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2006年10月

2006年10月18日 (水)

シナリオプラニングめったくたガイド

なぜか柔軟に対応できる戦略を策定する経営企画スタッフ、ヒット商品を連発するマーケッタ、失敗しないプロジェクトマネジャーなど、不確実性のある分野で、非常にうまく、やっている人たちがいる。この人たちに共通するのが、シナリオプラニングを駆使したプラニングである。

最近、(プロジェクト)コンサルティングの中でシナリオプラニングを紹介する場面が増えてきたので、とりあえず、本を整理してみた。

そういう人材を目指す人のために、シナリオプラニングの本を紹介しよう。

447849025209キース・ヴァン・デル・ハイデン(西村行功、グロービス訳)「シナリオ・プランニング「戦略的思考と意思決定」、ダイヤモンド社(1998)

お奨め度:★★★1/2

まず、最初は日本で最初に紹介されたシナリオプラニングの本。

この本はシェルにおけるシナリオプラニングの活用を詳細に説明した本である。背景編ー基礎編ー実践編ー制度編の4部構成になっており、実践的なのだが、抽象度が高い。目前のニーズがないと読了するのはつらいと思う。ただ、かなり、自分の仕事のやり方を考えないと読めないと思うので、最初に読む本としては、この本がよいかもしれない。

4492530886 ピーター・シュワルツ(垰本一雄、 池田啓宏訳)「シナリオ・プランニングの技法」、登用経済新報社(2000)

お奨め度:★★★★

シナリオプラニングというのが思考法のように捉えている人も多いが、単なる思考法ではないと思う。おそらく、哲学に近い部分が相当ある。未来とはなにか、不確実性とは何かということを中心に相当考えることがある。その意味で、この本はシナリオプラニングの本質を知るのに良い本。タイトルは技法となっているが、決して技法ではなく、方法論をきちんと述べた本である。

447849040609 西村行功「シナリオ・シンキング―不確実な未来への「構え」を創る思考法」、ダイヤモンド社(2003)

お奨め度:★★★★1/2

シナリオプラニングに関する一番のお奨め本はこの本。上に述べたように本質的に複雑で、抽象的な計画方法であるシナリオプラニングについて、実に分かりやすく、事例をふんだんに使って説明されている。

また、ある程度、プロセスに落とし込んでいるので、実践的な本になっている。とりあえず、シナリオを作ってみようという人にはこの本をお奨めしたい。

4492531440 池田和明、今枝昌宏「実践 シナリオ・プランニング―不確実性を利用する戦略」、登用経済新報社(2002)

お奨め度:★★★★

もう一冊、違った意味で実践的な本を紹介しておく。

実際に戦略策定の中で、実際にどのようにシナリオをプラニングを使いたいかを知りたい人にお奨めの一冊。コンサルティングの中で使っていると思われる、基本概念、構築ステップから、戦略への落し込み、実施体制・スケジュールまでをかなり詳細に解説した一冊。また、日本企業を念頭においた事例も掲載されている。この本も役立つだろう。コンサルタントの人にはこれがお奨め。

479810376409 ポール・シューメーカー(鬼澤忍訳)「ウォートン流シナリオプランニング」、翔泳社(2003)

お奨め度:★★★

最後にもう一冊。日本のMBAコースで戦略策定を定型的な手法を使って実施することを教えているコースは少ないと思うが、欧米のMBAコースでは普通に入っている(ちなみに、戦略策定の方法論としてのシナリオプラニングと、戦略実行の方法論としてのプロジェクトマネジメント)。

じゃあ、どんな内容を教えているのかと気になる人にはこの本をお奨めした。ただし、内容的には、上の2冊と較べて、実用性に乏しいが、体系的。知識としてシナリオプラニングを押さえておきたい人には適切な内容の一冊といえるかもしれない。

ということで、どんな目的にシナリオプラニングにアプローチするかによってどの本をお奨めしたいかが決まる。2冊も3冊も読んで何か収穫があるようにも思わないので、とりあえず、自分の目的に適した本を読んでみよう。

2006年10月17日 (火)

議論を見える化する

453231288401 堀 公俊、加藤 彰「ファシリテーション・グラフィック―議論を「見える化」する技法」、日本経済新聞社(2006)

お奨め度:★★★★

ファシリテーションの本を何冊も読んで、話は分かるのだが、どうも腑に落ちないと思われた方はすくなくないのではなかろうか。この本はこの答えを与えてくれる。

この本では、議論の見える化をテーマにしている。この本で言っている見える化とは、

 議論を如何に図に要約するか

という技術である。この技術を、ファシリテータのあまたの中の動きから、具体的に、ホワイトボードや模造紙に書くときの文字の大きさや書き方、色の使い方、挿絵の使い方など至るまで具体的に説明している。特に第4章は、ファシリテータのあまたの中を解剖するということで、何を考えて何を書くかを時系列で説明しているので、非常に面白いし、有益である。

4章にかぎらず、本の中ではテーマに相応しくふんだんにビジュアルが使われており、たいへんよくイメージがつかめるので、読んだことをそのまま応用できるだろう。また、実際に作例がたくさん掲載されているので、それをじっくりと見ていくのもスキルアップに大いに役立つだろう。

ただし、誰でもがすぐにできるものではない。イメージを掴んだら、ひたすら実践してみることに尽きるだろう。その際、自分のアウトプットを持って、この本を読み直してみるのもよい。この本に書かれている(おそらくベテランファシリテータの)図と自分の図を比較してみることは非常に有効だと思われる。

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2006年10月16日 (月)

プロジェクトマネジメントはサイエンスかアートか

487311299001 スコット・バークン(村上 雅章訳)「アート・オブ・プロジェクトマネジメント ―マイクロソフトで培われた実践手法」、オライリー・ジャパン(2006)

お奨め度:★★★★★

著者がマイクロソフトで養ったプロジェクトマネジメントの技を披露した本。ソフトウエアプロジェクトの本だと、必ずといってもよいくらい、開発マネジメントのテクニカルな話題に重心が置かれるが、この本は違う。目標のマネジメント、人のマネジメント、組織のマネジメント、コミュニケーションのマネジメント、アイディアのマネジメントなど、本来のプロジェクトマネジメントのイシューを中心にして組み立てられている。具体的な内容は、目次を参考にしてほしいが、開発マネジメントについても、手法ではなく、仕事の進め方としてのポイントが書いてある。

ソフトウエア開発プロジェクトは、ハードウェアのプロジェクトとは違うと主張する人がよくいる。プロジェクトファシリテーションなどが妙にはやっているのもその流れだと思割れる。

しかし、この本を読んでいると、決してそんなことはないと思い知らされるだろう。ソフトウエアという商品の特性は確かにある。

しかし、そこで必要なマネジメントはハードウェアや、ソフトウエア以上にソフト的なサービス開発プロジェクトとなんら変わらない。マイクロソフトという会社のやり方は昔から何かと批判の対象になることが多かった。古くはDOSをめぐるビジネスのスタンス、Windowsに代表されるGUI環境ビジネス、最近ではインターネットへのアプローチなどだ。しかし、結局、最後に勝つのは、MSだった。

その秘訣はマネジメントがビジネスを意識したものであることと無縁ではないだろう。この本は、プロジェクトマネジメントに関心を持つ人に読んでほしいのはもちろんだが、もう少し、広く、マネジメントに関心をもつ人にもぜひ読んでほしい一冊である。ソフトウエアエンジニアリングの知識がない人が読んでも分からないところは少ないだろう。

マーケティングは50%がアートで、50%がサイエンスだといわれる。プロジェクトマネジメントもそういった側面がある。特に、MSが展開しているようなビジネスを強く意識したプロジェクトマネジメントはアートの要素が多い(エンジニアの人は自分たちの領域の方がアートの要素が多いと思っているかもしれないが、それは勘違い)。

その意味で、この本に書いてあることはまさに、プロジェクトマネジメントのアートの部分だ。

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2006年10月13日 (金)

トヨタの口ぐせ

480612533401 OJTソリューションズ「人を育てるトヨタの口ぐせ」、中経出版(2006)

お奨め度:★★★

以前、「最強トヨタの7つの習慣」という本を紹介したことがある。習慣化に当たっては、はやり、言葉が大切である。常に、言う。常に言われる。そんな口ぐせのような言葉を30個あつめて、それぞれに簡単な解説をしている。

解説そのものは簡単なものなので、深く知るには適さないが、何よりも、言葉が書かれているので、その言葉を言い続ければ習慣化が可能になる。これは貴重である。例えば、5回のWhyなどで有名な行動習慣は「真因を探せ」を口ぐせのように言って習慣化されている。

いくつか気にいったものを挙げておく。

「リーダーはやらせる勇気、メンバーややる勇気」

「あなたは誰から給料を貰うの」

「改善は巧遅より即拙」

「自分が楽になることを考えろ」

30個、どれをとっても使いたい言葉が並んでいる。

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2006年10月12日 (木)

PMBOKのITプロジェクトへの適用の具体的方法

488373232001 山本需「PMBOK第3版を活用するITプロジェクトマネジメントへの適用と実践」、ソフトリサーチセンター(2006)4883732320

お奨め度:★★★★

PMBOK第3版をITプロジェクトに適用する方法を体系的に述べた本だが、いろいろ、ある本の中でもっとも具体的に書かれている本だ。

PMBOKのプロジェクトマネジメントプロセスに従って淡々と書かれている中に、著者の知見やノウハウがTips的な形で埋め込まれており、特に初心者が使いやすい内容になっている。

なによりよいのは、テンプレートが豊富であり、それが非常に役立つだろう。

PMBOKをITに適用するというのは何冊か類書がある。非常に興味深いのは、その方法が異なることだ。その中で、もっともオーソドックスなのは、この本と同じ出版社から出版されている佐藤義男さんの書かれた本である。この本はもともとは、日本プロジェクトマネジメント協会(当時は日本プロジェクトマネジメントフォーラム)のSIG活動で原型ができただけあって、非常にオーソドックスにまとまっている。どのようなIT組織にも使えるだろう。その一方で、教科書的という批判もある。

佐藤さんの本に較べると、教科書的なイメージはなく、文字通り、実践的な本である。その分、PMBOKの適用に関して、著者のオリジナルの視点が含まれているので、読む際には佐藤さんの本と比較しながら読んでいかれることをお奨めしたい。

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2006年10月11日 (水)

会社を誰のものにするかの

400431025301 ロナルド・ドーア「誰のための会社にするか」、岩波新書(2006)

お奨め度:★★★★

ライブドアのニッポン放送の買収騒ぎ以来、コーポレートガバナンスの本が目立つが、いずれも、「会社は誰のためのものか」という問題に答えを出そうとしている。

しかし、この本は、それは国の文化や歴史、価値観によって変わるものであり、むしろ、そのような視点でそれを決めていくかが大切であることを広い視点から述べている。

著者のロナルド・ドーア氏はバーバードやMITで教鞭をとった研究者であるが、日本に非常に詳しく、戦後の日本のコーポレートガバナンスの事件を引き合いに出しながら、米国との比較で、日本的なコーポレートガバナンスのシステムの特徴を示している。

最後に著者なりに、そのような視点から考えたときに日本のコーポレートガバナンスシステムのあり方を提案している。

会社が誰のものかという問題以上に、コーポレートガバナンスというのは何かということを明確にしてくれるので、マネジメントに関わるものはぜひ読んでおきたい一冊だ。

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2006年10月10日 (火)

人やチームの問題解決能力を向上させ、問題を解決する方法

476282521201 ブレア・ミラー、ロジャー・ファイアスティン、ジョナサン・ヴィハー(弓野 憲一、西浦 和樹、南 学、宗吉 秀樹訳)「創造的問題解決―なぜ問題が解決できないのか」、北大路書房(2006)

お奨め度:★★★★1/2

問題解決法は定着してきた感があるが、通常の問題解決プロセスでは解決できないような制約条件の厳しく、前例がないような問題に遭遇することは少なくない。

世の中のどこにもないようなサービスや商品や技術を開発するといったものも、もちろん、その類の問題だが、もっと身近なものが多い。

例えば、普通にやれば1ヶ月かかる仕事を2週間でやらなくてはならないとしよう。

このようなタイプの問題では、おそらく、問題解決手法を適用しても、答えは出てこない。通常の問題解決法は、定型的問題解決法だからだ。従って、まったく未知な問題に遭遇したときには意外と無力である。

どこに違いがあるのか?大きくは問題解決の目的の違いかもしれない。前者には答えがあるので、問題解決プロセスを間違えなければ問題は解決できる。後者のような問題では、人やチームに焦点を当てる必要がある。当初の人やチームの問題解決能力では対処ができないわけであるので、それを改善しながら問題解決をしていくことを考える必要があるのだ。

このようなタイプの問題解決方法はCPSと呼ばれる。Creative Problem Solving、創造的問題解決である。

あまり日本ではCPSの本は出版されていないが、やっと良い本が出てきた。この本を読めば、とりあえず、考え方などが分かるだろう。ツールも豊富に紹介されており、後は、紹介されているツールを使って実際にやってみよう。

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2006年10月 6日 (金)

ロングテールの法則

415208761701 クリス アンダーソン(篠森ゆりこ訳)「ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略」、早川書房(2006)

お奨め度:★★★★1/2

80:20の法則というのがある。

最近、格差でよく話題になるが、イタリアの経済学者・社会学者、ヴィルフレド・パレート(Vilfredo Federico Damaso Pareto)が、欧州各国や米国の統計データに基づいて統計的に所得配分の研究を行い、一部の人たちに大部分の所得が配分されていることを発見した。

この発見が後に、いろいろな人たちの手によって、さまざまな自然現象に当てはまることが指摘し、「不良全体の80%は、20%の原因に由来する」「売上の80%は、全商品の20%が作る」「売上の80%は、全顧客の20%によるものである」といったルールが生み出されていった。これらは、80:20の法則と呼ばれる。

ついでに、米国の品質管理のコンサルタントジョセフ・M・ジュラン(Dr. Joseph Moses Juran )は、こうした普遍的現象を品質管理に適用することを提唱し、品質管理の分野では「パレート原則」として有名である。

さて、こののテーマ、ロングテールは、ネットワーク経済の市場においては、80:20が必ずしも成り立たないことを指摘した話題の本である。著者のアンダーソンはWIREDの編集長で、もともと、WIREDに書いた記事が話題を呼び、書籍として出版されたという経緯がある。

この本は次のような事例の紹介で始まる。ジュークボックスに入っている曲1万曲の中で、3ヶ月に最低一回はかけられる曲が何%あるかという話。80:20の法則だと、20%ということになるのだが、なんと、この答えは98%だそうだ。

ここからiPodのダウンロードサービスが同じような傾向を持つことは容易に想像できる。この本では、このような現象を統計学のロングテール分布になぞらえてロングテールと呼び、今、さまざまな分野で、このような現象が起こっていることを実証している。

実際に、自分自身の消費行動を見てもこの傾向は強くなっている。日用雑貨のようなものでも、手に入るもので済ませようという考え方から、楽天を検索すればどこかで手に入る(多少、送料はかかるが)という感覚が強くなってきている。

この本は、このようなロングテール商品を起点にして、今後、ビジネスが如何に変容していくかを論じている。Web2.0などの背景にはこのような思想があり、これからのビジネス環境を理解する上では、必読の1冊だといえる。

最後の章で、ロングテールのビジネスの成功法則が書かれている。

法則1:在庫は外注かデジタル

法則2:顧客に仕事をしてもらう

法則3:流通経路を広げる

法則4:消費形態を増やす

法則5:価格を変動させる

法則6:情報を公開する

法則7:どんな商品も切り捨てない

法則8:市場を観察する

法則9:無料提供を行う

如何だろうか?成功しているネットビジネスプレイヤーでは、もはや、あまり前になっていることが並んでいる。

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2006年10月 5日 (木)

完璧な顧客と出会う

447850268401 ジャン・ストリンガー、ステーシー・ホール(牧野真監訳)「顧客は追いかけるな!―48時間で顧客が集まるシンクロニシティの法則」、ダイヤモンド社(2006)

お奨め度:★★★★1/2

原題は Attracting Perfect Customers。自分にとってベストマッチの「完璧な顧客」を探し、その顧客に最大にコミットメントをすることにより、自分のビジネスを成功させる方法論を具体的に説いた本。

著者は「意味のある偶然の一致」をシンクロニティと呼び、シンクロニティは創り出すことができるとしている。その方法として6つの行動原則を上げている。

原則1:自分の使命に忠実になる

原則2:引き寄せたい顧客の姿を明確にする

原則3:自分のビジネスを高く評価する

原則4:競争ではなく、協力を選択する

原則5:顧客に忠実で役立つ存在になる

原則6:感謝の気持ちを分かち合う

この本では、この6つの原則を実行するための具体的な方法を教えてくれている。知りたい人は、読んでみよう。

日本の企業も遅ればせながら、右肩上がりの経営から脱却し、収益性を重んじる経営スタイルが増えてきた。そのような中で、成功している企業は要するにこういうことを既にやっているのだ。

あなたも、ぜひ!

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2006年10月 4日 (水)

堀紘一流リーダーシップ開発論

456964579801 堀紘一「実践的リーダーシップの鍛え方」、PMP研究所(2006)

お奨め度:★★★

堀紘一さんは尊敬するビジネスパーソンの一人だ。実務家としての顔を持っているためだと思うが、評論家のような大胆な発言をするにも関わらず、有言実行しているように見える。特に彼のリーダーシップ論は注目している。3年近く前に出版された

447836052909リーダーシップの本質―真のリーダーシップとは何か」、ダイヤモンド社(2003)

が、本としてはどうかなと思いながらも、内容には非常に共感できたので、今回の書籍も早速購入して読んでみた。今回の著作は前著よりはよくまとまっている。堀氏率いるドリームインキュベータの考え方を使いながら、ご自身の考えるリーダー論を語られている。

ちなみに、ドリームインキュベータでは、5つの採用条件があるそうで、これがおおむね、堀氏の考えるリーダーの資質だと考えてよいのだと思う。

・地頭がよい

・学習能力がある

・素直かつ謙虚である

・好奇心が旺盛である

・攻撃力がある

共感できる。今回の本でもやはり、リーダーシップの育成についても書かれている。今回の本の中ではここが非常に実践的であり、ぜひ、多くの人に読んでほしい。

一例を挙げると

・人生の長期計画を立てる

・5つの自分

・異質の人と付き合う

などが並んでいる。どれを読んでもなるほどと納得できる内容である。

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