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2008年9月15日 (月)

イノベーションが必須とされる競争社会で生き残るためのチーム

4904336089 デボラ・アンコナ、ヘンリック・ブレスマン(サイコム・インターナショナル監訳、西田 忠康、鈴木 立哉「Xチーム」、ファーストプレス(2008)

お薦め度:★★★★★

新しいチーム概念である、「Xチーム」を定義し、Xチームにおけるチームマネジメントやプロジェクトマネジメントについて体系的に述べた1冊。

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2008年9月 7日 (日)

行動を変えるにはスキルより自信が大切

4901491806 ジョン・カウント(黒川敬子)「100のノウハウよりただ一つの自信 ゆるぎない「自分」をつくる77の心理技術」、ナナ・コーポレート・コミュニケーション(2008)

お奨め度:★★★★★

本屋にいけば、所狭しと積まれている啓蒙書。平積みされている本には○万部突破とかポップがついている、いわゆるベストセラーも少なくない。なぜ、こんなに売れるのだろうか?この本を読んでいるうちになるほどと思った。

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2008年8月31日 (日)

線と面

4479391789 袖川芳之「線と面の思考術 自分の頭で考える道具を手に入れよう」、大和書房(2008)

お薦め度:★★★★★

「点と線」といえば、松本清張氏の初めての長編小説。書かれたのは1957年である。松本清張氏の代表作というよりも、日本の推理小説の最高傑作にひとつだ。昨年は、50周年だったわけだが、テレビ朝日の50周年の事業としてビートたけしの主演で初めてドラマ化され、話題になった。

B0012dudx8ビートたけし×松本清張 点と線」、ジェネオン エンタテインメント(2008)

「点と線」は点ではなく、線に注目することによって、事件を解決する推理小説。今となってはよくあるトリックだが、当時は画期的な発想の転換だったことは想像に難くない。

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2008年8月12日 (火)

プロジェティスタが日本を救う!

447800465x 野田 稔+ミドルマネジメント研究会「中堅崩壊―ミドルマネジメント再生への提言」、ダイヤモンド社(2008)

お薦め度:★★★★★

日本の高度成長を支えてきたミドルマネジメントが崩壊しつつある現状を丁寧に分析し、再生のための提言をした一冊。

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2008年7月23日 (水)

本書こそが、今、日本で最も読まれるべき本である

4492556141_2 佐藤通規、金澤透「ハイリターン・マネジャー」、東洋経済新報社(2008)

お薦め度:★★★★★

課長本にぶつけてきたわけでもないのだろうが、プロジェクトを中心に業務を遂行している組織の中間管理職は何をすべきか、どのようなスキルを持つべきかを具体的に示したマネジャー本。

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2008年7月21日 (月)

ジェネレーションギャップを埋める旅

4062146673 サンダー・フローム、ジョナサン・フローム、ミシェル・フローム(島田聖子訳)「父と息子の歩いて語るリーダーシップ」、講談社(2008)

お薦め度:★★★★★

サンダー・フロームとジョナサン・フロームの親子が半年間かけて、各地を旅をし、リーダーシップについて語りあった内容を紹介した本。

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2008年7月18日 (金)

トヨタはなぜ、毎年、1千万台近い車を売れるのか

4860632826 石坂芳男「トヨタ販売方式」、あさ出版(2008)

お薦め度:★★★★★

トヨタという企業は注目されている割には、製造の話しか注目されない。製品開発プロセスが何冊か本があるが、生産管理については控え目に見ての100冊以上の本が出版されていることと比較すると、ないに等しいだろう。そして、もっとないのが、販売について書いた本である。

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2008年7月14日 (月)

現場マネジャーが読むべき財務マネジメントの本

4492601740 デイビッド・メッキン(國貞 克則訳)「財務マネジメントの基本と原則」、東洋経済新報社(2008)

お薦め度:★★★★★

現場マネジャーにも財務の知識は不可欠である。ただ、財務マネジメントには財務諸表で閉じた独特の世界があり、分かりにくく、近寄りがたい部分がある。その一因になっているのは、マネジメントや経営的な意思決定との関係が見えにくいということがあるように思う。

このため、専門家以外に役立つ本というのはなかなか見当たらない。そんな中で、非常に良い本が出た。

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2008年7月12日 (土)

退屈力がキャリアや人生にタメをつくる

416660628x 齋藤孝「退屈力」、文藝春秋社(2008)

お薦め度:★★★★★

先日、「ゆるみ力」の阪本 啓一さんと10年ぶりくらいにお話をする機会があり、この本を絶賛されていたので、読んでみた。素晴らしい本だ。ガ~ンという感じで、僕のバイブルの一冊になった。

文藝春秋のホームページには「齋藤哲学の極致」だと書かれているが、改めて、齋藤先生がいろいろな本で言われていることの意味がわかったような気がする。

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2008年7月 2日 (水)

ゆるみながら人生を考える

4532260078 阪本 啓一「ゆるみ力」、日本経済新聞社(日経プレミアシリーズ)(2008)

お薦め度:★★★★★

「今に生きる」をテーマに「ゆるんでがんばる」方法を書いた人生読本。久しぶりに出会った書評が似合わない本でもある。

ゆるみ力とは、心身のどこにも力が入っていない状態で、臍下の一点に心をしずめ、統一する状態で発揮される力。これを、桶にてぬぐいというなんとも素敵な表紙と、7つの湯という洒落た構成で解説してくれる。

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