ヒューマンソフトマネジメントスキル Feed

2005年8月 7日 (日)

ストレスに負けない

4534039433田中ウルヴェ京、奈良雅弘「ストレスに負けない技術-コーピングで仕事も人生もうまくいく!」、日本実業出版社(2005)

お奨め度:★★★

最近、注目されているストレス対処行動 コービングについてわかりやすく解説した本。

自己診断テストで自分自身のストレスパターンをチェックし、適切かつ効果的なコーピング手法が学べるような工夫がされている。

7つのパターンとは、イライラ型(焦燥型)、ビクビク型(不安型)、ムカムカ型(立腹型)、クヨクヨ型(後悔型)、ヘトヘト型(消耗型)、イジイジ型(内攻型)、ウツウツ型(憂鬱)型の7つで、パターンごとにコービング手法が紹介されている。

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世界最強のファシリテーターが書いた本

4532312280ロジャー・シュワーツ(寺村真美、松浦良高訳)「ファシリテーター完全教本 最強のプロが教える理論・技術・実践のすべて」、日本経済新聞社(2005)

お奨め度:★★★★

米国の著名ファシリテータ ロジャー・シュワーツ博士のファシリテーションの教本。実践的であり、かつ、体系的。

ファシリテーションに興味を持つ人、ファシリテーションを実行したい人は必読!

この本が面白いのは、ファシリテーションの進め方の解説。ファシリテーションとか、コーチングなどを試みた経験のある人であればよくわかると思うが、心の声と、実際の行動(会話)のギャップをコントロールすることがひとつのポイント。つまり、どこまで、どのような表現で考えていることを言うかというところ。コミュニケーションの基本でもあるが、この本では、ケースの中で、この二つを比較しながら書いてあるものが結構あって、非常に参考になる。

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2005年7月31日 (日)

コミュニケーションの最強テキスト

4820118102 マイケル・ハタズリー、リンダ・マックジャネット(林和恵、水谷栄二、木村けい子訳)「ハーバードで学ぶマネジメント・コミュニケーション―原則・応用・手法」、生産性出版(2005)

お奨め度:★★★1/2

マネジメントの場面で必要になるコミュニケーションについて、進め方を論理的に説明している。話し合い、会議などのファシリテーション系だけではなく、文章の書き方など、広い範囲でのコミュニケーションを対象にしているので、一冊、持っておくとよいだろう。

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2005年7月27日 (水)

交渉の機微を学ぼう

4561232753 マックス・ベイザーマン、マーガレット・ニール(奥村哲史訳)「マネジャーのための交渉の認知心理学―戦略的思考の処方箋」、白桃書房(1977)

お奨め度:★★★★

日本でもネゴシエーションのノウハウを書いた本が増えてきた。この本は10年くらい前の本で、米国のMBAコースの定番本の翻訳である。単なるノウハウ本ではなく、「なぜ、そのような交渉プロセスを踏むとよいか」という点にかなり焦点を当てて書いてあるので、応用が効くというのが最大のメリットである。

同時に、単に交渉術ではなく、人間心理の機微のようなものをマスターすることができるのもよい。

タイトルが難しいので敬遠する向きもあると思うが、内容はビジネスマンむけに心理学の専門分野には入り込まずに書かれているので、読みやすい。また、MBAのテキストだけあって、マネージャーに焦点を絞り、内容を構成してある。プロジェクトマネージャーにもそのまま、参考になる。

この分野に興味がある人はぜひ読んでみてほしい。

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2005年6月30日 (木)

コンフリクトマネジメント

B00011UZVW システム・テクノロジー・アイ「iStudy BB for Human Skills コンフリクト・マネジメント 対立の解消法」(2003)

お奨め度:★★★

システム・テクノロジー・アイのiStudyシリーズのコンフリクトマネジメント編。

内容

・4種類の対立の兆候を早期発見

・現状を受け入れ

・冷静な対処

・理由の解明

・建設的行動/生物的逃避反応・攻撃反応を超える積極的対応/建設的イメージ確認

・建設的な表現/積極的傾聴

・話しやすい雰囲気作り

・質問スキル/ブレーンストーミングを用いた対策立案

・解決策の評価・選択/実行計画策定と進捗チェック

リーダーシップを学習する

B00011UZXK システム・テクノロジー・アイ「iStudy BB for Human Skills リーダシップ 建設的な影響力」(2003)

お奨め度:★★★1/2

偶然、あるところで、この教材を見た。ヒューマンスキルをeラーニングでやるというのは、有効であることが確認できた。21000円という価格をどう考えるかだ。リーダーシップの本を10冊買うより価値はあると思う。セミナーと較べると安い

ただ、頭で理解して、分かった気にならないようにするという点だけは使用上の注意としてあるだろう。

ちなみにこのeラーニングは以下の内容。

感受性と柔軟性の意義

・操縦と説得の違い

・影響力・圧力の危険性/人間関係の構築/ボディランゲージ

・相手のシグナル

・意識的身体心理コントロール/声のトーンと言葉遣い

・対人関係スキルと自己反省スキルのバランス/好みの情報スタイル

・指示の危険性

・前向きな質問

・捉え方の再構成/柔軟性を発揮した説得スキルの使い分

チームをリードする

B00013D3PK システム・テクノロジー・アイ「iStudy BB for Human Skills チームワーク チームリーディング」(2003)

お奨め度:★★★

iStudyヒューマンスキルシリーズのチームワーク編。テーマはチームリーディングで、プロジェクトリーダーが必要とするリーダーシップに関する知識が解説されている。

内容

・リーダーとしての基本資質

・4種のリーダーシップスタイル

・チームの発達、チーム戦術による発達促進

・実力の4要素

・コミュニケーションスタイルに応じた対立解消・実力伸長・行動理解

・協力的な環境作りの4つのカギ

・チーム変革のための手法

プロジェクトチームへの参画

B00011UZYO システム・テクノロジー・アイ「iStudy BB for Human Skills チームワーク プロジェクトチームへの参画」(2003)

お奨め度:★★★

iStudy ヒューマンスキルシリーズのチームワーク編。テーマはプロジェクトチームへの参画というテーマで、主に、メンバーシップに焦点を当てた構成になっている。

内容

・通常のチームとの違い

・プロジェクトチームの発達

・チームメンバーとしての資質とスキル

・役割/マイナス要因の想定/チームワークの育み方・発揮の仕方、スタイルの活用

・日常業務とのバランス

・プロジェクトチームでの対立解消法/プロジェクトライフサイクル

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