シックスシグマからデザインへ
奥出 直人「デザイン思考の道具箱―イノベーションを生む会社のつくり方」、早川書房(2007)
お奨め度:★★★★1/2
デザイン戦略やデザイン思考について勉強しようとしたら、まずはこの本だろう。古くから、デザイン思考について実践的な研究を続けてきた著者の書いたデザイン思考の解説書。哲学、ビジョンをしっかりと説明しながら、自らが実践するデザイン思考のフレームワークである「創造の方法」について紹介している。
奥出 直人「デザイン思考の道具箱―イノベーションを生む会社のつくり方」、早川書房(2007)
お奨め度:★★★★1/2
デザイン戦略やデザイン思考について勉強しようとしたら、まずはこの本だろう。古くから、デザイン思考について実践的な研究を続けてきた著者の書いたデザイン思考の解説書。哲学、ビジョンをしっかりと説明しながら、自らが実践するデザイン思考のフレームワークである「創造の方法」について紹介している。
中竹 竜二「判断と決断 ―不完全な僕らがリーダーであるために」、東洋経済新報社 (2011)
お奨め度:★★★★1/2
ラガーマンの書いたリーダーシップの持論。ラグビーファンにとっては、できる部分が多いのではないかと思うが、これからのリーダーシップやマネジメントのあり方として、非常に示唆に富んだ本である。
ビジネス書の杜@facebookのファンが25人になり、ユーザネームをもらえました。
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また、今後、facebook で情報発信をすることもありますので、本ブログのカテゴリーに facebook を新設しました。
こちらです。Facebook に登録していなくてもみることができます。
ビジネス書の杜別館みたいな感じで、こちらには、書かない小ネタもいろいろと発信したいと思います。
ブライアン・トレーシー(日暮雅通訳)『ブライアン・トレーシーの「ベストリーダーの極意」』、朝日新聞社(2011)
お奨め度:★★★★★
ブライアン・トレーシーのリーダーシップ原論。リーダーに課せられた責務を7つに整理し、7つの特性が必要だと説く。さらに、リーダーのとるべき行動について、9つの視点から述べている。
最初にタイトルを見たときに、「えっ」となった。「ベストリーダーの極意」という意味が理解できなかった。原題をみると、「How The Best Leaders Lead」である。なるほど、よく考えられたタイトルだ。
ヘンリー・ミンツバーグ(池村千秋訳)「マネジャーの実像 「管理職」はなぜ仕事に追われているのか」、日経BP社(2011)
お奨め度:★★★★★+α
1973年に「マネジャーの仕事」でマネジャーのイメージと実態のギャップを明らかにし、以来、「人間感覚のマネジメント―行き過ぎた合理主義への抗議」で人間の次元でのマネジメントの重要性を説く。また、「戦略サファリ」で従来から考えられてきたサイエンスとアートの統合だと考えられてきた戦略計画の策定に「クラフト」という新しい視座を提唱。最近では、コミュニティーとリーダーシップを合わせたコミュニティシップを提唱するなど、常に、マネジメントに新しい視座・視点を提案してきたミンツバーグ博士の36年間の足跡とともにドラッカー以来のマネジメントに関する多くの経営学者や心理学者の知見が一望できる一冊。そこから見えてくるものは、懐古ではなく、創造であり、実践である。
Twitterでつぶやいた本の紹介と、「今月の1冊」を同時に復活させることにしました。Twitterでつぶやいた本を紹介し、その中でもっとも印象に残った1冊を選びます。
今月、Twitterでつぶやいた本は、
戴いた本、どの話も面白かったので、一気に読みました。極上のイノベーション事例ばかりです。「逆風に負けない会社のつくり方」http://amzn.to/dXG23J(1月13日)
読了「ビジネスパーソンのための断捨離思考のすすめ 」面白い。ビジネスで断捨離というコンセプトはもっとインパクトがありそう。問題は企業にとってゆとりのある自在の空間が何をもたらすかだ。そんなに単純な話ではさなそうだ。 http://amzn.to/i3yJCx(1月13日)
「絵になる」という表現があるが、マネジメントでは、P&Gはまさに絵になる企業だ。「P&G式伝える技術 徹底する力―コミュニケーションが170年の成長を支える」こだわりには、理がある。http://amzn.to/fWXtcf(1月22日)
やっと読了。「組織エスノグラフィー」 (名)エスノグラファーのエスノグラフィーという企画はは画期的。コンサルテーションの活動に参考になる点多々あり。エスノグラフィーを活用する人は読む価値あり。アウトプットの質が変わる。http://amzn.to/hXDCL6(1月28日)
長野慶太さんの新刊。「ビジネスマンのための「頭」の整理術」コミュニケーションマネジメントがポイントだという主張。同感。このような時代になってくると、コミュニケーションをマネジメントできる=できるビジネスマン。http://amzn.to/fwOIKm(1月31日)
今月読んだ本で、もっとも印象に残ったのは、
高田 誠「P&G式伝える技術 徹底する力―コミュニケーションが170年の成長を支える」、朝日新聞出版(2011)
です。P&GのOBによるP&Gの仕事術の紹介本です。よくある類の本だといえばそれまでですが、それでも面白いのがP&Gという企業の凄さだと思います。
僕も「3つ」というのに結構こだわりがあります。なんとはなしに3つで、でも2つや4つではしっくり来ないと思うことが多いです。その理由がなんとなくですが、分かったように思います。
久しぶりの月間ベストセラーの復活です。カストリ記事にならないように、今年は継続したいと思います。
ということで、1月に売れた本ベスト3は以下のとおりでした。
【1位】
「ハーバードの人生を変える授業」
【3位】
ビジネスのためのデザイン思考
Twitterでのみ紹介した本でもっともたくさん売れたのは、この本でした。
P&G式伝える技術 徹底する力―コミュニケーションが170年の成長を支える
総合では、8位。
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