)を実現するコミュニケーション(ファンが選ぶビジネス書10)

4822264238

日経トップリーダー「なぜ、社員10人でもわかり合えないのか」、日経BP社(2011)

お奨め度:★★★★★+α

コミーは社員16人、年商5億の中小企業である。にも関わらず、死角を移す鏡で世界のトップメーカーであり、飛行機の手荷物だなの忘れ物防止ミラーでは、5つ星の航空会社7社のうち、6社が導入している。また、飛行機でも、エアバスA380では標準装備となっている。そんなコミーの謎を、日経トップリーダーが度重なる取材に基づき、コミュニケーションという切り口から解説した一冊。

続きを読む »

2011年5月30日 (月)

いつまでも色あせない図解を創るために(ファンが選ぶビジネス書9)

4761267437

ドナ・ウォン(村井瑞枝訳)「ウォールストリート・ジャーナル式図解表現のルール」、かんき出版(2011)

お奨め度:★★★★★

ウォールストリート・ジャーナルで、9年間にわたり、誌面のグラフィック責任者を務める著者が、自身の持つインフォメーション・グラフィック戦略のノウハウを惜しげなく、教えてくれる一冊。すべてのビジネスマン、特にマネジャーにおすすめしたい。

続きを読む »

2011年5月20日 (金)

しきる技術(ファンが選ぶビジネス書8)

4534048246

=-=-=-=-=
ファンが選ぶビジネス書」はfacebook別館で、5人以上のリクエスト(いいね!)があった書籍の紹介です。詳しくは、こちらをご覧ください。
=-=-=-=-=

克元 亮「 「しきる」技術 誰にでもできる超実践リーダーシップ」、日本実業出版社(2011)

お奨め度:★★★★1/2

数々のプロジェクトで、プロジェクトマネジャーを務める著者が、自分の失敗や経験に基づき、「しきる」技術について解説する一冊。SEはしきることを難しく考える傾向があるが、それは決して難しいことではなく、基本を押さえていけば、必ず、できると説く。

続きを読む »

2011年5月14日 (土)

制約にとらわれない(ファンが選ぶビジネス書7)

4796681779

=-=-=-=-=
ファンが選ぶビジネス書」はfacebook別館で、5人以上のリクエスト(いいね!)があった書籍の紹介です。詳しくは、こちらをご覧ください。
=-=-=-=-=

ティナ・シーリグ「ティナ・シーリグのスタンフォード大学白熱講義 (DVD付き) 」、宝島社(2011)

お奨め度:★★★★

スタンフォード大学工学部のスタンフォード・テクノロジー・ベンチャー・プログラムのエグゼクティブ・ディレクターであるディナ・シーリグさんの大人気の講座「問題をチャンスに変える方法」の講座は大人気の講座を記録し、映像をつけた書籍である。昨年のビジネス書の杜年間ベストセラー第2位のディナ・シーリグさんの「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」のベースになっているベースの講義でもある。

続きを読む »

2011年5月 6日 (金)

新しい経営のグランドデザイン(ファンが選ぶビジネス書6)

4198631603

=-=-=-=-=
ファンが選ぶビジネス書」はfacebook別館で、5人以上のリクエスト(いいね!)があった書籍の紹介です。詳しくは、こちらをご覧ください。
=-=-=-=-=

ベンカト・ラマスワミ、フランシス・グイヤール(尾崎正弘、田畑 萬、山田美明訳)「生き残る企業のコ・クリエーション戦略 ビジネスを成長させる「共同創造」とは何か」、徳間書店(2011)
 

お奨め度:★★★★★

1994年にコア・コンピタンス革命で新進気鋭の経営学者として注目され、ピーター・ドラッカーの後継者といわれたC・K・プラハラードの提唱したこれからの新しい経営思想である「コ・クリエーション」について事例を体系的に整理し、発展された方法論として概念をまとめた一冊。

続きを読む »

2011年4月17日 (日)

新カテゴリー「ファンが選ぶビジネス書」

新しいカテゴリーとして、

ファンが選ぶビジネス書

を作りました。facebook別館でやっています、「ファンが選ぶビジネス書」プロジェクトのカテゴリーです。

PMstyle 2025年1月~3月Zoom公開セミナー(★:開催決定)

アクセスランキング

カテゴリ

Powered by Six Apart

Powered by Google

  • スポンサーリンク
  • サイト内検索
    Google