書籍紹介ブログ宣言&2月の紹介書籍一覧
このブログを書評という人がいる。特に出版社関係に多いような気がするが、気のせいかもしれない。
このブログは書評ではない。本の評価は基本的にしていない。読んでほしいと思う本を紹介しているだけの「書籍紹介ブログ」である。
ひとさまが一生懸命書いた本を評価するなど、おこがましくてできるものではない。ただ、おこがましいというのは、元来の意味でのおこがましいかもしれない。
あえて評価というなら、昨年からのスタイルで「ほぼ日 読書日記」に読んだビジネス書はほぼ書いているので、この中から、紹介する本を選ぶという行為に評価が含まれている。ただし、選択には渡世の義理もあるので、必ずしも評価とはいえない。
なぜ、書評ブログと言われるのだろうとつらつらと考えてみると、結局、★をつけていることなんだろうと思うが、基本的にこの方針を明確に意識し出してからはほとんど★4つ以下はないはずだ。昔は、あまりこの点を明確に意識していなかったので、★3つなんて本も時々あったが、★3つだと思う本を紹介してもしょうがないなと思うようになり、今の方針が明確になってきた。
併せて昨年の後半から「ほほ日 読書日記」をつけだしたので、この方針が一層明確になってきた。
正直なところ、アマゾンなどで★1つとか、★2つとかいった評価を書いているのは理解に苦しむ。
僕はビジネス書の購入費用はすべて会社持ちだが、まあ、自腹を切って購入した本がつまらなければ、腹いせに書いてやろうという気持ちがまったく理解できない訳ではないが、時間の無駄のような気がする。
ということで、遅くなったが2月に書いた紹介記事は以下の7冊だった。
エンツォ・マーリ(田代 かおる訳)「プロジェクトとパッション」、みすず書房(2009)お奨め度:★★★★★
https://mat.lekumo.biz/books/2009/02/post-d583.html
冷泉 彰彦「アメリカモデルの終焉、金融危機が暴露した虚構の労働改革」、東洋経済新報社(2009)
お奨め度:★★★★1/2
https://mat.lekumo.biz/books/2009/02/post-be9b.html
P.F.ドラッカー著、特別寄稿:ジム・コリンズ、フィリプ・コトラー、ジェームズ・クーゼス、ジュディス・ローディン、カストゥーリ・ランガン、フランシス・ヘッセルバイン(上田惇生訳)「経営者に贈る5つの質問」、ダイヤモンド社(2009)
お奨め度:★★★★★
https://mat.lekumo.biz/books/2009/02/post-0ae3.html
村山 裕三「京都型ビジネス―独創と継続の経営術 (NHKブックス) 」、日本放送出版協会(2008)
お奨め度:★★★★
https://mat.lekumo.biz/books/2009/02/post-0834.html
ハワード・ビーハー、ジャネット・ゴールドシュタイン(関美和訳)「スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則」、日本経済新聞出版社(2009)
お奨め度:★★★★1/2
https://mat.lekumo.biz/books/2009/02/post-42d0.html
リコ・ドゥブランク「情熱仕事力―PASSION for SERVICE」、オータパブリケイションズ (2009)
お奨め度:★★★★★
https://mat.lekumo.biz/books/2009/02/post-2450.html
ラルフ・ウォルドー・エマソン(伊東奈美子訳)「自己信頼[新訳] 」、海と月社(2009
お奨め度:★★★★★
https://mat.lekumo.biz/books/2009/02/post-2406.html
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