線と面
袖川芳之「線と面の思考術 自分の頭で考える道具を手に入れよう」、大和書房(2008)
お薦め度:★★★★★
「点と線」といえば、松本清張氏の初めての長編小説。書かれたのは1957年である。松本清張氏の代表作というよりも、日本の推理小説の最高傑作にひとつだ。昨年は、50周年だったわけだが、テレビ朝日の50周年の事業としてビートたけしの主演で初めてドラマ化され、話題になった。
「ビートたけし×松本清張 点と線」、ジェネオン エンタテインメント(2008)
「点と線」は点ではなく、線に注目することによって、事件を解決する推理小説。今となってはよくあるトリックだが、当時は画期的な発想の転換だったことは想像に難くない。
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