ゲゼルシャフト的チームの作り方
瀧本 哲史「君に友だちはいらない」、講談社(2013)
お奨め度:★★★★★
マッキンゼー仕込みのチームマネジメントの実践経験を通じて、チームマネジメントのあり方を書いた本。良いチームはたいてい
・小人数である
・メンバーが互いに補完的なスキルを有する
・共通の目的とその達成に責任を持つ
・問題解決のためのアプローチの方法を共有している
・メンバーの相互責任がある
という性質を持っているとし、その実現方法を述べた一冊。
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瀧本 哲史「君に友だちはいらない」、講談社(2013)
お奨め度:★★★★★
マッキンゼー仕込みのチームマネジメントの実践経験を通じて、チームマネジメントのあり方を書いた本。良いチームはたいてい
・小人数である
・メンバーが互いに補完的なスキルを有する
・共通の目的とその達成に責任を持つ
・問題解決のためのアプローチの方法を共有している
・メンバーの相互責任がある
という性質を持っているとし、その実現方法を述べた一冊。
柴沼俊一、瀬川明秀「アグリゲーター 知られざる職種 5年後に主役になる働き方」、日経BP社(2013)
お奨め度:★★★★★
アグリゲーターとはあまり耳にしない言葉だ。この本のあとがきにも触れられているように、いまどき、インターネットで検索してみてもほとんど出てこない言葉だが、組織の枠にとらわれず、才能ある人、技術、チャンスをどん欲に巻き込みプロジェクトを遂行する。そんな人材を「アグリゲーター」と呼ぶ。この本はアグリゲーターとはどんな人で、アグリゲーターを育成することで会社や社会がどう変わるかを議論した本。
マイケル・ダイムラー、リチャード・レッサー、デビッド・ローデス、ジャンメジャヤ・シンハ(御立 尚資監修、 ボストン コンサルティング グループ訳)「BCG 未来をつくる戦略思考: 勝つための50のアイデア」、東洋経済新報社(2013)
お奨め度:★★★★★+α
プロダクトポートフォリオマネジメントで知られるボストン・コンサルティング・グループが50周年を迎えるらしい。50周年に刊行された本がこれ。
彼らの叡智を
・変化対応力
・グローバリゼーション
・コネクティビティ(接続性)
・サステナビリティ(持続可能性)
・顧客視点
・組織能力向上
・価値志向
・信頼
・大胆な挑戦
・組織の力を引き出す
の11のテーマに分けて、50の論文を採録している。羅針盤ともいえるような一冊。
2013年10月に書いたブログ記事は以下の3冊でした。
「USERS 顧客主義の終焉と企業の命運を左右する7つの戦略」
「キラー・クエスチョン 常識の壁を超え、イノベーションを生み出す質問のシステム」
「言える化 ー「ガリガリ君」の赤城乳業が躍進する秘密」
売れ筋ですが、ガリガリ君が1位でした。2位はダニエル・ピンク、3位は偶然同じ時期に刊行されたボスコン本2冊が仲良く3位でした。
ということで、ベスト3は以下の通りでした。
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