1位はビジネス書の杜Award2008の本「プロデュース能力」でした。これで、2年続いて、ビジネス書の杜Awardの本が翌年の年間売上げトップになりました。
第2位は2005年の本で、「世界一わかりやすいプロジェクト・マネジメント」です。現場リーダーの読者が多いというビジネス書の杜のブログの特性もありますが、この本、2005年の出版以来、
2008年:3位、2007年:3位、2006年:2位、2005年:8位
と5年連続してベスト10に入っています。日本人の書いた本ではないのが若干残念ですが、拍手!ですね。
第3位に入った、「職養道」の本は僕のお気に入りの本で、紹介したときにびっくりするくらい売れましたが、その後も少しずつ売れ、3位にランクインです。こういう本が売れるのはうれしいですね。
第4位は、財務3表一体理解法で有名な國貞克則さんが、自分のマネジメントに対する想いを書かれた本です。2009年3月にPMstyleのプライベートセミナーでお話をして頂きましたが、よかったです。
5位は、「プレゼンテーション Zen」でした。プレゼンテーションとは何かがよく分かる本です。プレゼンテーションというと、クリエイター系の職業の人のスキルだと認識されてきましたが、これからはどんな職業でも、プレゼンテーションは最重要スキルの一つになってくると思われます。そんなニーズで、まず、最初に読む本として、ぜひ、お奨めしたい本です。なお、この本の冊数には、DVDを含めて計算しています。
上位5位はそんな感じでした。また、今年は4位まではすべて、2008年以前に出版された本です。ビジネス書の杜では、発売から半年で数万部売れて消える本ではなく、長くビジネスパーソンを助けてくれる本を紹介したいと思っていますので、なかなか良い感じです。特に、2位の「世界一わかりやすいプロジェクト・マネジメント」の5年連続ベスト10入りで、本自体がすばらしいことはもちろんですが、紹介したことを誇りに思います。5位の「プレゼンテーション Zen」もそんな息の長い本になることが期待できます。同じ意味で、10位のシャイン先生の本にも注目です!
5位から10位は歴代まれにみる接戦で5位と10位の差は17冊でした。ブログの読者が増え、いろいろな種類の本が売れるようになってきているためだと思われます。ちなみに、10位と20位の差も22冊です。
2009年は残念ながら2008年との比較で、書籍の売上げ点数が約12%減になりました。その影響もありますが、逆に書籍以外の売上げ点数は、ついに全体の10%を超えました。金額ベースでは、20%を超えています。アマゾンはもはや、単なる書籍販売サイトではないのかもしれません。来年は、CDやDVD、ソフトウェア、情報家電については、そろそろ、ランキングをやってもいいかなと思っています。
とりあえず、今年は、書籍以外の商品の紹介も積極的に取り組んでみようかと思っています。
なお、ビジネス書のAward2009は1月10日前後に発表の予定です。お楽しみに!
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