マーケティング Feed

2012年4月 3日 (火)

顧客やチームをインスパイアするリーダー(ファンが選ぶビジネス書2012-4)

4532317673サイモン・シネック(栗木 さつき訳)「WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う」、日本経済新聞出版社(2012)

お奨め度:★★★★

facebook記事:チームをインスパイアする

人をインスパイアすることをテーマに、リーダーシップのあり方を論じた一冊。視点は、WHYから始め、HOW、WHATと考えていくことだ。ジョブズに焦点を当てているわけでもなく、さまざまなリーダーの事例を引き合いに論じられていて、非常に納得性がある。

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2012年2月29日 (水)

フィールドワークの技法―問いを育てる、仮説をきたえる【プロデューサーの本棚】

4788510308昨日、メルマガにフィールドワークに関する記事を書いていて、本を調べていたら、佐藤郁哉先生の名著、「フィールドワーク」の増訂版が出版されていることに気付いた。もう6年前の本だが、、、

佐藤 郁哉「ワードマップ フィールドワーク―書を持って街へ出よう」、新曜社; 増訂版(2006)

via people.weblogs.jp

2012年2月23日 (木)

量の経営から質の経営へ(ファンが選ぶビジネス書2012-3)

415209267Xジェイソン・フリード、デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン(黒沢 健二、松永 肇一、美谷 広海、祐佳 ヤング)「小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則」、早川書房(2012)

お奨め度:★★★★★

facebook記事:リワークする

SOHO向けのソフトウエア開発企業として世界的に有名な「37シグナルズ」の創業者ジェイソン・フリードと共同経営者のデイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソンが自らの企業のポリティーをまとめた一冊。会社は大きい方がよいという前提を捨て、どうすればやりがいのある仕事をしながら収益を上げることができるかをメインテーマにしている。

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2011年9月14日 (水)

ストレステストが破壊的イノベーションをもたらす「プランB」を生む

4163744207 ジョン・マリンズ、ランディ・コミサー(山形 浩生訳) 「プランB 破壊的イノベーションの戦略」、文藝春秋(2011)

お奨め度:★★★★★

破壊的イノベーションを起こしたビジネスの多くは、最初の計画(プランA)がそのまま成功したわけではなく、プランAで失敗し、プランBに移っていく際のマネジメントに成功していることを多くの事例に基づき、主張した一冊。

 

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2011年9月 9日 (金)

仕事にゲームを取り入れ、クリエイティブに

4873115051 Dave Gray、Sunni Brown、James Macanufo(野村 恭彦監訳、武舎 広幸、武舎 るみ訳)「ゲームストーミング ―会議、チーム、プロジェクトを成功へと導く87のゲーム」、オライリージャパン(2011)

お奨め度:★★★★★+α

今、もっとも注目されているコラボレーションの手法「ゲームストーミング」の待望の邦訳。会議やチーム、プロジェクトをクリエイティブに成功させたいと思っている人は必読の一冊。

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2011年8月15日 (月)

ジョブズのプロダクトマネジメント(ファンが選ぶビジネス書16)

4797362286 ジェイ・エリオット、ウィリアム・L・サイモン(中山 宥訳)「ジョブズ・ウェイ 世界を変えるリーダーシップ」、ソフトバンククリエイティブ(2011)

お奨め度:★★★★1/2


IBMやインテルで働き、その後アップルで上級副社長として人事や教育を担当したジェイ・エリオットが、当時自分の上司であり、今では世界一のCEOと評されるようになってきた、スティーブン・ポール・ジョブズ(スティーブ・ジョブズ)のマネジメントを、ジョブスのキャリアを追いかけながら紹介している。そして、時には、著者自身がその後の自分のキャリアの中でジョブス・ウェイを実践し、その結果を踏まえて、ジョブスの素晴らしさを評価した一冊。

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2011年7月18日 (月)

今、もっとも読まれるべきリーダーシップの本(ファンが選ぶビジネス書15)

402330929X シャーリーン・リー(村井章子訳)「フェイスブック時代のオープン企業戦略」、朝日新聞出版(2011)
お奨め度:★★★★★+α

顧客に対しても、社内においても、オープン戦略が取られ始めている。まだ、大きなうねりになっているとまではいかないが、止まる流れではない。特に、Twitter、facebookの急速な普及は、この流れを加速すると見られている。そのような中で、組織やリーダーシップはどうあるべきかを論じた一冊。原題は、35ドル支払ったオンライン調査で圧倒的に人気だった「オープンリーダーシップ」だった。微妙な邦題だが、基本的にはオープンリーダーシップの本である。

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2011年6月15日 (水)

インテグレーションマネジメント(ファンが選ぶビジネス書12)

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橋本 忠夫「変革型ミドルのための経営実学―「インテグレーションマネジメント」のすすめ」、芙蓉書房出版(2010)

お奨め度:★★★★★

サントリーで情報システム部長、事業部企画部長、工場長、商品開発研究所長、SCM本部長、取締役、サントリー食品工場社長などを歴任され、現在は多摩大学大学院で教鞭をとられている橋本忠夫先生が、複雑化する経営環境に対応していくために、ミドルマネジャーの連携による新しいマネジメントの形として「インテグレーションマネジメント」を提案された1冊。インテグレーションマネジメントというアイデアもさることながら、おおよそ、現代の大企業で起こっているさまざまな問題に対して、体系的に納得性の高い分析が行われており、ミドルがマネジメントの視座を考えるには最高の一冊。

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2011年6月14日 (火)

48人のマネジメントベストプラクティス(ファンが選ぶビジネス書11)

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フランク・アーノルト(畔上 司訳)「有名人の成功のカギはドラッカーの「マネジメント」にあった」、阪急コミュニケーションズ(2011)

お奨め度:★★★★★+α

成功者(有名人)48名のマネジメントのベストプラクティスを、「組織のマネジメント」、「イノベーションのマネジメント」、「人間のマネジメント」の3つの分野に分け、著者の視点から紹介した一冊。1人1テーマにまとめられているが、テーマ意外にも学ぶところが多い。48名のリストとベストプラクティスは記事の最後にリスティングしている。

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2011年6月12日 (日)

ユーザ満足(US)を実現するコミュニケーション(ファンが選ぶビジネス書10)

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日経トップリーダー「なぜ、社員10人でもわかり合えないのか」、日経BP社(2011)

お奨め度:★★★★★+α

コミーは社員16人、年商5億の中小企業である。にも関わらず、死角を移す鏡で世界のトップメーカーであり、飛行機の手荷物だなの忘れ物防止ミラーでは、5つ星の航空会社7社のうち、6社が導入している。また、飛行機でも、エアバスA380では標準装備となっている。そんなコミーの謎を、日経トップリーダーが度重なる取材に基づき、コミュニケーションという切り口から解説した一冊。

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