課長の知るべき原理原則
濱田 秀彦「一冊ですべてわかる 課長のキホン」、河出書房新社(2010)
お奨め度:★★★★★
今月3冊目の課長本の紹介。この本が出たら、もう課長本は出しにくいのではないかと思うくらい、良くできている。明日、課長に昇進する人は、今日の帰宅時に買って帰って読んでおこう!
とりあえず、すぐに読んでほしいのは、課長の喜びの下り。
・人間的な成長
・経営感覚
・人脈
・DNAを残す
の4つだと指摘されている。
濱田 秀彦「一冊ですべてわかる 課長のキホン」、河出書房新社(2010)
お奨め度:★★★★★
今月3冊目の課長本の紹介。この本が出たら、もう課長本は出しにくいのではないかと思うくらい、良くできている。明日、課長に昇進する人は、今日の帰宅時に買って帰って読んでおこう!
とりあえず、すぐに読んでほしいのは、課長の喜びの下り。
・人間的な成長
・経営感覚
・人脈
・DNAを残す
の4つだと指摘されている。
吉江 勝「あたりまえだけどなかなかできない 課長のルール」、明日香出版社(2010)
お奨め度:★★★★1/2
お馴染み、明日香出版の「ルール」シリーズの課長編。課長としてやっていくために必要なスキルを101のルールにまとめている。非常に具体的なルールから、かなりコンセプチャルなルールまで、混ざっている。このこと、自体が課長という仕事の本質を語っているのではないかと思う。
酒井穣「はじめての課長の教科書」、ディスカヴァー・トゥエンティワン(2008)
以来、多くの課長の本がでているが、ちょっと雰囲気が違うのは、課長になる前の人よりは、課長に読んでほしい本である。
額宮良紀、 鈴木憲「揺るがない人のマインドビルディング ― 異分野のプロに学ぶ仕事のヒント83」、 英治出版(2009)
お奨め度:★★★★★
極限状態でベストな判断を下す最前線のプロフェッショナルのマインドを、いろいろなビジネスの場で役立てようという一冊。
戦闘機 パイロット、消防隊 隊長、国際線旅客機 機長、ハリウッド映画俳優、人質交渉人、外務省外交官、プロマジシャン、プロ棋士(将棋/囲碁)、脳神経外科医、武道家(合気道)、レストラン料理長、米国海兵隊隊員、旅客機CA(キャビンアテンダント)、JR運転士、警察本部長、などのプロフェッショナルの言葉から83を選んでいる。
ラリー・ボシディ、ラム・チャラン(高遠 裕子訳)「経営は「実行」―明日から結果を出す鉄則」、日本経済新聞社(2003)
お奨め度:★★★★★
2002年に原書が出版され、大変なベストセラーになった本。邦訳は、2003年に出版された。最近、経営リーダー向けの本がいろいろと出版されるようになってきた。手当たり次第読んでいるが、精神論とオペレーショナルな話だけに終始している本ばかりなので、古い本だが、経営の永遠を論じた本でもあるので、ぜひ、読んでほしいなと思って、紹介することにした。
この本のテーマはシンプルである。戦略の実行こそがリーダーの仕事であるにも関わらず、その方法を知らず、成果を上げることができないでいるリーダーは多い。そのようなリーダーのために、戦略実行には、体系があり、その体系をきちんと理解し、実践していくことで「実行」ができることを示すのがこの本のテーマである。
北垣 武文「ビジョナリー・リーダー―自らのビジョンを確立し、組織の成果を最大化する」、ダイヤモンド社(2010)
お奨め度:★★★★★
ビジョナリーリーダーシップを、リーダーシッププロセスと、ピラミッドモデルを中心に解説し、また、キャリアデザインの手法を応用したビジョンの獲得の提案と、エンパワーメントによるビジョナリーリーダーシップの実践を解説した一冊。誰もが感心を持つ、ビジョンとリーダーシップについて、極めて実践的な解説をした、今までにはなかった本。すべてのリーダーに読んでほしい一冊。
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ティナ・シーリグ(高遠裕子訳、三ツ松新解説)「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」、 阪急コミュニケーションズ(2010)
お奨め度:★★★★★
この本は、スタンフォード大学アントレプレナー・センターのエグゼクティブディレクターであるティナ・シーリングが、自身の体験、創造性開発プログラムでの受講者のパフォーマンス、自分でみた企業の事例など、極めて豊富な事例に基づき、自分への許可をどのように与えるかについて体系的に述べたものである。
ジョン・コッター(黒田 由貴子監訳)「リーダーシップ論―いま何をすべきか」、ダイヤモンド社(1999)
お奨め度:★★★★1/2
もう1ヶ月くらい前であるが、新幹線の中で、Harvard Business Review 2010-2を眺めていたら、リーダーシップに対する認識は退化しているのではないかという錯覚に駆られた。
Harvard Business Review2010年 02月号、ダイヤモンド社(2010)
それでこの際なので、多くの人にこの本を読んで、リーダーシップの原理原則、マネジメントとリーダーシップの統合などについて、きちんとした知識を持ってほしいなと思ってこの本を紹介することにした。
リーダーシップの本質について誰よりも考えつくし、知り尽くしているハーバードビジネススクール教授のジョン・コッター先生がリーダーシップについて、Harvard Business Reviewに投稿してきた論文5編に加えて、序章に、自らの研究、コンサルティングの経験に基づく、組織を動かす10の教訓をまとめて1冊の本にしたもの。
特に、コッター先生のリーダーシップ論はプロジェクト型の経営と非常に相性がよい。その意味で、今後、いままでにもまして注目されるようになるのではないかと思う本だ。
スティーブン・コヴィー、ブレック・イングランド、ロバート・ホイットマン「結果を出すリーダーになる」、キングベアー出版(2010)
お奨め度:★★★★★
不透明で困難な時代にリーダーが行うべきことを、フランクリン・コヴィー社のこれまでのソリューションをベースに考察した一冊。モデルとして、ツール・ド・フランス(世界でもっとも過酷な自転車のロードレース)で、個人で7連覇を遂げたランス・アームストロングを取り上げ、さまざまな考察をしている。そして、アームストロングと敗者の間には
規律ある実行力を備えたチームが勝利を手にし、これに欠けるチームが敗者になる
というルールを見つけた。
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